宮ヶ瀬ダムの竣工式は、平成12年12月2日、約1400名の関係者が参加して現地で挙行された。式典の前後を含め、竣工式とはどのようなものか、その様子を紹介する。
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■ダム建設記念碑除幕式
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竣工式に先立ち、ダムサイト左岸天端広場において、宮ヶ瀬ダム建設記念碑除幕式が行われ、扇建設大臣と地元幼稚園児、地権者代表が除幕を行った。
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地元幼稚園児達と記念碑の除幕式を行う扇建設相 |
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■竣工式典
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その後、場所を堤体上に移し、竣工式典が挙行された。 式典では、奥野晴彦建設省関東地方建設局長の主催者挨拶の後、扇建設大臣の挨拶、宮田信一工事事務所長による工事報告、関係各自治体の長による祝辞があった。 その後、テープカットと記念放水を行い事業の完成を祝った。
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開会の挨拶を行う奥野関東地方建設局長 |
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挨拶をする扇建設大臣 |
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■竣工記念交流の集い
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また、引き続き会場をダムサイト右岸の特設会場に移して宮ヶ瀬ダム建設事業竣工記念交流の集いがひらかれ、関係者が長年の思いを語り合った。
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挨拶する竹村公太郎建設省河川局長 |
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記念交流の集いでの鏡割り |
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■上下流交流文化祭
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一方、宮ヶ瀬湖畔園地・けやき広場では、上下流交流文化祭が開かれ、様々なアトラクションや出店に、大勢の親子連れなどが訪れた。
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水源地・感謝のつどい2000フェスタin宮ヶ瀬湖 |
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熱気球のデモンストレーション |
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地場産品の販売(鮎の塩焼き) |
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紅葉に彩られた宮ヶ瀬湖 |
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《メ モ》
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宮ヶ瀬ダムは相模川水系中津川に建設された多目的ダムで、堤高156m、堤頂長約400m、堤体積約200万m3の重力式コンクリートダム。
総貯水容量約2億m3は、箱根・芦ノ湖に匹敵。その役割としては,洪水調節のほか、横浜市や川崎市などの水道用水として新たに1日最大130万m3を供給するとともに、流水の正常な機能の維持と増進を図る。また、本ダム及び副ダムにおいて最大出力それぞれ24,200KW、1,200KW の発電を行う。
事業は、昭和44年に建設省がダム計画を発表。昭和53年、宮ヶ瀬ダム基本計画が決定・公示。 平成3年本体コンクリート打設を開始し、平成6年、打設を完了。平成10年6月にはダム湖が満水となり(宮ヶ瀬湖の誕生)、第53回国体カヌー競技が開催された。
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[関連ダム]
宮ヶ瀬ダム
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(2004年10月作成)
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