どんなダムキーワード検索:CSG


厚幌
(あっぽろ)
北海道
台形CSGダムを採用
新しい技術である台形CSGダムを採用し、コスト縮減などを目指す。台形CSGダムとしては、当別ダム、金武ダム(旧名億首ダム)が既に完成している。
金沢調整池
(かねざわちょうせいち)
福島県
貯水池内法面保護工にCSG工法
貯水池内法面保護工CSG工法を採用。ダム現場で永久構造物にCSG工法を採用した初期の事例。2000年3〜11月に施工。貯水池内の土砂を有効利用。
金武(再)
(きん)
沖縄県
初の台形CSGダム
重力式コンクリートダムとして設計を進めてきたが、コスト縮減と環境に配慮した新しい技術である台形CSGダムを採用。ダム本体について国内最初の事例。堤体にCSGを用い、断面形状が台形のダム。新たなダム形式であるので、平成14年6月に国土交通大臣からその構造について特別の認定を受けている。
久婦須川
(くぶすがわ)
富山県
上流2次締切にCSG工法
上流2次締切CSG工法を採用。現地発生材を有効利用。1994年9〜11月に施工。ダム現場でのCSGの初期の事例。
サンル
(さんる)
北海道
台形CSGダムを採用
新しい技術である台形CSGダムを採用する。コスト縮減などを目指す。台形CSGダムとしては、当別ダム、億首ダムが既に完成している。
摺上川
(すりかみがわ)
福島県
上流仮締切堤でCSG
上流仮締切堤でCSG工法を採用。堤高21.5m、堤頂長115.0m。仮排水トンネルの掘削廃棄岩を有効利用。1995年12月〜1996年3月に施工。ダム現場におけるCSGの初期の事例。
大保
(たいほ)
沖縄県
CSGを活用
大保ダムでは、脇ダムの沢処理工、上流仮締切堤など4箇所でCSG構造物を建設。このうち、脇ダムの沢処理工は構造が台形CSGダム。平成15年9月にCSG打設開始。正式なダムとは異なるが、構造的には初の台形CSGダム。
滝沢
(たきざわ)
埼玉県
CSG工法で開水路
貯水池周辺には多くの地滑り区域が。この対策として、本体掘削ズリを利用して押さえ盛土。河道は、掘削ズリを用いたCSG工法で開水路を建設し、転流。平成11年12月から4ヶ月間にCSG盛り立て量9万平方メートルと、大量急速施工。
忠別
(ちゅうべつ)
北海道
上流一時仮締切りにCSG工法
上流一時仮締切りの一部にCSG工法を採用。堤高4m、堤頂長60m。ダム現場におけるCSGの初期の事例。平成6年10月に施工完了。
当別
(とうべつ)
北海道
最初の台形CSGダム
初めて着工された台形CSGダム。当初、重力式コンクリートダムで計画されたが、経済性や環境面での優位性から、台形CSGダムに変更。平成17年12月、構造について河川管理施設等構造令による国交大臣の認定を受ける。平成20年10月本体工事着手。
長島
(ながしま)
静岡県
日本初のCSG
ダム現場におけるCSGの採用は、1992年2月〜6月に長島ダムの上流仮締切りに採用されたのが日本初だという。また、ダム現場での永久構造物についてのCSG工法は、長島ダム上流の貯水池内にある貯砂ダムが最初の事例。使われたのは、本来のCSGとは若干異なって、RCDコンクリートに近いものだったという。1999年3〜12月に工事。コスト縮減と環境保全に寄与。通常のコンクリートで造るよりもコストは約5%縮減できたと報告されている。
灰塚
(はいづか)
広島県
仮締切堤にCSG工法、さらに川井堰堤で台形CSGダム
仮締切堤にCSG工法を採用。平成13年7月に完成。また堤高13.5m、堤頂長146mの川井堰堤台形CSGダムと呼ばれる新たな形式を採用。平成17年8月竣工。河床砂礫を利用した台形CSGダムとしては最初の竣工例。
本明川
(ほんみょうがわ)
長崎県
台形CSGダムを採用
元は中央コア型ロックフィル型式で計画されていたが、建設コスト縮減などのため新しい技術である台形CSGダムに変更。2003年2月の基本設計会議で決定した。