最近ダム好きの数が急テンポで増えてきているように思う。男女を問わず、世代を超えて、かなりの程度一般化している。かつてはダムマニアと言えば世の中で好奇の目で見られた感があったが、それは一昔のことだ。
最初は、ダムを訪問して写真を撮りそれをホームページやブログで公表するといった行動が一般的であったが、中には写真の腕前も上達し、写真集を出している人もいる。最近では、写真に止まらず、ダムを題材に絵を描いたり、版画にしたり、さらにはダムの彫刻を作成する人まで現れた。また一方では、ダムを対象にした漫画も出てきた。
そこで思いついたのだが、これらを展示する「ダム美術館」があってもいいのではないか。さらに進んで、ダムグッズ、ダムの出版物などを含めて展示する「ダム博物館」はどうだろうか。
ダムに行ってみると、大きなダムでは結構広く展示スペースがあることが分かる。有効に使われているところもあるし、必ずしもそうでないところもあるように見受けられる。どこかのダムで展示スペースを提供してくれるなら、実現性が高まるのではないか。
みんなで協力して作る「ダム博物館」。写真、絵画、彫刻、漫画などの作者が作品を提供。どこかのダムの事務所が場所を提供し、日常的な管理をする。ダム協会が総合調整と、可能ならば資金援助をする。こんなイメージでどうだろうか。
それにしても、場所がなければ実現しない。どこかのダムで、手を上げてくれるところがないだろうか。
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