動画:ダムができるまで

動画:ダムができるまで(ダム本体:フィルダム編)


<コア材採取>
・ダムを造る材料を山などから採取します。
・これはコアと呼ばれる土の部分の採取状況です。
・山をブルドーザで掘削し、ダンプトラックで運びます。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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<スラリー処理>
・岩盤とコンタクトクレイ(土)の接着をよく するために行います。
・土に水を加えて泥状にしたものを、きれいに水で洗った岩盤に、 ブラシで1~5mm程度塗りつけます。
・岩盤の小さなへこみは土を木槌などで突固めて平らにします。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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<コンタクトクレイ盛立>
・岩盤と接する30cmの厚さ範囲はこれを行います。
・粘性の高い土を1層5~10cmの仕上がりになるよう敷き均し、 専用の機械(エアタンパ、ランマー)で転圧します。
・この作業を何回か繰り返します。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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<コア材盛立>
 水を通しにくい粘土質の土で造り、フィルダムの 水を溜めるために大変重要な役割をします。この粘土質層をコア といいます。一層の厚さは20~30cmで、ブルドーザで敷均し、 転圧機械(左部動画では11トン級振動ローラ)にて6~12回 転圧します。一層の転圧が終ったら、二層目の20~30cmを ブルドーザで敷均し、転圧機械にて6~12回転圧します。 この繰り返しをダムの所定の高さまで行います。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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<フィルター材盛立>
 コア(粘土質の土)が流れ出さないように砂利層で コアの両側を保護します。この砂利層をフィルタといいます。一層の 厚さはコアの2倍の40~60cmで、ブルドーザで敷均し、転圧機械 (左部動画では11トン級振動ローラ)にて4~6回転圧します。 施工中、コアの保護の役割もありますので、コアと同じ高さで盛立てます。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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<ロック材盛立>
 コアとフィルタを支えるために頑丈な岩石をフィルタの 両側に積み上げます。この岩石層をロックといいます。一層の厚さは 約100cmで、ブルドーザで敷均し、転圧機械(左部動画では18トン 級振動ローラ)にて4~6回転圧します。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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<リップラップ>
 ロックフィルダムの上下流法面に施工される粒径の 大きいロック材のこと。ロックフィルダムの上流面は気象や波浪の影響、 下流法面は気象の影響を受けやすいので、耐久性のある良好な材料を用い て法面を保護します。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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<埋設計器の設置>
 施工管理、安全管理、構造解析を目的として、ダム本体構造の中に計器を設置しています。再設置は不可能に近く、計器の埋設やケーブルの保護、接続等については細心の注意を払う必要があります。設置される計器類は、温度計、ひずみ計、無応力計、応力計、継目計および間隙水圧計等があります。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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<定礎式>
 ダム建設における定礎式は、ダムの基礎が立ち上がった ことを記念するとともに、ダムの本格的な築造に際し、礎石をそえてダム の永久堅固と安泰を祈願する行事のことを言います。

提供:新潟県<柿崎川ダム>


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