T.Oroville Dam
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1.ダム関連情報
1−1.ダム諸元
ダム名(英語) | Oroville Dam | ダム名(日本語) | オロビルダム | アメリカ堤高順位 | 1 | 世界堤高順位 | 16 | 堤高(feet) | 770 | 堤高(m) | 230 | 堤頂長(feet) | 6,920 | 堤頂長(m) | 2,110 | 形式 | アース | 竣工年 | 1968 | 所在州 | California | ダム事業者 | California Department of Water Resources | 河川 | Feather River | ダム湖名(英語) | Lake Oroville | ダム湖名(日本語) | オロビル湖 |
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1−2.ダム・発電所見学ツアー情報
てっきり無いものと思っておりましたが、今回執筆にあたって再度調べたところ、ウェブサイトおよびパンフレットに、発電所「Edward Hyatt Powerplant」や「Feather River Fish Hatchery」(直訳:フェザー川の魚の孵化場。おそらくダム下流の施設?)について無料のツアーを行っているという記載がありました。連絡先の電話番号が記載されていましたが、今でも実施しているのか、どこに集合なのかなど詳細はよくわかりませんでした。
1−3.オプショナルツアー情報
調査しましたが、見つかりませんでした。
1−4.ダムへのアクセス情報
サンフランシスコからレンタカーで行くのが一番良いと思います。 ホテルが多いユニオンスクエア周辺からは約3時間、サンフランシスコ国際空港からは約3時間15分また、私が訪れた「New Bullards Bar Dam」からは約1時間、「Monticello Dam」からは約2時間20分
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A:ユニオンスクエア B:「Oroville Dam」 C:「New Bullards Bar Dam」 D:「Monticello Dam」 E:サンフランシスコ国際空港 |
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2.見学記
まずアメリカで1番高いダムに行きたいという思いはありましたが、いざ調査をしてみるとこのダムについて日本語で書かれているページがほとんど無い状態でした。そのため、行って見る事が可能なのか(保安上の問題)、またダムが見えるスポットがあるかどうかが不明でした。 それでも、地図の衛星写真から天端が一般道路になっていると思われたので、とりあえず近づいて見えるのは間違いないだろうという思いだけはありました。 また、前述の通りオプショナルツアーは無く、公共交通機関もないため、かなり不安でしたがレンタカーを使うしか選択肢が無い状態でした。 見学当日、サンフランシスコで宿泊していたホテル近くのレンタカー店に、開店時刻である6:00に車を借りて出発しました。
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インターステートハイウェイ(高速道路)を走行します。途中で料金徴収がありました。
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走ること3時間ほどで、案内看板が見えてきました。直進方向に、「OROVILLE DAM」とあります。
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こちらは同じ交差点の左折方面の看板です。ここはひとまず直進「OROVILLE DAM」方面へ向かいます。
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少し走ると本線道路から左手に分かれる道があり、そこへ向かうとダムが見えてきました。ただ、これより先はダム下へ通じてると思われますが、ゲートにより閉ざされていました。
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ダムを横から。かなり大きいダムであることがわかるかと思います。
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本線道路に戻り少し走るとまた案内看板「LAKE OROVILLE SPILLWAY」とあります。ここを左折します。
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天端左岸側に到着です。アースダムではありますが、高さはアメリカ1のダムです。
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高さ(堤高)もさることながら、長さ(堤頂長)もかなりの距離があります。
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本線道路の少し先に行きますと、左岸側駐車場があります。そこから見えるダム湖です。素晴らしいブルーできれいです。ここでも堤頂長がかなりあることがわかります。
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ベンチもありました。
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奥の建物はトイレです。
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ここで地図案内板を見ました。
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実は来る前に気になっていたことがありまして、情報量が圧倒的に少ないオロビルダムですが、「ビジターセンター」がありそうだということが事前の情報収集でわかりました。 しかし、そこがダムに関する展示など行っているかが不明でした。(後日わかりましたが、英語サイトであれば情報はありました。)
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せっかくなので、確かめに行きました。ダムから少し距離があり少し迷ってしまいましたが、到着です。看板にもDAMの文字はありません。
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入り口です。
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案内図です。
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そして、中に入ると、やはりダム・発電所に関する展示がありました。
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Facebookやってるみたいです。
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これなんかは、なかなか立派ですよね。
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GameやQuizなども。
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発電所の説明のようです。
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ここはギフトショップになります。記念にいくつか購入しました。
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屋上に展望台があります。眺めはこのような感じです。ダムは若干見えにくいかな。
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ビジターセンター、なかなか立派なものでした。来てよかったです。 施設名にDAMと記載されていなかったり、ダムから少し離れているため、下手したら気がつかなかったかもしれません。 さて、ビジターセンターをあとにし、再びダムのほうへ向かいます。
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天端です。一般道路になっています。
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下流を見下ろします。下に発電施設が見えます。
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こちらは右岸からです。
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洪水吐を跨ぐ道路の上です。こちらはゲート部分です。金網が張られています。
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この写真の右手側から洪水吐が望めますが、こちらも金網が張られています。
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かなり広い洪水吐です。轟音とともに放流してました。ただし、ここから下流面は見えませんでした。
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次は、ダム下の方面へ行きます。来た道を少し戻り、行くときに左折方向にあった案内看板の方面へ。
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中腹ぐらいの場所から撮影。手前が空き地になっていて、もう少し近づきたいところですが、ここもゲートおよび金網で進入不可です。
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さらに進むと、道はあれどゲート封鎖が続きます。
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そしてさらに道を進むと、放流中の洪水吐を横から見える場所が出てきました。これは見応えあります。
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またさらに進むと、路肩が広くなっている場所があり、そこに駐車して茂みの中に進む人がいました。その方々に着いて行ってみると…
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さらに進みますと、そこには、
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なんと!アメリカで1番の高さを誇るダムの放流が目の前で見れてます!実はこの場所は事前の情報収集ではノーチェックだったのでまさかこんな近くで、しかも放流している所を見られるとは思いませんでした。少なからずリスクがある海外でのレンタカー利用でしたが、これを見た瞬間に本当に来て良かったと思いました。しかも、素晴らしく良い天気です。
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放流を堪能したあと、道路に戻り少し走ると、今度は洪水吐の全体像が見れる場所がありました。頂上部も見えてるかと思います。
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3.まとめ
アメリカで堤高第1位のダムでビジターセンターも充実しています。それでも見学者がほとんどいなく、ひっそりとしていました。 ネット上の情報量が少なく、またアクセスしにくいダムでしたが、やはりフーバーダムよりも高いダムがどのようなものかを見ておくのも良いかと思います。 アメリカ1高いダムの放流が間近に見れた時は、本当に感動しました。
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