どんなダムキーワード検索:珍しい・ユニーク
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天王
(てんのう)
兵庫県
天端側水路がある
クレスト部の洪水吐が上流側から見ると8門あるのに、下流側から見ると2門しかない。上流側8門のから入った水は天端側水路でまとめられて下流側2門から放流される。
東郷
(とうごう)
鳥取県
天端から海が見える
天端から東郷池を望み、その先にさらに日本海を望むことが出来るという。湖と海を一度に眺めることが可能な珍しいダム?
道原
(どうばる)
福岡県
階段式洪水吐き?
洪水吐導流部に階段状の部分がある。珍しいのでは。
刀利
(とうり)
富山県
重力式との組み合わせ
ダムの構造は黒四ダムと似ていて、アーチダムだが一部に重力式コンクリートダムが組み合わされていて、めずらしいもの。左岸側をよく見ると分かる。
刀利
(とうり)
富山県
オレンジ色のキャットウォーク
アーチダムで、堤体下流面にキャットウォークがあるが、これがオレンジ色で珍しい。アクセントになっている。
徳山
(とくやま)
岐阜県
旧徳山村は廃村になった
旧徳山村は1970年の国勢調査の人口は1583人だった。ダムの建設に伴い、水没する集落の村民は揖斐川、本巣(もとす)、糸貫(いとぬき)、北方(きたがた)の4町の5地区に集団移転。466戸すべてが移転して無人となり、1987年4月に藤橋村に編入された。これにより旧徳山村は廃村となった。
徳富
(とっぷ)
北海道
ダム湖は「トップ湖」
ダム湖名は、新十津川町内の小学4年生から中学3年生までの児童生徒から募集。77点の応募作品の中から、2013年3月に「漢字で徳富とするよりも読み間違えがないこと、英語で1番を意味して親しみやすいこと」などから「トップ湖」に決まった。英語のような日本語のようなユニークなダム湖名。
殿
(との)
鳥取県
階段式洪水吐き
洪水吐きは階段式。国内で初めてだという。幅約30メートル、延長約130メートルで、段差約3メートルの階段が16段。滑り台状の従来の洪水吐きは、水が一気に流れ落ちるため、最下部に減勢池が必要だが、階段式は勢いを弱めながら流れるので減勢池がない。
苫田鞍部
(とまたあんぶ)
岡山県
珍しいCFRD
苫田鞍部ダムは、ロックフィルダムだが、コンクリート表面遮水壁型、すなわちCFRD。平成15年3月に盛立て完了し、15年5月にフェイシングコンクリート打設開始。最近のCFRDとしては、徳山ダムの上流2次締切に次いで2例目。かつて古いタイプのコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダムが数基建設されたが、最近のダム自体の建設事例としては最初のもの。
富郷
(とみさと)
愛媛県
下流に調整堰を建設
ダムの下流に柳瀬ダム、さらに新宮ダムがあるが、新宮ダムの下流1.7kmの地点に、富郷ダム建設事業の一環として調整堰(影井堰)を建設。洪水末期の河川水などを貯水しておいて、放流することにより下流河川の環境を保全するためという。珍しい施設。
富永
(とみなが)
愛知県
世界的にも珍しい二段式揚水発電所の下池
奥矢作第一・第二発電所は中部電力初の純揚水式発電所で世界的にも珍しい二段式揚水発電所になっている。その上池が黒田ダム(黒田貯水池)で、下池が矢作ダム(矢作湖)。中間に富永ダム(富永調整池)がある。
砥山
(とやま)
北海道
堤体が大きく折れている
重力式コンクリートダムの堤体が途中で大きく折れている。地形との関係だろうか。珍しいのでは。
長島
(ながしま)
静岡県
日本の鉄道では唯一のアプト式
井川線のアプトいちしろ駅〜長島ダム駅間は、列車はアプト式。日本の鉄道ではここだけ。線路の中央にノコギリの歯のようなギザギザのついた第3のレールがあって、この上を機関車が歯車をかみ合わせながら走る。ダム建設に伴って井川線の一部区間が水没するため、線路を付け替えた。その結果急勾配ができて、アプト式が誕生したという。
中筋川
(なかすじがわ)
高知県
堤体にタイムカプセル
ダム建設時、堤体に地域の小学生の作文を入れたタイムカプセルを埋め込んだ。20年後の2013年に開封。
長谷
(ながたに)
福岡県
下流からポンプアップして貯水
上水道ダムだが、多々良川の水が豊富な時期に下流の取水場からポンプで水を汲み上げ、ダムに送って貯水する河道外貯留ダム。全国的にも珍しいという。
長沼
(ながぬま)
宮城県
目的に「レクリエーション」
目的の一つに、レクリエーション(漕艇競技コースの確保)があげられている。平成2年度に県営長沼漕艇場が完成し、同年8月にインターハイ・ボート競技が行われた。国際大会が可能な本格的漕艇場。毎年9月には町民ボート大会「長沼レガッタ」も開催。平成14年には13回を数える。目的に「レクリエーション」が入っているものは、全国に3例しかない。
中山
(なかやま)
長崎県
堤体上流側に常用洪水吐越流部
堤体の上流側に堤体に沿った形で常用洪水吐越流部がある。天端側水路に似ているようにも思われて、珍しい。
夏子
(なつこ)
徳島県
和風のダム管理所
ダム管理所が、白壁の和風建築。脇町は「うだつ」のある古い町並みが有名だが、それを模したのか? 珍しいし、趣があるが、使い勝手はどうか。
夏子
(なつこ)
徳島県
特徴のある減勢工
堤体下流面には洪水吐導流部が大きく広がり、その下流の減勢工は、ブロックを備えた特徴のある構造。
七色
(なないろ)
三重県
珍しい重力式アーチダム
重力式アーチダムゲートの形状を統一、シンメトリーな構造になっている。まとまりのある景観を見せる。
生居川
(なまいがわ)
山形県
蔵王の酸性水対策
酸性水対策のために建設された農業用ダム。上山東部地区の水田地帯は、樹氷やスキーで知られる蔵王山熊野岳を源とする蔵王川を水源としており、酸性化が甚だしく、支障を来していた。蔵王川は、遡ると蔵王沢と仙人沢の2支流からなり、このうち蔵王沢が酸性化し、一方の仙人沢は真水だった。このため、隣の水系に生居川ダムを建設し、仙人沢から取水した真水を生居川ダムに導水・貯留して、これを利用して地区全体の用水の真水転換が図られた。
南部坂
(なんぶざか)
北海道
ダム名は駅の名から
ダム名は、かつて下流約1.5kmにあった南部坂駅に由来する。明治時代に、現太平洋セメントの峩朗鉱山と工場の間に軌道が敷かれ、馬に曳かれたトロッコが走っていた。大正11年には電気鉄道に。中間に南部坂駅があった。歴史ある南部坂駅の記憶を残したいと、駅名を取って南部坂ダムと命名。
西之谷
(にしのたに)
鹿児島県
シラス地帯にあるため工法の検討などに長期間
ダム基礎としては全国的にも稀な地質であるシラス地帯に築造。基礎の性状確認、パイピングに対する検討、止水工法の検討などに20余年の月日を要したという。
二風谷
(にぶたに)
北海道
半川締切工法を採用
地形から、堤高32mに対して堤頂長が550mと、横長の構造。建設には、経済性等から半川締切工法を採用。河川を左岸側に切り替えた後、右岸側のダムを建設。右岸の洪水吐の放水管の打設が完了した時点で、それを堤内仮排水路として利用し、河川を右岸側に切り替え、左岸側の堤体を建設。
糠平
(ぬかびら)
北海道
幻のアーチ橋
糠平湖の北東部に幻のアーチ橋。ダム建設前に使われていた旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋だったが、ダム建設で水没するため線路は別の場所に付け替えられ、橋はレールを撤去、コンクリート部分だけが残る。ダムの水量が増える6月頃から湖面に沈んでいき、水量の減る1月頃から凍結した湖面に再び姿を現す。古代ローマの水道橋のようだとも。
野花南
(のかなん)
北海道
二つある野花南ダム
野花南ダムは二つある。同じ名前のダムが複数あるのは珍しくはないが、近接しているのは珍しいし、まぎらわしい。こちらは、空知川の支川、野花南川にある農業用アースダムだが、もう一つは空知川にある発電用の重力式コンクリートダム
野花南
(のかなん)
北海道
二つある野花南ダム
野花南ダムは二つある。同じ名前のダムが複数あるのは珍しくはないが、近接しているのは珍しいし、まぎらわしい。こちらは、空知川にある発電用の重力式コンクリートダムだが、もう一つは空知川の支川、野花南川にある農業用アースダム
野反
(のぞり)
群馬県
珍しいコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム
ダムの上流面をコンクリート版にして遮水するコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム。このタイプは、日本では昭和20〜40年代に石淵ダム、皆瀬ダム、小渕防災溜池など数基の建設事例があるが、当時は堤体ロック材の締め固め工法が現在のように進んでいなかったなどのため不等沈下やクラックが発生しやすく、一時採用されなくなった。その後の技術進歩を反映し、最近再び建設の動きがあり、苫田鞍部ダムが建設されている。
野間川
(のまがわ)
広島県
ダム湖は「栗湖」
ダム湖の名称を平成24年7月11日〜8月3日に公募。結果は「野間川ダム・ダム湖」名称検討委員会で審議され、栗湖(マロンこ)に決定、平成24年10月1日公表された。野間川の源流地である宇根山には古くから「柴栗伝説」という伝説があり、栗饅頭なる和菓子も売られているという。ユニーク過ぎる命名。
初瀬
(はせ)
奈良県
ダム湖は「まほろば湖」
昭和63年、「森と湖に親しむ旬間」を機に名称を地元桜井市の小学校から募集。「まほろば」は大和の国の枕詞。このダムは大和川の最上流部にある。
畑薙第一
(はたなぎだいいち)
静岡県
中空重力式ダムとしては世界最大級とも
珍しい中空重力式コンクリ−トダム。堤体にダム内部への採光用の窓がついている。堤高125m。このタイプのダムとしては国内で一番高い。かつては世界一であった。中空重力式ダムとしては世界最大級ともいわれるようだ。
畑薙第二
(はたなぎだいに)
静岡県
中空重力式コンクリ−トダムで揚水発電の下池
畑薙第1ダムと同様、珍しい中空重力式コンクリ−トダム。上流の畑薙第1ダムとの間で揚水式発電を行っている。また、下流の畑薙第二水力発電所で水力発電を行っている。
早瀬野
(はやせの)
青森県
アスファルトフェイシングフィルダムに見えるが
堤体にアスファルトフェイシングがあるので、アスファルトフェイシングフィルダムとも思えるが、そうではない。中心コアロックフィルダムとして建設が進められ、50万m3ほど盛り立てたころに水質が岩の劣化をもたらすことが判明、その保護対策として途中からアスファルトフェイシングを実施。これは本来の構造的な遮水目的ではなく部分的な水質対策で、型式としてはロックフィルダム。上下流面ともアスファルトフェイシングで、特に下流面の広大なアスファルトフェイシングは珍しい光景。
万場調整池
(ばんばちょうせいち)
愛知県
低地を掘削して作ったアスファルトフェイシングフィルダム
低地を掘削して作った平地ダム。アスファルトフェイシングフィルダムで、堤体斜面の水に接する部分はアスファルトに覆われている。調整池自体が砂の層の上に出来ているため、調整池の底には合成ゴムシートが張られているという珍しい構造。
東富士
(ひがしふじ)
静岡県
この構造物は何か?
取水塔余水吐を兼ねており、そこからの水がフジツボ型の吐き出し口から流れ出る。一見円筒分水風だが、そうではないようだ。これは何だとみんなが疑問を持つが、誰もわからず。誰か管理者に聞いてみればいいのに。
引原(元)
(ひきはら)
兵庫県
ダム湖は「音水湖」
ダム直下右岸に流入する音水渓谷に因んで命名。当時の県知事の命名と言われる。ここには、全国でも数少ない千メートル級の常設カヌーコースが設けられている。
日ノ峯
(ひのみね)
佐賀県
夫婦ダム
隣接する二つのダムを合わせて狩立・日ノ峯ダムとも呼ばれ、2ダム1事業として建設。貯水池が隣接し、両貯水池を延長148mの連絡水路トンネルと延長116mの連絡洪水吐きで結ぶ珍しい設計。両ダムを一体として運用。利水運用には連絡水路トンネルを使用。洪水調節には両貯水池間の尾根を開削した開水路を設け、狩立ダムのみに常用洪水吐非常用洪水吐を設置。町内にある黒髪山の夫婦岩にちなんで「夫婦ダム」と呼ばれる。
平沢
(ひらさわ)
千葉県
珍しい「かん水」対策のためのダム
このあたりは天然ガス噴出地として知られ、千葉県下で最初の天然ガス開発が置くなわれた地域。渇水期には、水田や河床から天然ガスとともに「かん水」(多量の塩分を含んだ水)が噴出、稲に害がある。この被害を防ぐため、ダムからの補給水で害のない濃度まで希釈する。珍しい目的のダム。
広田堰
(ひろたぜき)
千葉県
余水吐は垂直落下式余水吐隧道
余水吐の構造が珍しく、「垂直落下式余水吐隧道」で、縦坑と隧道を組み合わせたものだという。
広野
(ひろの)
福井県
ダム湖名に「ダム湖」
ダム湖名は広野ダム湖。ダム湖名に「ダム湖」は珍しい。
深田調整池
(ふかだちょうせいち)
福島県
掲載復活ダム
ダム便覧2003には掲載されていなかったが、読者の指摘で、調べてみると、だいぶ前の「ダム総覧」(ダム年鑑の前身)に掲載されていたが、ある時点から記載漏れに。ダム便覧2004で復活した。こんな大きなダムとしては珍しい。
福地(再)
(ふくじ)
沖縄県
直接海に放流する
地形的特徴から直接海に放流が行えるという珍しい構造。大雨が降り貯水池がいっぱいになると、下流の洪水吐から越流を始め、さらに雨が続き水位が上がってくると、上流洪水吐からダムの水を直接海へ放流する。
藤井川(再)
(ふじいがわ)
茨城県
非常用洪水吐が別の場所に
ダム本体からやや上流部にラジアルゲート3門を備えた大規模な非常用洪水吐がある。非常用洪水吐が離れているのは、小河内ダムなどごく少数で、珍しい。ラジアルゲーは赤い色で目を引き、上部にあるゲート室のデザインもユニーク。周囲にあるオートキャンプ場などに配慮したものだろう。
藤井川(元)
(ふじいがわ)
茨城県
穴あきダムを多目的ダム化
藤井川ダムは、昭和31年に防災専用の穴あきダムとして建設、その後、藤井川総合開発事業の一環として穴を大改造して常用洪水吐を設置し、堤体からやや離れた位置に非常用洪水吐を設置して多目的ダム化、昭和52年に完成。
武周湖
(ぶしゅうこ)
福井県
蒲生水力発電所は海に直接放流
ここから取水された水は、北陸電力の蒲生水力発電所で発電に使われる。蒲生水力発電所は日本海に面していて、発電に使われた水は日本海に放流される。珍しいかもしれない。
布施川
(ふせがわ)
富山県
目的に「消流雪用水」
目的に「消流雪用水」が入っているダムは、全国に数例しかないが、そのうちの一つ。
二川
(ふたがわ)
和歌山県
堤体に穴を開け放流設備を設置
ダム直下流の環境改善を目指し河川維持流量を放流するため、既設ダム堤体に穴を開け放流設備を設置。平成10年に完成。既設ダム堤体の穴あけは珍しかった。
二瀬
(ふたせ)
埼玉県
型式が変更された
二瀬ダムの型式は、以前はアーチダムだった。読者から、重力式アーチダムではないかとの疑問があって、あれこれ調べた結果、結局2005年9月に重力式アーチダムに変更された。型式の変更は珍しい。
舟川
(ふながわ)
富山県
目的に消雪用水の確保
生活貯水池と呼ばれる小さなダムだが、目的の一つに「新たな消雪用水の確保」があるのが珍しい。冬季に入善町の道路消雪に使われる。
船明
(ふなぎら)
静岡県
ダム湖という名のダム湖
船明ダムのダム湖は船明ダム湖という名前のようだ。本当だろうか。珍しい。
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