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つるつるのコンクリートのダムなのに、うろこ状の水紋が出る不思議なダム。 でもこれには理由があるのです。
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東大演習林の中にあるダムといっても、そこは国道沿い、住宅街の奥に浄水場はあります。
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門から入っていくと、水路に沿って整備された敷地が続きます。
ちなみに、この馬ヶ城は”うまがしろ”ではなく、”うまがじょう”だそうです。
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しばらく進むと管理事務所の建物と、立派な庭園があります。 手前の水路には、魚やスッポンなどがいました。
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事務所はとてもレトロでかわいい事務所です。 できた当時からの建物なのでしょう。
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さらに進んでいくと、ダム本体が見えてきます。 綺麗に整備された庭園の中にあるような感じです。
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堤高は16.6m、堤頂長54.5m。 ダムとしては小さなダムになりますが、この越流が有名です。
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うろこ状に水紋が出る理由は”苔”、馬ヶ城ダム敷地内の殆どの場所に生えています。 ダムの提体にもこの苔があり、提体面に凸凹ができ、石積みのダムのような水紋が出るのです。
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小さなダムなので天端も狭く、短いです。 今日は越流していますので、お水はいっぱいになっています。
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ダム湖は森に囲まれていて静かですが、森のすぐ向こう側には住宅があります 不思議な感じがします。
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上から越流を見ると、水の流れがスローモーションのように見えます。 水量の迫力こそありませんが、この水紋は誰もがうっとりするでしょう。
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ダム湖にはここから東にある猿投山と三国山から導水路を経て浄水場に、供給されています。馬ヶ城ダムに貯められた水は水不足時に使用されています。
水道用の水が足りていて、ダム湖の水が少なくなると、この写真のように、ダム湖に水が入ります。
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ずっと見ていても飽きの来ない越流の馬ヶ城ダム。
そのダムは緑に囲まれて佇んでいました。 緑に守られていることで、綺麗な越流を見せてくれます。 その自然は、瀬戸市水道局の皆さんの整備により保たれています。
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