《このごろ》
中筋川新聞「生物多様性」

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四万十川の支流であるこの川には「二つ目のダム」が建設中である!

「四万十川なのに?」…という声が聞こえて来そうだが…この川は四万十本川の趣きとは大きく異なる要素がいくつかある!
そのうちでも「多雨地域にしては緩すぎる河床勾配」がそれである!

「勾配が緩い」=「排水能力が小さい」=「時間差攻撃が必要」=「ダム」…これは
「北国ならば積雪」「主婦なら貯金」「子どもなら後出しジャンケン」と同じである!

何も、難しい「筵旗」の必要な話ではないのだ!
従って「二つ目のダム」もすんなりと着工して、現在建設中である!
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全国のニュースを見聞きすると…ダム反対運動が活発なようであるが…四万十川
の経験から判断すると、その要因は…

  @ 必要性の説明不足…技術屋特有の自己満足が前に出る…と
  A 利害の複雑性…他人の幸福と自分の幸福が連動できない貧困思想
  B 水以外の理屈の混入…政治や宗教は「水や重力の理屈」ではない!

中筋川にはこれらの弊害が無かったことが判るが…一言で言えばこれは「民度」である!
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田舎では人間が少ない…で…「生物多様性」が自慢だが
都会では人間が多い…で…そこでの自慢は「自己主張多様性」のようだ?

だから…「電力浪費」「不夜城乱立」「冷暖房完備」「ダム反対」「原子力反対」…と来れば…
バカに付ける薬は造らなくていいようである!

  太郎 「ちょっと過激だったかなぁ?」
  花子 「大丈夫!字は小さいし…それにこんな新聞…ここまで誰も読んでないわよ!」

(2008.3.3、四万十太郎)
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