■ 二瀬ダム
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二瀬ダムに着いた。
ここも桜。
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１９６１年完成で、だいぶ古い。アーチを描く。
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こう見ると、きれいなようでもある。
思わず撮ってしまった。
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ダム湖は、「秩父湖」。秩父宮妃殿下の命名だという。
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天端は県道になっている。
狭いので、１列になって、車に注意しながら。
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下流方向。かなり急だ。
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緩やかにアーチを描く。
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秩父湖。かなり水位が高いのか？
何となく雰囲気がある。
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狭い天端を車が通る。
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事務所の方が説明してくれた。
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見上げれば、山もきれい。
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エレベータに乗って、下へ。
ここはＢ１、Ｂ２、Ｂ３と細かく分かれている。
このエレベータも、昔のものらしい。
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監査廊。
幅が狭い。
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コンジットゲート（ラジアルゲート）の操作盤。
コンジットゲートは、国内最初の流量調節可能なラジアルゲートだという。製造は、戦艦「大和」を建造した呉造船所。
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呉造船所の文字が。
この施設自体は新しいようだが、文字は当時の字体をそのままに残したらしい。
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これも、当時のもの。
わざわざ残してある。
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コンジットゲート。
上から見たところ。
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利水放流設備として、ハウエリバンガーバルブを備えている。農業用水放流のためのもの。
これは、昔の開度指示計。東芝製。下に東芝のマークがあるが、古いもの。
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ハウエルバンガーバルブ。ハウエルさんとバンガーさんが開発したので、こう呼ばれるという。口径１２００ｍｍ。
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古いダムなので、監査廊も年月を感じさせる。
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漏水を計る装置。
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つららのように、あるいは鍾乳洞のように。
コンクリートの成分が溶け出してできるらしい。
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配線、そして計器類、それが監査廊の風景。
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非常用洪水吐のクレストゲート（ラジアルゲート）。
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石川島重工業製。
クレストゲートからの放流は、長い歴史で３回しかない。１回目はたぶんできたとき。
３回目は、今年３月で、点検放流が行われた。
そのときの貴重な写真は、こちら
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堤体といい、周りの山といい、何となく落ち着いた雰囲気。
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天気がいいので、影が濃い。
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管理事務所が、天端に通じる道路をまたいでいる。
狭い道路だが、バスも通っている。
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事務所は、老朽化して、移転するようだ。
傾いているわけではないだろうが。
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建設は、熊谷組。
昭和３６年１２月３１日竣工。きりが良すぎるが。
ということで、バスへ。
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