今年で4回目となる「ダムなんでも相談室」が「第33回水の週間」イベントの一環として、北の丸公園の科学技術館2階に設けられた水の週間コーナーで開催された。 ブースのテーマは「多すぎる水・少なすぎる水」。地球温暖化防止対策として有効なクリーンエネルギーである「水力発電」の重要性をアピールした。
「ダムなんでも相談室」は、「ダム工学会」と「CMED会」の共催で、7月31日から8月2日の土日を含む3日間で1,200人を超える来場者を迎えた。
ブース運営のコンセプトは、「本物・手造り・参加型」とし、企画から運営までを本物の技術者が行い、手造り水力発電模型を来場者が操作できるように工夫した。水車が回り、LEDランプが点灯すると「オー!点いた!」と歓声があがる。
またアーチアクション模型の実演にも参加できるよう工夫した。お母さんからも「解りやすい!」と高評を博した。 来場者には全員ダムクイズに挑戦していただき、「東京都で使用する水の70%が他県のダムに頼っていること」、「水力発電が最もクリーンなエネルギー(電気1kw当りのCO2の発生量が最も少ない発電方法)である」ことを説明、理解して頂いた。全問正解者には解答用紙に「ダム博士」のスタンプが押され、皆さん、ニコニコ顔であった
また、来場者にはダムグッズとして、ダム卓上カレンダー・ダム下敷き・クリアファイル・温暖化防止アピール文・アーチアクション模型作成説明文・ビー玉(アーチアクション実験材料)を袋に入れて配布した。 開催期間中、ブースでは「ダム博士」に扮したCMED会・建設コンサルタント・ダム技術センターのメンバーが3日間で延べ25名参加した。参加者からは、「大変だったが、充実した時間だった」、「小さな一歩だが、手応えを感じた」 などの感想が寄せられた。
ダム卓上カレンダー
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