全項目表
 
ダム番号:1499
 
多々良木ダム [兵庫県](たたらぎ)



ダム写真

(撮影:灰エース)
030866 灰エース
099727 cantam
030877 灰エース
030882 灰エース
111706 安河内孝
111715 安河内孝
099724 cantam
099726 cantam
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どんなダム
 
規模の大きいアスファルトフェイシングフィルダム
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堤高64.5m。アスファルトフェイシングフィルダムとしては日本で4番目に高い。その他このタイプでは、湛水面積は第1位、総貯水容量は第2位、堤体積は第3位。
[写真](撮影:灰エース)
国内第2位の出力を誇る揚水発電所
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奥多々良木発電所は、国内第2位の出力を誇る揚水発電所。その上部ダムが黒川ダムで、下部ダムが多々良木ダム。この間の有効落差最大387.5mを利用。
[写真]奥多々良木発電所(撮影:夜雀)
あさご芸術の森美術館
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ダム直下にあさご芸術の森美術館がある。広大な野外彫刻公園と屋内の美術館によって構成される、新しい芸術空間。朝来市出身の文化功労者淀井敏夫氏の生涯作品を屋内外に常設展示。
[写真](撮影:安部塁)
たたらぎダム湖マラソン大会
___ 毎年6月に、たたらぎダム湖マラソン大会がある。2008年は6月1日に第23回が開催され、約2千人が参加。
シリーズ ダム百選 投票から
第 26 回  『 湖が楽しめるダム 』
■ ダムまでのアクセスも容易で適度な距離があるので休日の散策やライドにはぴったりです。ダムの真下には美術館があり、ロックフィルを背景に彫刻が並ぶ様は不思議な世界観を感じます。また渇水になり湖面が露わになれば集落の跡が見えるのでそちらも必見です。私がその光景を目にする事ができたのは十何年も前ですが。笑
また上部にある黒川ダムまで足を伸ばせば温泉もあるので、自転車でダムを堪能した後は温泉で疲れをとるのがお勧めです。 (m2g)

テーマページ 平成18年度 「森と湖のある風景画コンクール」 受賞作品
ダム温故知新 《第18回》 多々良木ダムを訪ねて
左岸所在 兵庫県朝来市多々良木字南谷  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯35度14分13秒,東経134度49分55秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  黒川(4km)  大路(6km)  生野(6km)  与布土(7km)

河川 円山川水系多々良木川
目的/型式 P/アスファルトフェイシングフィル
堤高/堤頂長/堤体積 64.5m/278m/1462千m3
流域面積/湛水面積 13.4km2 ( 全て直接流域 ) /105ha
総貯水容量/有効貯水容量 19440千m3/17380千m3
ダム事業者 関西電力(株)
本体施工者 前田建設工業
着手/竣工 1970/1974
ランダム情報 【ダムカード配布情報】2021.8.1現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○奥多々良木発電所 10:00〜16:00(土・日・祝日を含む)※当日の業務都合により配布できない場合があります。※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から配布を休止をしている場合がございますのでHPをご確認ください。
ダムカード画像コレクション
多々良木ダム .1.0 (2007.07)
[協力:安部塁]
多々良木ダム Ver.1.0 (2008.07)
[協力:け〜]
リンク DamDrive・多々良木ダム(その1)
DamDrive・多々良木ダム(その2)
THE SIDE WAY・多々木ダム
ウィキペディア・多々良木ダム
ダム好きさん【多々良木ダム】
ひろしのダム発電所見学記・多々良木ダムから奥多々良木発電所
奥多々良木発電所にようこそ!(関西電力株式会社)
吉備の国 風景撮物帳・多々良木ダム
水力ドットコム・奥多々良木発電所
雀の社会科見学帖・奥多々良木発電所見学 その1
雀の社会科見学帖・黒川ダム&多々良木ダム
兵庫県のダムNo.7
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】左岸所在地[朝来郡朝来町多々良木字南谷→朝来市多々良木字南谷]
【06最終→07当初】河川名[多々良木川→砂子谷川]
【07当初→07最終】河川名[砂子谷川→多々良木川]
【08最終→09当初】堤高[64.5→64]
【09当初→09最終】堤高[64→64.5]

■ テーマページ → テーマページ目次

ダム温故知新
《第18回》 多々良木ダムを訪ねて

写真・文 安河内 孝

 当ダムはフィルダムであるが、コアが全く無いアスファルトフェイシングフィルダムアスファルト表面遮水壁型ロックフィルダム)という型式である。竣工後38年経っているが、遮水壁は健全な状態を維持している。また、上部調整池である黒川ダムとの間で、有効落差387.5mを利用して揚水発電を行い、最大193万キロワットの電力を発生させる。今年の夏はフル稼働したものと思われる。

 当ダムの最大の特徴は、ダムと広大な野外彫刻公園及び「あさご芸術の森美術館」によって構成されていることである。朝来市出身の文化功労者淀井敏夫氏の生涯作品が屋内外に常設展示され、近くで見ることが出来る。ダム直下に美術館がある例は全国でも極めて稀で、巨大なダムと繊細な彫刻が融合している不思議な空間を感じて欲しい。


(これは、「月刊ダム日本」からの転載です。)
(2014年1月作成)


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