どんなダムキーワード検索:RCD工法


上野
(うえの)
群馬県
主ダムと脇ダムの2ダム形状
主ダムと脇ダムが接続した2ダム形状。主ダムはRCD工法で、脇ダムは拡張レヤ工法ELCM)で建設。合わせて一つのダムで、堤頂長が350mになる。
浦山
(うらやま)
埼玉県
ベルトコンベヤによるRCD工法を採用
ダム本体建設に当たって、原石山から採取する骨材セメントなど全てをベルトコンベヤで輸送し、RCD工法打設RCDコンクリートをベルトコンベヤで大量輸送する方式は我が国で初めて。経済性に優れ、工期短縮も。RCD工法は浦山ダムによってほぼ完成したとも言われる。
浦山
(うらやま)
埼玉県
RCD工法で世界初の1mリフトを採用
RCD工法が実用化された初期のリフト高は50cmを採用する場合が多く、浦山ダムの施工時には75cmが標準となっていた。浦山ダムでは工程や経済性を考慮してリフト高1mにチャレンジ、施工機械の改良や試験施工を重ね、世界で初めて1mリフトを採用。
大川
(おおかわ)
福島県
RCD工法を採用
マット部に、合理化施工法であるRCD工法を採用。RCD工法の先駆けの一つ。
嘉瀬川
(かせがわ)
佐賀県
巡航RCD工法を開発
本体施工にはRCD工法が用いられたが、より一層の合理化を図るため連続・高速施工の検討を進め、巡航RCD工法を開発した。従来の外部コンクリート先行打設に対し、内部コンクリートを先行打設する。巡航RCD工法は、湯西川ダム、津軽ダム、五ヶ山ダムでも採用された。
月山
(がっさん)
山形県
ベルトコンベヤによるRCD工法を採用
ダム本体コンクリート打設に、施工の迅速性・工期短縮、経済性を考慮し、合理化施工法のひとつであるRCD工法を採用。これにコンクリートの運搬設備としてベルトコンベアシステムを併用。RCD工法と組み合わせたシステムは国土交通省直轄ダムとしては初めて。
境川
(さかいがわ)
富山県
RCD工法を採用
工期の短縮、経済性などに配慮して、ダム堤体の建設にRCD工法を採用。堤高が100mを超えるダムとしては初めてのRCD工法採用。
島地川
(しまぢがわ)
山口県
世界初のRCD工法によるダム
堤高89mの重力式コンクリートダム。建設省が世界に先駆けてRCD工法を開発し、ダム本体の内部コンクリートをすべてRCD工法で打設した最初のダム。RCD工法は1974年から建設省が中心になって研究開発。大川ダムのマットコンクリート、新中野ダムの減勢工が施工されたが、ダム本体については1978〜80年に島地川ダムで初めて施工。
新宮川
(しんみやかわ)
福島県
農水省では最初のRCD工法ダム
RCD工法により建設したダムだが、RCD工法としては農林水産省では最初のものらしい。
玉川
(たまがわ)
秋田県
RCD工法を採用
ダム本体についてRCD工法採用の先駆けとなったダムの一つ。大型汎用機械を使用し、工期の短縮とともに、経済性、施工の安全性向上を実現。
長井
(ながい)
山形県
大規模な重力式コンクリートダム
堤高125.5m、堤頂長381m。東北で有数の大規模な重力式コンクリートダムRCD工法で建設。
宮ヶ瀬
(みやがせ)
神奈川県
最大級のRCD工法によるダム
大量のコンクリートを効率的経済的に施工するため、RCD工法(ローラでダムコンクリートをしめ固める工法)を駆使し施工。RCD工法を採用したダムとしても最大級。RCD工法はこれによってほぼ完成したとも言われる。