2011年11月19-25に相模湖交流センターで開催されたダムマニア展。1階のギャラリーで様々な展示があったが、展示場の入り口近くにダムを描いた日本画が数点展示してあった。作者は、南保理沙子さん。南保さんのダムの日本画は、これまでにも紹介してきたが、それらと同じ作品も含まれていて、これまでのダムの日本画の集大成といった感じだった。
南保さんは日本画専攻の美大生。美大生がダムを書いたのかと思っていたが、話を聞いてみると、以前からのダム好きで、むしろダムマニアがダムの日本画を描いたと思った方がよさそうだ。高瀬ダムに行って一人で1日中スケッチをしていたとか、五十里ダムに川治温泉駅から歩いて行ったとか、相当のダム好きでないとそんなことはしないだろう。写真を元に描くのではなく、実際に現地に行ってスケッチをするのが基本らしい。
以下に、展示されていた日本画を何点か紹介する。作品は、大小様々、見た感じも様々に感じられた。
「雨霧」 下久保ダム よく見ると直角に折れ曲がっているのがわかる
「FACE」 長島ダム ダムが顔に見えることはよくあることだ
「Powers」 高瀬ダム これは大作(畳1枚ぐらいか)、岩を一つ一つ丹念に描いている
「Guradian 01」 丸山ダム
「Guradian 01」の一部を近寄って 細かに描かれている
「溢流」 間瀬ダム
「溢流」の一部を近寄って
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