第6回(財)日本ダム協会ホームページ写真コンテスト(D-shot contest)の結果が先日発表され、あつダム宣言!さんが優秀賞に輝きました。そこで、あつダム宣言!さんに何か感想のようなものを書いてもらえないかと頼んだところ、恥ずかしがり屋のようで、インタビュー形式にしてほしいとのことでした。そこでインタビュー。
Q.こんにちは、あつダム宣言!さん、日本ダム協会のJnyです。 このたびは、D-shot contest、優秀賞に輝き、大変おめでとうございます。
A.はい、ありがとうございます!、 今回の結果で僕自身が一番驚いたのではないかと思います。真剣に腰抜かす所でした。嬉しいです!! 入賞できた事も嬉しいのですが、それよりも、後からトリミングはしないつもりで、現場勝負で撮影していたので、西山芳一先生の選評でアングルと切取りの事を評価して頂いたのがとても嬉しいです。
Q.D-shot contestへは、以前から応募されていらっしゃるのですか?
A.いえ、初めて応募させて頂きました。写真のコンテスト自体参加するのも初めてです。
ダムに興味を持ち始めたのも去年の初夏あたりからで、カメラや写真の事についても、実際にダムを見学して周るようになってからなので、今回こんな立派な賞を頂き、正直、相当恐縮しています。 審査員の方のコメントに「ダム初心者の素直な感動・・」と言った言葉がありましたが、あれば僕の事かな?と勝手に解釈しています。
Q.今回入賞された写真は、ダムの一部をモノクロで切り取った作品でしたね。
第6回 D-shot contest 優秀賞 あつダム宣言!「壁」 (静岡県・佐久間ダム)
A.ダムの写真を撮り始めた頃は、もっとダム全体を一枚で収めるような取り方をしていたと思います、なるべく特徴的な部分も入るような感じで、資料的な写真と言うか・・。 でも、よく考えてみたら、僕の場合ホームページやブログで各地のダムを紹介する事もしていませんので、資料として撮影しても誰に見せる訳でもありませんから、写真を撮影するのは楽しいのですが、目的が希薄と言うか・・。 そもそも、資料と言う意味では、自分が撮らなくても、それこそダム便覧や、ダムマニアの方々のサイトに行けば既に膨大な写真がある訳です。
それならばと言う事で、去年の年末に念願の一眼レフを購入した折に、撮り方を変えてみたんです。 佐久間ダムの場合、そびえ立つゲートも魅力的ですが、それが観たい方は、ダム便覧を観てください・・・と言う感じで、ある意味意地悪な写真ですが、写っていない部分を想像してもらう楽しみもあるかな?と、そういう意味で色も無しです。色を知りたい方は他をあたって下さい(笑。
ただ、アングルは正面から拘って狙ってみました。個人的には重力式のダムは斜面が表現できる斜めのアングルが好きなのですが、佐久間ダムは日本のダムのキング的存在なので、是非真正面から撮りたいと以前からずっと思っていました。
Q.実際に撮影された時の事で何かあれば。
A.「ダム好きさん」の灰エースさんのDVDで、下流側に立ち入れる事を知りましたので、撮影ポイントまで徒歩で向かいました。 ダムが好きなくせ高い所が苦手なので、途中の吊橋で諦めて戻らなくて良かったなと思います、自動車も渡れる程の立派な吊橋なのですが(笑 まだ、三脚を持っていなくて、遠くから望遠で狙ったのですが、上手く撮れたか自信は無かったです。あの後、直に三脚を買いに行きました。 それに、撮影日が締切の1月31日で、メールで応募したのが深夜の締切10分前くらいで、一度送信エラーが出た時は慌てました(笑
Q.次回のコンテストにも是非よい作品をお寄せください。
A.はい、と、言いたい所ですが、正直3年くらいかかって入選までこぎ着ければ最高かな?と考えていたので、急にハードルが上がってしまいました(笑 僕の写真を職場で見せると凄く評判悪いんです、大抵キョトンとされます。(笑 そんな事もあり、今回このように評価して頂いた事で、これでいいんだな。と、少し自信が付きました。 また、自分の写真はダム便覧や、多くのダムマニアの方の影響や情報で「撮らせて頂いた」ように思います。みなさま、どうもありがとうございました。 もちろん、いい表情をしてくれたキング佐久間にも感謝です。
Q.本日はどうもありがとうございました。
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