中筋川には…昔は「ナベツル」が沢山飛来して来ていた!…しかし… 最近ではその数が減った!「それを昔に戻そう!」と言う!
***** ツルは「猟が下手である!」だから…良好な餌場が必要である!その「餌場」とは? それは…「川」と「田」の中間である「ジル田」である!
しかし日本の「河川と農業の政策」はその曖昧さを許さなかった! 川は「直線化と築堤」がなされ…田は「区画整備」され「減反」で整地に雑草が繁殖し「ジル田」は無くなってしまった!
料理の無いレストランは繁盛しないのである!
***** 戦後、中筋川は「近代化」され…周囲は「宅地化」され…土地の利用は明確化され 「ジル田」のような「人間に都合の良くない土地」はなくなった…
上流には「ダム」が設置され「氾濫と言う名の自然」も無くなり人間様用に改造されてしまった!こんな郊外レストランの客は「ツル」ではなく「閑古鳥」だけである!…しかし
四万十川の人は敢えてここに「自然回帰」という「郷愁」で集客しようとする! この作業は…「昔」に戻る!…のように見えるが…実際は「未来」にすすむのである!
中筋川の「回帰の法則」とは…「風に訊け!鳥に訊け!斜めから見ろ!」da
***** そのツル達が教えてくれる!
「回帰」とは「過去に戻る」と言うことではない! 「回帰」とは「螺旋階段!」である!…to
平面的には「円のもとの点に回帰する!」が… 立体的には「次の階に上がる!」と言うスパイラルが「21世紀風の自然回帰」である!
つまり「中筋川の回帰」とは「斜めの進歩」なのである!
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