大谷池
(おおたにいけ) |
広島県 |
小説家・井伏鱒二
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福山市加茂町は小説家・井伏鱒二が生まれたところ。加茂町百谷の大谷池から生家がある粟根まで、四川沿いは数々の傑作の舞台。「朽助のゐる谷間」「丹下氏邸」「白毛」などの作品が。
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奥只見
(おくただみ) |
新潟県 |
映画「ホワイトアウト」のモデルとなったダム
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2000年公開の映画「ホワイトアウト」のモデルは奥只見ダムだった。日本最大の貯水量を誇る奥遠和ダムがテロリストグループに占拠されるという話で、日本映画史上空前のアクション大作といわれ、大ヒット。監督:若松節朗、原作:真保裕一、出演:織田裕二、松嶋奈々子、佐藤浩市など。ロケは、奥只見ダムではなく黒部ダムで行われた。
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小河内
(おごうち) |
東京都 |
石川達三の小説「日陰の村」の舞台
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戦前、小河内ダム建設のため水没する村から三多摩地域の代替地に移住した人々は、そこになかなか順応できず、戦後も窮乏や流転をくりかえした。1937年当時、作家石川達三はその様子を「日陰の村」という小説にえがいた。
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川原
(かわばる) |
宮崎県 |
武者小路実篤の「新しき村」
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「友情」、「その妹」、「人間萬歳」などで知られる小説家・武者小路実篤(明治18年〜昭和51年)は、自然と社会と人間が調和した桃源郷の実現を目指し、「新しき村」を大正7年日向(宮崎県児湯郡木城村大字石河内字城)に、続いて昭和13年埼玉県(入間郡毛呂山町大字葛貫下中尾)に創立した。日向の新しき村は、小丸川右岸沿いの土地 6.5haで、そこに子供を含めた18人が入居。その後、川原ダム(当時は浜口ダム)の建設に伴い、新しき村の土地の一部の水田4反2畝が水没した。
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黒部
(くろべ) |
富山県 |
映画「ホワイトアウト」のロケ地
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2000年公開の映画「ホワイトアウト」のモデルは奥只見ダムだが、ロケ地は黒部ダムだった。日本最大の貯水量を誇るダムがテロリストグループに占拠されるという話で、日本映画史上空前のアクション大作といわれ、大ヒットした。監督:若松節朗、原作:真保裕一、出演:織田裕二、松嶋奈々子、佐藤浩市など。黒部ダム付近を中心に100日以上に及ぶ過酷なロケを敢行。
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黒部
(くろべ) |
富山県 |
石原裕次郎主演、映画「黒部の太陽」
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黒部ダムは「黒部の太陽」の舞台。大破砕帯にぶつかった大町トンネル建設の物語。岩岡剛(石原)はトンネル掘りのためにはどんな犠牲も省みない父に反抗し、家を出て設計技師として図面をひいていたが、父の様子を見に黒部に行ったとき、現場責任者・北川(三船)の熱意を見て、父に代わってトンネル掘りの指揮を取る。関電社長の太田垣は危機を乗り切るため莫大な資金を投入。北川や剛らの努力が実を結び、難所を突破。監督熊井啓。三船敏郎、滝沢修、志村喬、辰巳柳太郎、宇野重吉、芦田伸介、佐野周二、高峰三枝子、樫山文枝等が出演。
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佐久間(元)
(さくま) |
静岡県 |
劇場公開された記録映画
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岩波映画製作所製作の記録映画「佐久間ダム」は、記録映画としては珍しいが、当時一般劇場で上映され、観客動員記録を作るほどのヒットだった。当時電源開発に佐々木良作氏(後の民社党委員長)がいて、ダム建設の記録映画を作りたいと大蔵省に説明したが、だめだといわれそれならと劇場公開用の映画を作ることにしたと言われる。
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四川
(しかわ) |
広島県 |
小説家・井伏鱒二
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福山市加茂町は小説家・井伏鱒二が生まれたところ。加茂町百谷の大谷池からダムを通り生家がある粟根まで、四川沿いは数々の傑作の舞台。「朽助のゐる谷間」「丹下氏邸」「白毛」などの作品が。
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仙人谷
(せんにんだに) |
富山県 |
吉村昭の小説「高熱隧道」の舞台
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黒部峡谷鉄道の終点・欅平から黒部ダムまで関西電力の工事用輸送路「黒部ルート」が続く。欅平から竪坑をエレベーターで200メートル上がると、トロッコはそこからトンネルを走る。トンネルは、仙人谷ダム建設のために建設された。吉村昭の小説「高熱隧道」の舞台。硫黄のにおいがトロッコの車内にプーンと漂う。岩盤温度が摂氏130度にも達する。建設当時はダイナマイトが自然発火するほどだったという。
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高瀬
(たかせ) |
長野県 |
曽野綾子「湖水誕生」の舞台
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高瀬、七倉両ダムの建設に情熱をかけた技術者たちの真摯な姿を、曽野綾子は『湖水誕生』(昭和60年)で小説化した。技術者たちと、夫不在の家族たちの生活群像を描く。ダム現場に7年間も通いつづけ徹底的に取材したという。
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田子倉
(たごくら) |
福島県 |
曽野綾子の小説『無名碑』の舞台
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曽野綾子の小説『無名碑』の舞台となった。土木技師三雲竜起が、田子倉ダムをはじめ、名神高速道路、タイのアジア・ハイウェイ−の建設に挑んだ物語。
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田瀬
(たせ) |
岩手県 |
三船敏郎の「激流」
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田瀬ダム建設現場は、三船敏郎主演の映画「激流」の舞台となった。三船敏郎は当時32才。血ダム技術者が、戦後日本の復興期に使命感に燃えてダム建設に立ち向かう姿を演じた。
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横山(再)
(よこやま) |
岐阜県 |
映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の撮影があった
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2010年12月1日に公開された映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。その撮影が横山ダムであった。2009年11月5日に、山崎努(沖田艦長役)、橋爪功(藤堂平九郎地球防衛軍司令長官役)がダム訪れ、地球防衛軍がヤマトを補修している秘密地下工場のシーンを横山ダム内部で撮影した。
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横山(元)
(よこやま) |
岐阜県 |
映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の撮影があった
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2010年12月1日に公開された映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。その撮影が横山ダムであった。2009年11月5日に、山崎努(沖田艦長役)、橋爪功(藤堂平九郎地球防衛軍司令長官役)がダム訪れ、地球防衛軍がヤマトを補修している秘密地下工場のシーンを横山ダム内部で撮影した。
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