10月13日(木)から『浅瀬石川ダム秋のライトアップ』が、始まります。 期間は11月6日(日)までの25日間。時間は17時から21時と、四季を通じたライトアップの中では、最も長い4時間の点灯です。 昨年夏から再開したライトアップも、今回で6回(シーズン)目となります。 今年も、ダム至近の中野もみじ山(※)のライトアップ『光のファンタジー』開催日程と合わせて実施致します。 浅瀬石川ダムのライトアップですが、これまでは堤体下流面の照明を中心に実施しておりましたが、今回は初となるダム上流面のライトアップも行います。 これまでとひと味違うライトアップを楽しめるかと思います。 ダム湖周辺は、黒石温泉郷の名で親しまれる様々な特徴を持った温泉も数多くあります。この機会に、一度黒石まで紅葉と温泉、そして浅瀬石川ダムへ足を運んでみては如何でしょう。
※中野もみじ山 黒石市南中野地区にある中野神社周辺。 黒石市の資料によると、亨和2年(1802年)に弘前藩主津軽寧親公が、京都から百余種の楓苗を取寄せ、翌年移植してからもみじの名所とされており、イギリス人女性紀行家イザベラ・バードもこの地を訪れ、「ここはすべてが魅力的である。」と紹介しているそうです。 参考 http://www.city.kuroishi.aomori.jp/Sight_Seeing/Sig_Nakano_02.html
今シーズンご覧頂けるライトアップのご紹介です。 これは、11日に試験点灯した写真です。
浅瀬石川ダムの上流面(R102停車帯から)
2016秋の下流面(国道102号紅葉大橋から) 昨年の秋のライトアップ以降、堤体下流面の照明については、「秋らしい模様を付けたい」と試行錯誤してきました。しかし結果は、色付け(着色)が限界でした。 今回も、色々試してみた結果が、この写真です。
正直、良く見てみないと分からないです・・・。 赤丸部分が、ほんのり赤で、緑丸付近が緑、青丸が青(と言うよりも白?)。これは、水面の色でなんとなく分かって頂けるかと。 着色は、下の写真のフィルムを照明に貼り付けているだけです。 元の照明がナトリウム灯のオレンジなので、思ったように色が出ません。
着色に使用したフィルム さて、着色が分かりやすいのは、昨年度末に追加したクレストゲート照明です。 これは、昨年ライトアップを実施した際に判明したもので、既存の照明では、減勢工内が暗く、夜間の放流や臨時点検の際に暗くて見えにくいため、追加したものです。
2016夏のライトアップの様子 このクレスト照明の色も、今回の秋のライトアップに合わせてリニューアルしました。 ダム湖の名前である『虹の湖』にちなみ虹色にできないか試してみたものです。
下流想い出の橋から 結果は、どうでしょう?虹のように見えるのではないでしょうか? クレスト照明は、これまで同様に時間帯で点灯と消灯を行います。 点灯するタイミングと、消灯のタイミングは次のとおりです。 点灯 17:05、17:45、18:26、19:05、19:45、20:25 消灯 17:30、18:10、18:50、19:30、20:10、21:00
また、10月29日には、特別見学会も行います。 ライトアップに合わせた夜間の特別見学もございますのでお早めにお申し込みください。 今回は、特別見学会参加者の方で黒石温泉郷の西十和田旅館組合加盟宿泊施設へ宿泊された方には、旅館組合から限定ポストカードのプレゼントがあります。 西十和田旅館組合 http://nishitowada.strikingly.com/
2015秋のライトアップの様子 そして、中野もみじ山では、ムービングライトを使用するなど、様々な趣向を凝らした演出も有り、一見の価値ありです。
当ダムは、遠方からお越しになるには、少し遠いダムです。 しかし、ライトアップのみならず、この時期の浅瀬石川ダム周辺には、様々な魅力があります。 中野もみじ山の他に、津軽の名峰岩木山、そして八甲田、十和田湖、奥入瀬渓流など紅葉のスポットが有り、それぞれの場所にある温泉も有名です。 そして、特にこの時期の津軽地方と言えば、生産量日本一のりんごです。
一度いらっしゃってみませんか?
2015秋のライトアップの様子
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[関連ダム] 浅瀬石川ダム
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(2016.10.14、国土交通省浅瀬石川ダム管理所)
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