4月9日(日)〜8月31日(木)、日吉ダム堤体内インフォギャラリーで日本ダム協会写真コンテスト入賞作品展示会が開催されている。初日の4月9日には日吉ダム近くの「スプリングスひよし」2階で表彰式とオープニングイベントが開催された。
チラシ 前日の8日に、インフォギャラリーで、展示作業を実施。ちょうど桜の季節だが、あいにく天候は曇りで、時に雨がぱらつく。桜は今年は開花が遅く、ダム付近だと3分咲き程度。昼前に表彰式などの会場となる「スプリングスひよし」に立ち寄り、食事をし、会場を下見。係の方と打合せ。その後、堤体内のインフォギャラリーへ。
日吉ダム
スプリングスひよし
レストランには日吉ダムカレー インフォギャラリーで、展示作業。かなり大きなスペースで、コンクリートの壁面が長く続くところに、A2サイズにプリントした入賞作品を額装して、つり下げる。今回の入賞作品は18点。
作業が始まった
作品を吊るす
だいぶ形ができてきた
できあがって、一安心 管理所の方にも手伝って頂いて、この日、展示は順調に終了。翌日は、インフォギャラリーが開く10時から見ることができるはずだ。あとは翌日のイベントを待つのみ。
翌9日の朝、表彰式とオープニングイベントが開催されるスプリングスひよしへ。最優秀賞を受賞したかみさとさんも来られて、朝からご一緒した。10時前に着いて、まず、スプリングスひよしの正面入口にビラ貼り。
一番目立つ場所に
もう少し大きなものにすれば良かったが
これを見て参加された方もいたようだ そして2階の会場に行き、表彰式・イベントの準備。だいぶ広い部屋で、会場としては十分。機器のセットなどを入念に。
会場セットができたので、インフォギャラリーで昨日展示した作品が支障なく展示されているか、下見に。きちんとセットされていて、後は見学者を待つのみ。
一番奥に写っているが、管理所長がサインをしてくれている
行かれた方は是非サインを!
表彰式・イベントは13:30からなので、食事をしてから、会場へ。やがて、開場し、参加者が徐々に集まり、13:30に表彰式・イベントの開始。
直前の準備、講演者と打合せ
定刻に始まる
■表彰式
審査委員長である土木写真家・西山芳一先生から、参加された入賞者に表彰状を授与。今回は、6人の入賞者が参加された。中には、関東などだいぶ遠方からの方も。入賞おめでとうございます。
■講演:西山芳一・審査委員長「土木を撮る(新技術編)」
西山先生が、ドローンをはじめ、最新の撮影技術について、豊富な作品例を紹介しながら解説。チャレンジしてみようかと思ってしまうような内容だった。もっとも、だいぶ練習や勉強も必要なようですが。
■講演:かみさと(最優秀賞受賞者)「入賞委作品はこう撮った」
最優秀賞を取ったかみさとさんが、講演。かみさとさんはこれまでも何回か受賞している。それらも含めて、これまで写真をどう撮ってきたかなどを講演。いい写真を撮るには、いかに努力が必要かを再認識させられたように思う。簡単にはいい写真は撮れないんだと。
■講演:日吉ダム管理所長 今井 敬三「日吉ダムもがんばってます」
今井所長は、この4月1日付で所長になったばかりで、まだ実質1週間しか経っていない。しかし、さすがに詳しい。日吉ダムの特徴とか、建築学会賞を受けたとか、台風の時の話とか、結構盛りだくさんな内容で、皆さん聞き入っていた。
こうして、表彰式・イベントも無事終了。皆さんずいぶんと熱心に聞き入っていたのが印象的でした。
その後、西山先生がまだインフォギャラリーの展示を見ていないと言うことなので、再度、インフォギャラリーへ。参加された何人かの方が既に見ていました。 大きなプリントで見ると、モニターや小さなプリントで見たのとはずいぶんと違って、迫力があり、細部が見え、質感があり、じっと見とれてしまうこともしばしばです。 後でツイッターを見たら、「日本ダム協会 D-shot contest入賞作品が日吉ダムギャラリーに展示されています。写真はモニターではなく、プリントされたものを見るべきとあらためて感じさせてくれます。」と言う書き込みがありました。全く同感です。
写真コンテストは、今年も第15回をやります。是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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