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ダムと言えば車でというイメージが強いですが千苅ダムは電車でのアクセスも悪くありません。 JR西日本 福知山線 の道場駅から2.2km、ゆっくり歩いて30分という好条件です。
車で行く場合は神戸市水道局千苅貯水場まで車で来て、パーキングに停め川沿いにつけられた近畿自然歩道という散策路を400mほど上流に進んでいくと、ダムに到着します。
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千苅ダムの放流の美しさは国内有数の物であると思います。
これは初めて見学した時の写真で、大変放流量が多く、瀑布となっていました。
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ダム下流の対岸(左岸)にはトンネル式の導水路があり、こちらの水は岩盤に自然に流れ落ちてくるため自然な滝のような景観です。
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これは少し放流量が少ない時に撮った写真です。 千苅ダムの放流はこのくらいの放流量の時が最高に美しいです。
いうなればレースの芸術作品。 42mのデンマーク・ボビン・レースが目の前にあるかと思わせる上品で瀟洒な水の流れです。
これは堤体の下流面にある細かな石段が織りなす水の芸術作品です。
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堤体右岸には散策路があり、上っていくと見下ろすこともできます。
堤体直下に架かるアーチ型のパイプは千苅ダムの水を下流にある千苅浄水場に送る導水管です。
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堤体の端から端まで並ぶクレストゲートから放流されている時、右岸に折り返す導流壁が減勢工に水を導きます。
その真横を歩いて上っていくことができるので、千苅ダムに来たらこの右岸の散策路は是非上っていただきたいルートです。
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散策路を登っていくとこのようにゲートを間近で、本当に目の前で、見ることもできるのです。
このようなダムは珍しいのでお勧めポイントです。
また、千苅ダムは国内で現存する最古のスライドゲートを持っていることでも有名です。
また、千苅ダムはクレストゲート以外にバイパストンネル洪水吐を持っています。 この洪水吐呑口の越流部高とクレストゲートの越流部高が同じ高さになっています。
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天端の高さまで上がってくると天端には入れないのですが、ゲート付近と上流面も見ることができます。
ずらりと並ぶ17門のゲートが、しっかり現役なのが素晴らしいですね。
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少し上流から見るとこんな感じでダム湖とゲートを見渡すことができます。 左岸から見る事が出来ないのが少し惜しいですが。
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