《このごろ》
中筋川新聞「ダムに関する太郎のムダな努力」

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日本では「川の水」+「河川敷の土地」共に所有権は「国」にある!

この「川を堰き止める構造物」を「ダム」と言うが…日本では高さが15mを超えないものは「ダム」とは呼ばない!

しかし…辞書では「河川内に在って水を制御する構造物」とある!
つまり…高さの制限は「河川法」上のことでしかないのである!

   佐賀取水堰・佐賀えん堤・家地川ダム
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この「構造物」は「土地の所有者」と「水の所有者」の同意を得なければ設置できない!そして設置しても30年ごとに許可を取り直さなければならない決まりとなっている。

四万十川では「高さ=8m」の取水堰がある!ダムではないが許可が必要である。

1937年に設置されに更新を重ねてきたが…その昔は「無名の川」だったので、何らの抵抗もなく書類は通過した。

しかし1982年以来の「四万十川ブーム」で2001年には少し揉めた!
そして、当時の知事は「30年スパンではなく10年スパンで判断しよう!」と言って更新に同意した。

その「10年後」が間もなくやって来る!
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知事の意見はこうであった!

* 確かに四万十川にダムは無い方がいい!しかし…

@ 廃止撤去して「原子力に頼る」のはいかがなものか?
A 四国に原発は一箇所しかないが「万一の場合」を考慮しなければ、
B 流域住民の「省エネ」への努力を10年間見てみよう!
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太郎は流域住民に声を掛けた!

「ダム撤去を叫ぶならば、省エネに努力した上で叫ばなくては!」…と
その掛け声が「土っ佐のアイデア」である!

結果は惨憺たるもので…不発に終わった!
今の日本人は「平和と環境と飲料水と電気」は努力の対象ではないようである!

(2008.1.10、四万十太郎)
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