すでに各種メディアで報じられているが、10月に「ダム博物館」ができる。 本館とテーマ別の分館に分かれていて、本館はWebサイト(http://damhaku.jp/)に10月3日オープンする。 分館第一号は、10月29日に浦山ダム(埼玉県)の「うららぴあ」に「写真館」がオープンする。オープン当日はオープニングセレモニーが行われる。様々なテーマを持つ分館は今後各地のダムに順次増えて行く。
ダム博物館設立の目的をざっくり言うと、ダムが一般化してきたので、その一般の方を対象に、より深くダムを知ってもらうためとういことになる。 具体的にはおそらく、ダムカードをもらうためにダム巡りしている方や、放流を見にダムを訪れる方などが対象になるのだろう。 どの様なコンテンツになるか楽しみである。きっと訪れる多くの人を満足させるものになるだろう。
分館「写真館」ができる浦山ダムの「うららぴあ」
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA 展示イメージ まだテスト展示ということで殺風景ではあったが、ここに迫力ある放流写真などが並べば華やかになりそうだ。
ここで、少し疑問に感じていることをダム協会のJny氏に伺った。
Q1.一般の方を対象にするにあたり、どの様なコンテンツにしようとしているか。
A.本館は、一般の方に興味を持って頂けるような内容にしたい。しかし面白いと言うだけに止まることなく、より深い感動や知識が自然と得られるような、そんなことが理想です。ダムは技術的なことが中心にあるわけですが、社会経済的な役割も重要ですし、歴史、文化、芸術など幅広く多面的な存在です。それも念頭に置いて、コンテンツを揃えられたらいいなと思います。 分館はテーマ別に、各ダムの現地に置くことを想定しています。浦山ダムに第1号として「写真館」ができますが、写真は誰でも親しみやすいので、ダムをまだよく知らない方も含めて多くの方においで頂けるのではないかと期待しています。ダム写真のメッカになれるよう充実を図っていきたいと思います。
Q2.本館(Webサイト)や分館(各地のダム)を周知するための手段(広報)はどのように考えているか。
A.正直、まだ余りよく考えていません。この情報化社会で、おもしろいもの、いいものができれば、瞬く間に世の中に伝わり、多くの方に知って頂けることになるでしょう。要は中身。少し長期に考えたいと思います。いずれにしろ、ブログ、SNS、口コミなどを通じて、皆様方のご支援をお願いする次第です。
Q3.来場記念のノベルティグッズなどは考えているか。(ロゴ入りボールペン、ダムカード風カードなど)
A.構想はいろいろあります。カード、缶バッジなど。実現するかどうかは、これからです。数はともかく缶バッジはできそうです。どなたか、写真館オープン記念のカードをデザインして頂けないでしょうか。ダムカード風の。デザインさえあれば実現しそうな気がします。
最後に、分館「写真館」のおすすめの楽しみ方をご紹介したい。 浦山ダムは放流時やその他不定期で堤体のライトアップが行われる。ライトアップ中は「うららぴあ」が休憩所として提供されているため、ライトアップの合間に「うららぴあ」で休憩したり分館を見学したりすることができる。 ライトアップ時以外でも、進撃の浦山ダム(次回は10月23日なのでオープンに間に合わないが)などのイベントに合わたりするのもおすすめである。
放流&ライトアップ中の浦山ダム
痛車イベント「進撃の浦山ダム」
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