どんなダムキーワード検索:珍しい・ユニーク
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普久川
(ふんがわ)
沖縄県
ダム湖は「ふんがー湖」
普久川ダムのダム湖名は「フンガー湖」。これは、昭和63年7月24日に「森と湖に親しむ旬間」の一環として開催された「第1回辺野喜ダムまつり」で命名さた。命名者は当時、安波中学校3年の樋口千織さんで、日常的な呼び名をそのまま愛称としたという。名前も由来も珍しい。
豊稔池(元)
(ほうねんいけ)
香川県
5連のマルティプルアーチダム
石積式の5連のマルティプルアーチダム。マルティプルアーチダムとしては国内には他に2連の大倉ダムがあるのみ。当初は重力式ダムとして計画されたが、基礎岩盤が予定より深かったためこの形式になったといわれる。粗石コンクリートが使用された。周囲の山あいの景観と調和し、中世のヨーロッパの古城を思わせる風格。大正15年から4年の歳月と延べ15万人の労力を投入して完成。設計指導は佐野藤次郎。米国で先端技術だったマルティプルアーチ方式を、日本で初めて適用。
豊稔池(再)
(ほうねんいけ)
香川県
遊水公園は散策スポット
ダムの改修工事や周辺の整備が行われ、平成6年に遊水公園として生まれ変わった。格好の散策スポット。初夏に行われるユルヌキ(放水)風景も季節の風物詩。
豊稔池(再)
(ほうねんいけ)
香川県
日本で唯一の5連のマルティプルアーチダム
石積式の5連のマルティプルアーチダム。マルティプルアーチダムとしては国内には他に2連の大倉ダムがあるのみ。当初は重力式ダムとして計画されたが、基礎岩盤が予定より深かったためこの形式になったといわれる。粗石コンクリートが使用された。周囲の山あいの景観と調和し、中世のヨーロッパの古城を思わせる風格。大正15年から4年の歳月と延べ15万人の労力を投入して完成。設計指導は佐野藤次郎。米国で先端技術だったマルティプルアーチ方式を、日本で初めて適用。農業用としては日本初のコンクリートダムと言われる。
豊稔池(再)
(ほうねんいけ)
香川県
国の登録有形文化財
石積みのマルティプルアーチダムは日本ではこれだけで、貴重な存在。平成9年に国の登録有形文化財に指定されている。
豊平峡
(ほうへいきょう)
北海道
無公害電気バスが走る
ダム下流の冷水トンネル前からダムサイトまでは、環境保護のため、無公害電気バスが運行されている。国内では珍しい。
豊平峡
(ほうへいきょう)
北海道
副ダムもアーチダム
ダム直下にある副ダムもアーチ型。なぜこんな形になったのだろうか。珍しい副ダム。
幌別
(ほろべつ)
北海道
太平洋が見えるダム
ダムサイトが河口に近く、太平洋が見えるようだ。海が見えるダムであり、海から見えるダムでもあるというが。もっとも、天端には立ち入り禁止だし、海が見えないとの情報も。
幌満川第3
(ほろまんがわだいさん)
北海道
会社所有の発電専用ダム
日本電工所有の発電専用ダム。一般の会社が所有しているダムは比較的珍しく、これは大規模な方。
本沢
(ほんざわ)
神奈川県
揚水発電の上部ダム
神奈川県企業庁が運営する純揚水発電所である城山発電所の、上池のダム。下池は津久井湖(城山ダム)。公営電気事業としては唯一の純揚水発電所らしい。
前川
(まえかわ)
山形県
河道外貯留方式のダム
前川にはダムの適地がなかったため、前川の河道外にダムを建設した。洪水時には前川から分水工により河道外のダムに導水され、溜め込むことによって洪水を調節する。河道外貯留方式のダムは、全国でも珍しい。
真壁
(まかべ)
群馬県
横長ダム
重力式コンクリートダムだが、堤高の割に堤頂長が長い横長ダム。しかも、下流面にかなり盛り土がされていて、堤高が低く見える。珍しい形をしている。
槙谷
(まきだに)
岡山県
「まきだにダム」の文字
コンクリートダムの堤体下流面に「まきだにダム」の文字がくっきりと浮き出る形で刻まれている。コンクリートでできた文字なのだろうか。いずれにしても珍しい。
真喜屋
(まきや)
沖縄県
堤体の形が変わっている
ロックフィルダムだが、通常のロックフィルダムに比べると、堤体の形が変わっている。下流から見ると、湾曲しているように見え、どこが堤体でどこから地山なのかが見た目ではわからない。天端は、右岸側が極端に広くなっているように見える。ダム軸が折れ曲がっているようでもある。地盤とか地質の影響があるのだろうか。
益田川
(ますだがわ)
島根県
常用洪水吐を河床に設置
治水のみを目的としたダムであるため、ゲートレスの常用洪水吐を現況河床高に設け、平常時は全く水を貯めない。常用洪水吐を河床に設置するのは全国的にも珍しい構造。ステンレス製で2門ある。
松倉
(まつくら)
秋田県
日本初の鋼製ラビリンス洪水吐
ラビリンス型の洪水吐は珍しいが、苫田ダムのものが有名で、コンクリート製。松倉ダムは、鋼製のラビリンス型洪水吐で、小型だが鋼製としては日本初とのこと。改修したときに設置されたようだ。
真名川
(まながわ)
福井県
すぐ下流に噴水
ダムのすぐ下流の河川敷に噴水がある。ダム湖に噴水はよくあるが、下流は珍しい。貯水池の水は、県営真名川発電所まで導水路で引かれ、そのため、かつてはダム直下約3km区間は、水なし川だった。清流を回復するため、河川維持用水を流すことにし、そのための施設整備が行われた。噴水はその一環。景観に配慮した結果だという。
丸山(元)
(まるやま)
岐阜県
日本唯一?の形式の旅足橋
ダム湖(支川)に架かる国道418号の旅足(たびそこ)橋は、トラス補剛をケーブルに組み合わせる構造で、日本唯一の形式ではないかという。
丸山(元)
(まるやま)
岐阜県
この柱は何?
建設当時に使用した骨材選別塔が残る。日本最初の骨材プラントだとも。柱状で中が空洞。砕かれて大きさごとに分けられた骨材はベルトコンベアーで塔上部に運ばれ、塔の下に骨材が溜る。塔ごとに骨材の大きさが異なる。何となく、遺跡のようで、珍しい。
見島
(みしま)
山口県
離島のダム
見島は、萩市の北北西約45kmに位置する日本海の離島。このため、建設資器材はほとんどすべて本土からの海上輸送。工事用電力は中国電力の商用電力では不足し、ほとんどを重油使用の発電機でまかなう。
皆瀬
(みなせ)
秋田県
コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム
昭和38年11月完成。ダムの上流面をコンクリート版にして遮水するコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム。このタイプは、日本では昭和20〜40年代に石淵ダム、皆瀬ダム、小渕防災溜池など数基の建設事例があるが、当時は堤体ロック材の締め固め工法が現在のように進んでいなかったなどのため不等沈下やクラックが発生しやすく、一時採用されなくなった。その後の技術進歩を反映し、最近再び建設の動きがあり、苫田鞍部ダムが建設されている。
南川
(みなみかわ)
宮城県
一見アーチダム
ダム軸がほぼ中央で折れ曲がっていて、見たところアーチダムのような形をしているが、重力式コンクリートダム
箕面川
(みのおがわ)
大阪府
ダム湖は「ゆうゆうレイク」
昭和63年、「森と湖に親しむ旬間」を機に公募、命名。ゆう(遊)ゆう(悠)レイク。平仮名と片仮名でユニーク。老人や子供達がのんびりゆったりできる憩いの場となって欲しいと。
水内
(みのち)
長野県
ダム湖は「琅鶴湖」
小説家有島武郎の弟で、洋画家の有島生馬が戦時中佐久市に疎開していて、その縁で昭和25年命名。ダム湖の水質が美しく、水の色が琅カン(翡翠の一種)の美しい青碧色に似ていることと、湖の形が鶴が羽を広げたように見えることによる。湖畔には、有島生馬記念館がある。
宮川
(みやかわ)
福島県
複合ダム
右岸側に重力式コンクリートダムがあり、左岸側は堆積砂礫が深いのでアースダムになっている。比較的珍しい構造。
宮里
(みやざと)
鹿児島県
大規模土地開発に伴い建設
陸上自衛隊川内駐屯地の建設に伴う土地の形質変更があり、それによる洪水の防止を目的として建設された珍しい経緯を持つダム。大規模造成地の雨水調整池と似たような目的か。
宮中取水
(みやなかしゅすい)
新潟県
信濃川本川の唯一のダム
信濃川本川上に建設された唯一の高さ15メートル以上のダム。JR東日本が管理し、ここで取水した水は、浅河原調整池を経由して千手発電所で発電に利用され、さらにその水は山本調整池を経由して小千谷発電所で発電に利用されてい。2009年2月、許可を上回る量を不正に取水していたことが明らかとなり、一時取水許可が取り消されたことがあった。
武利
(むり)
北海道
我が国唯一のアスファルトコアフィルダム
珍しいアスファルトコアフィルダム。日本ではここだけ。ロックフィルダムだが、遮水のためアスファルトのセンターコアを設置。堤体下の河床部には遮水のためコンクリート地中壁が構築されており、これと堤体内のアスファルトコアが連結されている。
目保呂
(めぼろ)
長崎県
途絶えていた伝統行事「馬跳ばせ」が復活
対馬の対州馬は、小さいが、性格は温順で粗食にたえ、荷の重量負担に強く、山の悪路を登り降りするのも巧い。「馬跳ばせ」は、男の子の初節句の行事で、1960年代後半まで続いていたが、農業の機械化などで出走する対州馬がいなくなり、途絶えていた。しかし、町おこしにつなげようと、町民らが飼っている対州馬を、福岡市内の乗馬クラブで約四カ月間調教し、伝統行事「馬跳ばせ」が復活。2002年7月14日、目保呂ダム内の公園で実施。復活した「馬跳ばせ」は、瀬田地区の目保呂ダムの公園で実施。
森吉
(もりよし)
秋田県
ダム湖は「太平湖」
ダム建設の共同事業者であった太平鉱業株式会社(現三菱マテリアル株式会社)の名をとった。民間会社名をとった珍しい例。
門入
(もんにゅう)
香川県
門入の郷
ダムは「門入の郷」にある。町営カメリア温泉とともに門入の郷の中心施設。門入ブリッジ(赤とグレーの全長72mの奇抜なアーチ橋)、椿の城などユニークな構造物。
矢木沢
(やぎさわ)
群馬県
3種混合ダム?
堤頂長352mのアーチダムが主ダムだが、その脇の余水吐洪水吐)がある部分は構造的には重力式コンクリートダムウィングダムと呼ばれている。さらにその脇には脇ダムがあってこれはロックフィルダム。これらを全体としてみれば3種混合で、代表的なダムのタイプを一度に見られる。これはめずらしい。
泰阜
(やすおか)
長野県
魚道があった
階段式魚道が、山肌に沿う形で作られていた。戦前に建設され、堤高が高いダムでとしてはごく珍しいのでは。佐久間ダムが完成して使用されなくなっているが、今でも構造物は残っている。魚道の歴史を知るためにも貴重なもの。
安富
(やすとみ)
兵庫県
タイムカプセルが埋められている
管理所近くにタイムカプセルが埋められているそうだ。説明には、このダムに込められた多くの人々の熱い思いと、ダム建設に関係する多くの資料をタイムカプセルに納め、「未来への手紙」として後世の人達に送りますとあるという。ダムでは珍しいかも。
矢作(元)
(やはぎ)
愛知県
世界的にも珍しい二段式揚水発電所の下池
奥矢作第一・第二発電所は中部電力初の純揚水式発電所で世界的にも珍しい二段式揚水発電所になっている。その上池が黒田ダム(黒田貯水池)で、下池が矢作ダム(矢作湖)。中間に富永ダム(富永調整池)がある。
矢作(元)
(やはぎ)
愛知県
なぜか数字が丸い
堤高100m、基礎標高が200mなので、堤頂の標高はちょうど300m。総貯水容量は8千万トン。なぜか丸い数字。
耶馬溪
(やばけい)
大分県
常用洪水吐と非常用洪水吐は減勢工が別
常用洪水吐としてオリフィスにラジアルゲート1門、非常用洪水吐としてクレストにラジアルゲート3門があるが、常用洪水吐と非常用洪水吐は減勢工が別々に設けられているという珍しい形式。
矢筈
(やはず)
佐賀県
ダムに壁画が描かれている
ダム下流面の非常用洪水吐導流部に巨大な『壁画』が描かれている。ちょっと珍しい。
山原
(やんばら)
福井県
ローラゲート下部にオリフィスゲート
右岸側にローラーゲートを1門備えている。その下部には、オリフィスゲートが3門あるという珍しい構造。
雪谷川
(ゆきやがわ)
岩手県
レジャーを目的としたダムではありません
堤体の近くは立入禁止のようだ。看板に「このダムは洪水調節及び農業かんがいを目的としたダムであり、レジャーを目的としたダムではありません」と、珍しい文言の注意書きがある。
諭鶴羽
(ゆづるは)
兵庫県
これは何だ?
変わった形のモニュメント?がある。タイムカプセルだという。説明にはいつ開けるか書いてないそうだ。
横竹
(よこたけ)
佐賀県
300t吊り大型クローラクレーンによる打設
ダム本体のコンクリート打設は、拡張レヤ工法を採用。300t吊り汎用大型クローラクレーンを使用。自走式で、カバーエリアが広くとれる。これほど大型のクローラクレーンの使用は全国で例を見ないという。
吉野
(よしの)
高知県
色の取り合わせが
水色と黄色の色の取り合わせが、結構派手で、珍しい。この色にしたのは、何か理由があるんだろうか。
鎧畑
(よろいはた)
秋田県
堤体に穴をあけて利水放流設備を設置
上流約7km地点に玉川ダムが建設され、平成3年度より管理開始。玉川ダムの利水補給などを鎧畑ダムから下流に放流するために、鎧畑ダムの堤体に穴をあけて利水放流設備を設置。平成元年に着工、2年に完成。ダム湖に水を貯めたままで堤体に穴をあけた。穴の直径は4.4m、全長29m。当時世界的にも珍しかったらしい。
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