ダムマイスターの古賀さんからメールが来た。 「私は映画好きなので、映画館でよく、チラシをもらってきました。今回、久留米市のギャラリーで、懐かしの邦画チラシ展で200点ほど展示します。原節子とか、田中絹代、高峰秀子の作品などです。整理していたら、黒部の太陽が出てきましたから、送付します。」と。
いつのチラシかは正確には分からないが、ともかく古いもののようだ。裏面の説明には出だしに次のようにある。
「三船敏郎、石原裕次郎−−−日本映画界を代表する二大スターの共演がついに実現。 構想4年、その間には数々の障害が幾重にもぶ厚い壁となって2人の前に立ちはだかっていた。しかし、両プロデューサーは、くじけず、おくせず、この壮大な人間ドラマの製作を開始した。二大スターのこの製作に賭けた情熱と意欲は。まさに映画会最高の話題である。かつ、日本映画市場、最高の制作費3億8,900万円を投じたことは、”日本人の勇気”をたたえるドラマにふさわしい快挙といえよう。」
映画「黒部の太陽」は、その時代背景の下で、ここにあるような映画だったのではないか、もう一度見たいと強く感じた。
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