《このごろ》
ダム工学会若手の会による
第7回「語りべの会」の参加者を募集中!

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 平成28年2月17日(水)午後2時より、東京大学本郷キャンパス山上会館(大会議室)において、ダム工学会若手の会による、第7回「語りべの会」が開催されます。今回は、「東京に潜む大水害のリスク」をメインテーマに講演及びパネルディスカッションを行います。

 注目ポイントは、江戸川区の土木部長時代に「海抜ゼロメートル世界都市サミット」を企画・開催した(公財)リバーフロント研究所理事の土屋信行さんと、ダムマイスターの中でも最もダムの働きに詳しい、ダムマイスター星野夕陽さん、夜雀さんによるパネルディスカッションです。とくにダムマイスターのお二人は、ダムの洪水調節機能について詳しく、一般の方により詳細なダムの働きを伝えることが出来る貴重な方々です。
 星野夕陽さんは、「日本ダムアワード2015」において、昨年9月の「関東・東北豪雨」により鬼怒川が破堤して大きな洪水被害が出た際に、上流の「鬼怒川4ダム」が洪水調節機能を果たしたことについて発表をされ、「鬼怒川4ダム」は見事大賞に輝きました。
 また、夜雀さんは、平成21年8月の台風18号豪雨の際に、名張川上流の3ダム(青蓮寺、比奈地、室生)連携によるゲート操作の状況をPV「これより本則操作を離れる」にまとめ、同年12月のトークイベント「ダムナイト3」において発表。大きな反響を得ました。

 ダムによる洪水調節のあり方は、一般の方からすれば、何をやっているのかがほとんど理解されていないのが実情で、例えば、豪雨時に大量に放流しているので、下流で洪水が起きていると、新聞やTV局の記者でさえ誤解したまま情報発信しているのが現状です。
 今回は、こうした現状を踏まえ、東京に潜む洪水リスクという視点から、ダムの働きを語って頂きます。ダム工学会のホームページから申し込みができます。皆さまのご参加をお待ちしております。


(2016.2.4、中野朱美)
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