「第二回 寺内ダムの写真展 あさくらの四季」の話をしたいと寄稿したのですが、その前に、何故、写真展を開きたいと思ったのかをお話ししたいと思います。
私は、九州北部豪雨を経験した朝倉市に住んでいます。
私の住んでる地域は、田畑の浸水被害、床下床上浸水した自宅があったものの
幸いなことに、家が流されたなどの被害もなく
私の自宅も被害もなく無事でした。
私がダム愛好家になるきっかけは、九州北部豪雨から数年が経ち
朝倉の町を盛り上げる為に何か出来ないか、地域活性に何かわくわくする事をさがしていた時に、ダム、ダムカード、ダムグルメを絡めたダム巡りは、面白いのではないかと思ったのがきっかけでした。
しかし、ダムは中学生以来行ったことがなかったので、まじまじと見たこともなかったので
まず、朝倉と近隣のダムを6基ほど、巡ってみました。
ダムを見て、カードを貰う!面白いダムて、こんな造りなんだ、イメージと違う、新たな発見があり、楽しかった。
それから、順調にダム愛好家への沼へ足を踏み入れる事に
ある日、ダム愛好家さんとのやり取りの中で、「朝倉市といえば、寺内ダム。九州北部豪雨で大活躍したよね」そんなやり取りがありました。
寺内ダムの話は、市民としてなんとなく噂レベルで聞いていたものの、具体的には何にも知らなかったです。
これは、朝倉に住む市民として知っておくべき大切な事だと思い九州北部豪雨の寺内ダムの操作を調べて、ダムの操作を学びました。九州北部豪雨の寺内ダムの操作を知った時は、頭をトンカチで殴られた感覚に陥りました。(現在、ブログの方に、出来るだけわかりやすく簡素化して解説を行っています)
実は、私は、寺内ダムが上流にある佐田川の下流域住民。九州北部豪雨の時も自宅にいたのです。
赤谷川(朝倉市杷木)、現在、砂防ダムの建設中
九州北部豪雨の朝倉市の被害を簡単に説明しますと、朝倉市の杷木地区、朝倉の東のエリアと山間部の被害が大きく、寺内ダム(佐田川)、江川ダム(小石原川)の下流域は、被害が軽かった。
一概には、言えないと思いますが、ダムが朝倉市の下流域の被害軽減に人力したのは事実だと思います。
そんなことを何にも知らなかった、恥ずかしい
それから私はダム愛好家として、ダムの事を、寺内ダムの事を広く知ってもらいたいと思うように、自分みたいにダムが上流にあるが、ダムが何をしているのか考えた事がない人も多いのではないか、ダムを知るきっかけがない人も多いのではないかと思ったから
「災害に会ってからではなく、会う前に学んでほしいダムの事を防災を」
朝倉市杷木寒水、寒水川(幅4mほどの河川)の氾濫による被害
九州北部豪雨を経験した朝倉市ですが、ダムへの関心は高いとは言えず。僕もそうでしたが、ダムは山間部にあるインフラ施設。
普段生活していると、実感することもなく、興味を持つ、気にする機会もないのではないのか。
何かしらダムに興味を、関心を持つ、ダムを学ぶ、知るきっかけを作りたい。
上流にあるダムを知るきっかけ、ダムへの関心を高める事が何か出来ないか考えたときに、参考にした活動が、ダムマイスターのよっしー(佳)さんでした
丸山ダムに月に、平均5.6回 足を運び丸山ダムの魅力、情報を継続的に発信されている
よし、寺内ダムの写真を月に最低3〜4回 足を運び、ダムの魅力を発信し続けてみよう! 1年経ったら、何か変わってるかもしれない(2020.5月)
各SNSで発信し続けて、ブログをまとめサイトに活用しSNSで書けなかったこと、伝えたいことを改めてブログに残す。
そして2021.7月、寺内ダムの魅力を発信しつづけて1年が経ち一つの形。寺内ダム写真を開催しました。
後編へと続く