全項目表
 
ダム番号:643
 
滝沢ダム [埼玉県](たきざわ)


11/09
ダム写真


076148 さんちゃん
076166 さんちゃん
076177 さんちゃん
076183 さんちゃん
040416 石関孝至
075748 萃香
075946 だい
076129 さんちゃん
D-shot contest 入賞作品   →ダム便覧トップ写真   →ダム動画   →フォト・アーカイブス [ 提供者順 / 登録日順 ]
どんなダム
 
ダム名は地域名を短縮
___ 水没地の中心に滝の沢地区があった。ダム名は、この地域名から「の」をとって名付けられた。
土木学会賞を受賞
___ 「滝沢ダム建設事業」が、平成23年度土木学会賞を受賞した。受賞業績名は、『滝沢ダムの建設(大規模重力式コンクリートダムの合理化施工とデザイン設計による景観資産の創出)』。重力式コンクリートダム合理化施工の集大成でダム施工技術の発展に大きく貢献したこと、関連構造物のデザイン設計を進めて奥秩父の「新たな観光資源」として地域活性化への貢献が期待されることなどが受賞理由。
CSG工法で開水路
___ 貯水池周辺には多くの地滑り区域が。この対策として、本体掘削ズリを利用して押さえ盛土。河道は、掘削ズリを用いたCSG工法で開水路を建設し、転流。平成11年12月から4ヶ月間にCSG盛り立て量9万平方メートルと、大量急速施工。
ダムのコンクリートの出荷から打設までを自動運転
___ 本体建設一期工事において、3台のケーブルクレーンを同時に自動運転。コンクリートの出荷から運搬、堤体打設までの一連の作業をに自動化。2001年9月システム稼動開始。
監査廊とエレベータシャフトをプレキャスト化
___
構造物設置に伴う打設休止期間の短縮、現場での型枠・鉄筋組み立て作業の解消、コスト縮減を目的に、監査廊エレベータシャフトプレキャスト化
[写真]プレキャスト監査廊の施工状況
下流にループ橋
___
ダムサイト下流に国道140号のループ橋が平成10年10月に開通。大滝大橋(下流側)と廿六木大橋の2橋から成る。愛称は雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)。ダム上下流の約125mの高低差を結ぶ。デザインに工夫を凝らすとともに、もとの地形を出来るだけ改変しないなど自然環境の保全にも配慮。夜には光の輪が美しい。平成10年度の土木学会・田中賞、プレストレストコンクリート技術協会賞、日本コンクリート工学協会賞、グッドデザイン賞を受賞。
[写真]雷電廿六木橋(撮影:安河内孝)
国道140号「秩父往還」の復活
___ 国道140号は、熊谷市から、秩父市、大滝村を経由して、日本三大峠の一つといわれる雁坂峠を通過し、甲府市方面へ向かう国道。歴史上「秩父往還」と呼ばれ、武田の軍勢の秩父への進出、塩山への繭の運搬、三峯神社などへの参詣の道など、様々の役割。しかし、雁坂峠は、車両通行困難な細い道で、「開かずの国道」だった。それが、平成10年には、雁坂トンネルが開通、その後、それに続く大滝道路も整備され、秩父往還が復活。大滝道路のうちダム付近の5kmほどはダム事業による県道の付け替えにより整備したもの。
表土まきだしで自然を回復
___ 工事跡地の自然を回復するため、工事による掘削場所の表土を集め、まきだした後、放置する。次第に地域本来の自然が形成される。
秩父多摩甲斐国立公園
___ 秩父多摩甲斐国立公園の中にあって豊かな自然が残る。新緑や紅葉が美しい。近くには三峯(みつみね)神社を頂く三峰山や、三峰山・武甲山とともに秩父三霊山といわれる両神山が。
ダム湖は「奥秩父もみじ湖」
___
公募により、試験湛水中の平成20年2月に「奥秩父もみじ湖」に決定。上流に中津峡があり、もみじが水面に映える美しさをイメージ。また、旧大滝村は秩父市に合併したが、新秩父市ではその地域が「奥秩父」として親しまれていることによるという。平成23年6月18日、滝沢ダム建設事業完了報告会で湖名碑の除幕があった。
[写真](撮影:さんちゃん)
シリーズ ダム百選 投票から
第 1 回  『 もう1度行きたいダム 』
■ ダム天端までの国道がループ橋になっており、下流川からの景観が美しい。日本でも最大級の重力式コンクリートダムと、ループ橋の曲線の対象美。 (21〜30歳 男)

第 9 回  『 新緑の中のダム 』
■ ダム下流には雷電廿六木橋があり国道140号を走っていれば必ず目に入るという恵まれたロケーション。労せず見ることが出来ます。雨上がりも素敵ですよ。 (萃香)

第 19 回  『 がんばっているダム 』
■ 荒川は古来より氾濫が多く、氷川信仰などから荒川流域近くには氷川神社が数多くあり、神道などにも多くの影響を与えました。現代においても治水技術が大きく向上したとしても名前の通り、多くの水害を引き起こし、荒川の治水は悩みの種でした。最も、総貯水量の多い滝沢ダムはそんな荒川を鎮めるダムとして頑張っていると思います。 (管原)
テーマページ 第19回 「水とのふれあいフォトコンテスト」 受賞作品
ゲツダム第1弾 秩父3ダム巡り
第3回 D-shot contest 〜こんな写真も〜
第2回 D-shot contest 〜こんな写真も〜
ダム管理所を訪ねて[2] 荒川ダム総合管理所(浦山ダム・滝沢ダム)
ダムの書誌あれこれ(106) 〜荒川水系中津川 滝沢ダム〜
(財)ダム技術センター第23回「ダムフォトコンテスト」受賞作品
第1回 D-shot contest 〜こんな写真も〜
文献にみる補償の精神【39】 「明日荒川村に引っ越すので、この風景は今日までです」 (滝沢ダム・埼玉県)
ダムの書誌あれこれ(56) 〜埼玉県荒川のダム (下)(浦山・合角・滝沢)〜
「理の塔、技の塔」 〜私説・戦後日本ダム建設の理論と実践〜 (10) 高度経済成長と水資源開発
(財)ダム技術センター第19回「ダムフォトコンテスト」受賞作品
このごろ ハニー・トラップ第6話で滝沢ダムがロケ地に
埼玉県でダムカードならぬ『橋カード』が配布されています
ダムをうたう(40) -滝沢ダム-
9月2日から浦山ダムで「秩父4ダム写真展」
浦山ダムで「秩父4ダム写真展」開催中!
秩父4大ダム巡り日帰りバスツアーを行います
左岸所在 埼玉県秩父市大滝字廿六木  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯35度57分21秒,東経138度53分54秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  二瀬(2km)  大洞(7km)

河川 荒川水系中津川
目的/型式 FNWP/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 132m/424m/1670千m3
流域面積/湛水面積 108.6km2 ( 全て直接流域 ) /145ha
総貯水容量/有効貯水容量 63000千m3/58000千m3
ダム事業者 関東地建→水機構ダム事業部
本体施工者 鹿島建設・熊谷組・錢高組
着手/竣工 1969/2007
ダム湖名 奥秩父もみじ湖 (おくちちぶもみじこ)
ランダム情報 【水特法関係】滝沢、水没総面積:236ha、水没戸数:70戸、水没農地面積:30ha、ダム等の指定年月日:S52.3.23、水源地域指定年月日:H元.2.7、整備計画の決定年月日:H元.3.17
【コンクリートダムの工法】RCD工法
【ダム工事年表】仮排水路(1997.12〜1999.4) 本体掘削(1999.5〜2001.2) 本体打設/盛土(2001.7〜2004.9)
【ダムカード配布情報】H28.10.1現在 (国交省資料より作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.2
○滝沢ダム管理所 9:00〜17:00(土・日・祝日を含む)土日祝日は管理所玄関のインターホンを押してください。
ダムカード画像コレクション
滝沢ダム Ver.1.1 (2008.4)
[協力:安部塁]
滝沢ダム Ver.1.2 (2009.8)
滝沢ダム(建設中) Ver.1.0 (2007.11)
[協力:安部塁]
内部リンク ダムだより・打設へ向けてのカウントダウン・滝沢ダム
リンク DAM Photographer・【祝】最低水位達成
DAM Photographer・おなじみの・・・
DAM Photographer・さて、今日の・・・
DAM Photographer・ダムって言えば・・・
DAM Photographer・ネタが無いときの滝沢ダム・・・
DAM Photographer・ネタが無いので・・・
DAM Photographer・もう貯め始めたらしい・・・
DAM Photographer・んで、行ってみた・・・
DAM Photographer・雨上がりのダム・・・
DAM Photographer・奥秩父・・・
DAM Photographer・久しぶりの滝沢ダム情報・・・
DAM Photographer・恒例の・・・
DAM Photographer・最近、話題の少ない・・・
DAM Photographer・最近は・・・
DAM Photographer・台風が過ぎ去って・・・
DAM Photographer・滝沢ダムにまた動きが・・・
DAM Photographer・滝沢ダムに動きアリ
DAM Photographer・滝沢ダム資料館 (その1)
DAM Photographer・滝沢ダム資料館 (その2)
DAM Photographer・変化・・・あり?
DAM Photographer・夜は・・・
DAM-goodfellows・滝沢ダム
Dam's room・滝沢ダム
damsite・ダムデータ
damsite・ダム写真集
Damstyle・滝沢ダム
THE SIDE WAY・滝沢ダム
ウィキペディア・滝沢ダム
おぼえがき・滝沢(たきざわ)ダム
ダム『京』・滝沢ダム写真集
だむ†ほりっく・滝沢ダム
ダムカード(水資源機構)・滝沢ダム
ダムどら・滝沢ダム
ダムニュース/滝沢ダムコンクリート打設100万m3達成(ダム技術センター)
ダムニュース/滝沢ダム試験湛水開始(ダム技術センター)
ダムニュース/滝沢ダム本体コンクリート打設完了!(ダム技術センター)
ダムマニア・滝沢ダム
ダム好きさん【滝沢ダム】
ダム工事総括管理技術者会ホームページ・滝沢ダム
ダム便覧保存館・水がめ便り・滝沢ダム
ダム浪漫−滝沢ダム
週末はダムに居るかもね♪・滝沢ダム
水力ドットコム・滝沢発電所
参考資料
■〔カメラルポ〕一歩前進、滝沢・浦山ダム
【ダム日本 No.457(S57.11)】
■滝沢ダムの補償経緯と地域対策 水資源開発公団滝沢ダム建設所長 三浦豊
【第41回水源地問題実務講習会(H06.03.10)】
■滝沢ダムの補償経緯と地元対策 /三浦 豊
【ダム日本 No.597(H6.7)】
■滝沢ダムの経緯と周辺地域整備計画について 水資源開発公団滝沢ダム建設所長塩入淑史
【第46回水源地問題実務講習会(H11.02.26)】
■滝沢ダムの建設経緯と周辺地域整備計画について /塩入淑史
【ダム日本 No.656(H11.6)】
■滝沢ダムの設計と施工について/塩入淑史・松枝修治・日野浩二
【ダム日本 No.675(H13.1)】
■掘削ズリを用いたCSGによる水路の急速施工/三木正博・江頭正基・宮原好幸
【ダム日本 No.686(H13.12)】
■滝沢ダムの設計と施工について −低品質骨材の利用と新しい施工設備− 水資源開発公団荒川ダム総合事業所第一ダム出張所長  松枝 修治
【第51回ダム施工技術講習会(H14.7.16)】
■滝沢ダムの設計と施工について/松枝修治 ―低品質骨材の利用と新しい施工設備―
【ダム日本 No.695(H14.9)】
関連書籍 ■水資源開発公団滝沢ダム建設所 『荒ぶる川の恵み -滝沢ダムものがたり-』 水資源協会 1996
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】左岸所在地[秩父郡大滝村大字大滝→秩父市大滝]
【06最終→07当初】河川名[中津川→熊川]
【07当初→07最終】河川名[熊川→中津川]
【08最終→09当初】堤高[140→132] 堤体積[1800→1670]
【11最終→12当初】左岸所在地[秩父市大滝→秩父市大滝字廿六木]
【12最終→13当初】本体施工者[鹿島・熊谷・錢高→鹿島建設・熊谷組・錢高組]
【13最終→14当初】ダム事業者[関東地建→水資機構ダム部→関東地建→水機構ダム事業部]

■ このごろ → このごろ目次
ダムをうたう(40) -滝沢ダム-

 
 荒川上流・奥秩父の地には、先に二瀬ダム(国土交通省)、その後に合角ダム(埼玉県)、浦山ダム(水資源機構)が建設された。そして、平成23年3月滝沢ダムが、水資源機構によって、40有余年の長い歳月を経て、荒川水系中津川の埼玉県秩父市大滝字廿六木(とどろき)地先に、多目的ダムとして竣工した。

 一般補償として土地取得面積約274ha、移転戸数112戸に及んだ。滝沢ダムの右岸側に渡ると、慰霊碑が建立されている。その碑と並んで、水没者の一人山中雄氏と俳優森繁久弥の望郷の碑があった。


水没者の一人山中雄氏と俳優森繁久弥の望郷の碑



 森繁久弥氏の「碧の湖」は、ある水没者の関係者が芸能部門の仕事をしていて、たまたま森繁さんに、「私の実家がダムで水没し、移転をするんですよ」と話したら、この歌を詠んでくれたので、ダムサイトにその碑が建立されたという。
 
 滝沢ダムの諸元は、型式・重力式コンクリートダム、堤高132m、堤頂長424m、総貯水容量6300万m3、高圧ラジアルゲート×2門、ラジアルゲート×3門、ジェットフローゲート×2門を備えている。多目的ダムで、洪水調節、流水の正常な機能の維持、埼玉県と東京都に水道用水を供給、発電の役割を持っている。
 ダム直下流には2つの橋で構成されるループ橋が架かり、ダムと一体となっており、ダム景観を引き立たせている。


(H27.7.15、古賀邦雄)


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ゲツダム第1弾 秩父3ダム巡り

■ 滝沢ダム




滝沢ダムに到着。
3時半を過ぎて、やや日が傾いてきた。
 



下流にはループ橋。

雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)という立派な名前が付いているが、誰もこの名では呼ばないようだ。
 



日が傾き、逆光。
 



天端から非常用洪水吐ラジアルゲート)を下に望む。ラジアルゲートの支点の部分が見える。
 



ラジアルゲート。上に天端上の人が見える。向こう側がダム湖。

これが上に持ち上がると、下の隙間から、水位が高ければ放流する。

できたときの試験放流の時しか放流はしていないのではないかと思われる。その時の写真は、こちら 

これからこの上を通って見学する。
 



慎重に、慎重に。
 


 



監査廊
新しいので、あまり汚れていない。
 



下流直下に下りてきた。
コンクリートの巨大な壁だ。
 



この巨大なコンクリートの構造物を作るのは、巨大なので難しいらしい。間近に見ると、その巨大さが分かる。
 



空の感じは、秋のような。
 



この橋の景観は、よくできている。
何枚も写真を撮ってしまった。
 



写真など撮っていないで、もう時間ですよ、バスに急いで下さい・・・
 ・・・→ 全文はこちら
(平成22年4月作成)


→ ダム便覧の説明
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