《このごろ》
四万十川新聞「四万十川再起再生!」

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「再起再生観光」

地方が豊かになる為には二つの方法がある!

@ 交流人口を増やす!
A 豊かさの解釈基準を変える!

従って…解釈を変えつつも観光客を増やすこと…が地方の当面の努力目標となる!
そこで…現在の観光客の状態を分析してみる…

「観光」

通常の観光客は「盆・正月・GW」という時間成分の偏りを持つ!
従って、現在の年間100万人の観光客とは即ち「月割り10万均等」と言う事ではない!
客数が多い月と少ない月が波の様に存在する!

だから…多い月は多過ぎるが暇な時は暇である!そこで…暇な時の凹部分を埋める事を当面の目標にすべきだと判る!

その為に…「現在の四万十川での人気行事」の凸部分を分析してみる!

「イベント」

来訪者が多いのは「次のイベント」である。

4月 「四万十川リバーサイド・フルウオーク」…40010mを歩くイベント。
3〜6月 「花まつり」…菜の花・さくら・藤・紫陽花の鑑賞
8月 「四万十川水泳マラソン」…四万十川を泳いで下るイベント(写真)
8月 「ラジコン世界大会」
10月 「四万十川ウルトラマラソン」…100kmを走る大会。
11月 「一條大祭」…土佐三大祭りのひとつ!

以上で気付くのは、最近の四万十川観光は切り口が「趣味=マニア」である場合が多く、特に「スポーツ」に人気がある事が判る。

この川では「自然環境」を前提としているものの「スポーツ」が町おこしに役立っている事が明白である!

ひとつの例(写真参照)

四万十川水泳マラソンは99%が市外からの参加者である。
その参加者の多くは「ひとりでは来ない!」そして…参加者ではない「見物客やアマチュアカメラマン」は「泳ぐ人より多い!」

「主役」の解釈を拡大させて手当てすることも大切である!


どっちが多い?(四万十川水泳マラソン)

(2010.1.29、四万十太郎)
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