第35回水の週間の「水の展示会」は、例年通り東京の科学技術館で、7月29日(金)−31日(日)に行われた。出展したのは、これも例年とほぼ同じで、国土交通省、水資源機構、東京都水道局、ダム工学会、日本水フォーラム、電源開発(株)、TOTO(株)など。 初日の29日に見に行ってきたので、その印象を簡単に紹介する。ごくつまみ食い的ですが。
初日、始まったばかりで、まだ客はまばら
■ 「ダムなんでも相談室」
毎年恒例となったダム工学会・CMED会共催の「ダムなんでも相談室」も、入り口の真ん前にブースを確保して展示していた。単なる展示にとどまることなく、担当の人(「ダムものしりはかせ」と称している)が何人もいて、客が来ると個別に対応。クイズを出したり、記念品を配ったり、水力発電の模型を実演したり・・・、と「ダムものしりはかせ」が汗だくで対応。最近はこのようなスタイルが他のブースでもしばしば見られるが、その先駆けは「ダムなんでも相談室」ではないだろうか。
ぼつぼつ客が訪れ始める
「ダムものしりはかせ」がクイズを出しているのだろうか 場所柄か、親子連れが多い
水力発電の模型のデモ 上から水が落ちてきて 発電機を回して電気がつく
| 発電機の模型、手作り感満点
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初日の展示終了後、明日に備え、資料の袋詰め
■ J-POWER CARD
電源開発の展示を見た。ここでは、客を集めて発電の原理などを説明していた。展示を見ているうちに、J-POWER CARD なるものが展示されているのを発見。ダムカードは有名だが、こんなカードは初めて見たので、見入っていると、そのうちに人が寄ってきて、カードをもらうことができた。なかなか面白い。裏にある説明文もいい。
担当の人が実演したり、説明したりするスタイルだと、単なる展示よりもずっと客が集まる
J-POWER CARD、右上がケースで、中に9枚のカードが入っている
ダム
| 裏面に説明がある
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風車
| 弱点は無風
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荘川桜
| 得意技は「心をひとつに」
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