この5月12日(土)に、(独)水資源機構一庫ダムにおいて、点検放流と称した『非常用洪水吐(クレストゲート)2門、クロス放流(利水補助バルブ)2門、鯉のぼりの3点セット』という管理所始まって以来(35年)のイベントがあるとのことで、建設に携わった一人として、是非見ておきたいとの想いからはせ参じてきました。私が描いていた通りの美しい光景が青空のもと目の前に醸し出され、子供の歓声が沢山聞こえてきました。参加者は、能勢電鉄主催の「一庫ダムクレスト点検放流散策ハイキング」800名、その他200名以上とのことで、当日限定のダムカードも発行され多くの人々でにぎわっていました。偶然、ダムマイスターの仲間(炭素さん、佳さん、だしぇろさん)とも出合うことができ、幸せな日を過ごすことができました。今回のイベントで痛感したことは、ダムは造った人のものでもなく、使っている人のものでもなく、国民皆の大切なものであるということです。このような心温まるイベントを企画・運営くださいました一庫ダム管理所、能勢電鉄の関係者に心から感謝申し上げますとともに、庶民のささやかな幸せを叶えるためにも、毎年開催を切にお願いしたいと思います。