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ダム番号:994
 
三浦ダム [長野県](みうら)



ダム写真

(撮影:さんちゃん)
064916 さんちゃん
064974 さんちゃん
028255 灰エース
064977 さんちゃん
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どんなダム
 
戦前で2番目に高いダム
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戦前に完成したダムで、堤高が塚原ダムに次いで2番目に高い。建設当時総貯水容量は東洋一だったともいわれる。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
[写真](撮影:灰エース)
秘境のダム
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王滝川最上流部。一般の人は立入禁止。ダム湖は静寂のなかに美しく御岳山を映し出す。まさに秘境の湖。
[写真](撮影:犹泱)
建設労働者の街が出現
___ 建設工事従事者は延べ210万人に上り、建設現場には、それまでの「飯場」のイメージを一新する、大浴場、上水道、学校、病院などが完備した労働者の街が出現したという。
シリーズ ダム百選 投票から
第 12 回  『 見たいけれどなかなか見られないダム 』
■ 一般、立ち入り禁止区域の為 (41〜50歳 男)
テーマページ 「理の塔、技の塔」 〜私説・戦後日本ダム建設の理論と実践〜 (3) 昭和初期―偉才物部長穂と河水統制事業―
ダム好きが秘境の三浦ダムでダムサミット?
ダムインタビュー(19) 琉さんに聞く 「時々 ""ダム王子"" とか呼ばれちゃってますけど」
このごろ 王滝三浦ダム見学会を開催します!
秘境三浦ダムを見に行こう!イベント参加レポート【前編】
左岸所在 長野県木曽郡王滝村三浦国有林内  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯35度49分27秒,東経137度23分38秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  王滝川(6km)  加子母防災(8km)

河川 木曾川水系王滝川
目的/型式 P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 83.2m/290m/507千m3
流域面積/湛水面積 73.4km2 ( 直接:69.4km2 間接:4km2 ) /280ha
総貯水容量/有効貯水容量 62216千m3/61600千m3
ダム事業者 関西電力(株)
本体施工者 間組
着手/竣工 1932/1945
ダム湖名 三浦湖 (みうらこ)
ダムカード画像コレクション
三浦ダム・発電所 Ver.1 (2010)
リンク DamJapan・三浦ダム
DamJapan・三浦ダムその雪
Dam's room・三浦ダム
THE SIDE WAY・三浦ダム
ウィキペディア・三浦ダム
ダム『京』・三浦ダム写真集
ダムマニア・三浦ダム
ダムマニヤ倶楽部・三浦ダム
ダム好きさん【三浦ダム】
ダム便覧保存館・水がめ便り・三浦ダム
水力ドットコム・三浦発電所
雀の社会科見学帖・三浦ダム
日本全国ダム紀行・三浦ダム
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】流域面積[73.5→69.4]
【06当初→06最終】流域面積[69.4→73.5]
【06最終→07当初】河川名[王滝川→庄川] 流域面積[73.5→73.4]
【07当初→07最終】河川名[庄川→王滝川] 着手[1943→1932]
【08最終→09当初】堤高[83.2→83]
【09当初→09最終】堤高[83→83.2]

■ このごろ → このごろ目次
秘境三浦ダムを見に行こう!イベント参加レポート【前編】

 
先日「このごろ」にて告知がありました、『秘境三浦ダムを見に行こう!〜王滝三浦ダム見学会〜』に参加してまいりました。

このイベントは水と緑のふるさと王滝村の活性化のためのプロジェクトを展開するむらづくりチーム 一般社団法人 ムラビトミライ様が企画されたもので、紅葉真っ盛りのダムと自然を満喫しようというコンセプトのツアーでした。
先着30名までの募集でしたが、東北や関西からの参加者も多く定員いっぱいの参加人数だったそうです。

主催者様のご尽力と関西電力様のご厚意により普段目にすることが難しい三浦ダムと王滝川ダムの見学の模様を写真でお伝えします。

※三浦ダムは国有林の中にあり、専用林道のため車両侵入禁止です。
 通常訪れる場合は片道8キロの道のりを徒歩で向かうことになりますので注意してください。

紅葉真っ盛りの三浦ダム 苔むした古い堤体がしっとりと濡れ歴史を感じさせられました。



関西電力様の協力により監査廊・発電所も見学させていただきました。



立入禁止のため普段は見ることができない直下からの眺めも圧巻でした。



大興奮の三浦ダム見学を終え、いよいよ徒歩で林道入口まで8キロ!!トレッキングのスタートです… 後編へ続く

(2015.10.16、ダムマイスター 03-046 佳)


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ダム好きが秘境の三浦ダムでダムサミット?

 三浦ダムは、長野県の王滝川最上流部にある。車は通行止め、8キロほどの道を歩かなければ到達しない。まさに秘境のダムだが、平成16年の8月のある日、各地から集まったダム好きが、徒歩でその三浦ダムをアタック。
 これは、幹事役の灰エースさんのご協力をいただいて、その様子を紹介するものです。前日から泊まり込みで実施され、大まかなスケジュールは以下の通りですが、ここで紹介しているのは三浦ダムに行った日(15日)の様子です。
■三浦ダムにアタック


いざ出発

 当日は台風の影響など、天候も心配されたが、まずまずの天気か。当日参加のメンバーも迎え、朝8時に林道通行止めゲートから徒歩で三浦ダムを目指す。
ゲート前で記念撮影。前日飲みすぎダウンした者一名?はいないようだ。

林道を談笑しながら歩く。
もう少しで

ダムまで8キロほどの行程、ひたすら歩く。
王滝川の水はきれい。

ダム放流注意の看板。この上流1キロにダム、もうすぐだ。
やっと見えた

ダムがやっと見えてきた。そのときのことを灰エースさんはこう言っています。

『延々と林道を歩いて飽き飽きしていたころに、木々の隙間から三浦ダム堤体が見え始めたときの感動といったら♪ 往復の林道を歩いている間は小雨が時折降る天候でしたが、三浦ダムでは一切雨が降りませんでした。

「天も俺たちを味方しているッ!!」 こういうノリです(笑』
木々の隙間から苔むした堤体がッ!!

歩き疲れたが、ダムが見えると力がよみがえる。
三浦ダムに到着

到着。苦労した甲斐があった。

念願の三浦ダムの天端に立って感激。
帰りも歩き

三浦ダム見学を終えて、延々ともと来た道を戻る。その後、解散。

 ・・・→ 全文はこちら
(2004年8月作成)



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ダムインタビュー(19)
琉さんに聞く
「時々 "ダム王子" とか呼ばれちゃってますけど」

三浦ダムのオフ会がダムマニアとの交流の始まり

中野: オフ会にもよく参加しておられるようですが、最初にオフ会に参加されたのは?

琉: 最初にダムに行くというオフ会に参加したのは三浦ダムに歩いていくという会ですね。たしか灰エースさんの企画」だったと…。その企画がすべての始まりだったと思います。

三浦ダムオフ会(撮影:琉)

同左

同左
中野: ダムマニアの方たちといっしょにダムに行っていろいろ交流をしはじめたきっかけということですね。

琉: そうですね。その時から始まっていますね。そのオフ会のメンバーは、今の面々とほとんど変わっていないと思います。今はちょっと増えていますが。

中野: それは誰かが、新しい人を連れてくるということですか。

琉: いや、それはダムマニアの掲示板とかで書き込みをして、じゃあオフ会しますとか、オフ会行きます?とか、そんなことでだんだん増えて来ていると思います。今はけっこう回数が多いので、参加者は二十人くらいかな。

中野: まったく知らない方同士で、ダムに興味をもっているという人でも参加できるということですか?

琉: そうですね。

中野: だいたいオフ会というのは、泊まりで行くのですか?

琉: いえ、決まりはありません。泊まるのは、夜の飲み会がしたいからというのもあるんですね。

中野: だいたい一回のオフ会で二、三ヶ所のダムを見るとか?

琉: それはもうまったく会によりけりです。普通はだいたい二ヶ所か三ヶ所かのダムを見ますね。

 ・・・→ 全文はこちら
(2009年9月作成)


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