「土木を撮る会」の写真展「土木を撮るX」が、今東京銀座で開催されている。ダム協会の写真コンテストの審査委員長をされている土木写真家・西山芳一先生などメンバーが十数名、土木写真を出展。土木の日(11月18日)まで開催されているので、機会があれば覗いてみてはどうだろうか。
案内のはがき
入り口の看板 近いこともあり、昨晩、見に行ってきた。数寄屋橋の、マリオンの向かいあたり。それほど広くはない会場だが、様々な写真が展示されていた。土木の幅広さということなのだろうが、中にはこれが土木?といった写真もあった。よくよく見れば確かに土木。意識しないところにも、どこでも土木はあるといったことか。
会場の様子 ダムはどうか、と探すとはっきりとダムと分かったのは1点だけ。ウェブサイト「ダムマニア」で知られる宮島さんの作品。ラジアルゲートの支点部分が、転々と目立って見える。よく見ると、このラジアルゲートは、支柱が3本。通常は2本なので、いかにも珍しい。隣にいた専門家らしき人に聞くと、戦前で、支柱の鋼材がだいぶ貧弱、2本では持たないのだろうとのこと。ちなみにこの写真は福島県の旭ダムだそうです。
西山先生は、トンネルを掘るシールドマシーンの写真2点を出展。鮮やかに、細部も鮮明に。さすがプロです。
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