鹿森
(しかもり)
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愛媛県新居浜市立川町葛岩660 |
下流にループ橋
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ダムのすぐ下流の渓谷部にループ橋がある。青龍橋(せいりゅうばし)といい、第一青龍橋・第二青龍橋の二つの橋で構成されている。
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ダム湖は「別子の湖」
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昭和62年、「森と湖に親しむ旬間」を機に一般公募、命名。別子銅山から。
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四川
(しかわ)
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広島県福山市加茂町字栗根 |
汚泥のリサイクル
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本体コンクリート打設時の濁水処理によって発生する汚泥を処理し、盛り土として再利用。大量の建設汚泥リサイクルを行ったことなどが評価され、平成14年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰(国土交通大臣賞)を受賞。
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小説家・井伏鱒二
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福山市加茂町は小説家・井伏鱒二が生まれたところ。加茂町百谷の大谷池からダムを通り生家がある粟根まで、四川沿いは数々の傑作の舞台。「朽助のゐる谷間」「丹下氏邸」「白毛」などの作品が。
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ダム湖は「城山湖」
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ダムの北川にある急峻な山には、かつて城があったが、毛利元就の軍勢に攻略され、消滅したという。それにちなんでダム湖は城山湖と名付けられ、2004年11月9日の竣工式の時に、記念碑が除幕された。
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時雨
(しぐれ)
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東京都小笠原村父島北袋沢 |
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茂利
(しげり)
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兵庫県多可郡多可町中区 |
糀屋ダムの副ダム
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糀屋ダムの副ダムの役割を果たしている。糀屋ダムには、茂利ダム、徳畑ダムの二つの副ダムがあり、これらによって翠明湖が形成されている。
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四十四田(再)
(しじゅうしだ)
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岩手県盛岡市上田字松屋敷 |
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四十四田(元)
(しじゅうしだ)
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岩手県盛岡市上田字松屋敷 |
重力式コンクリ−ト・フィル複合ダム
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「日本のTVA(Tennessee Valley Authority)」とも呼ばれた壮大な計画に基づき建設された北上川の5ダムのうちの一つで、北上川本川にある唯一のもの。当初はフィルダムで計画されたが、その後、コンクリートダムを主体として、左岸取付部の風化地帯および右岸の堆積層部分にフィルダムを接続させる複合ダムに。
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酸性水対策を実施
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上流から酸性の強い松尾鉱山の坑内水が流れ込み、北上川は長年魚も住めない川だった。このため、ゲート関係にステンレス材を使用する等の対策が取られた。現在では、中和処理によって北上川に清流が戻っている。
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桜の名所
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ダムの周辺に、600本の桜が植えられている。ダム湖のバックには岩手山が見え、季節には花見が出来る。桜の開花の頃に、毎年「ファミリーレイク祭」が開催される。
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ダム湖は「南部片富士湖」
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昭和44年、観光協会が募集・決定。このダムは、岩手山の南東の裾野に位置し、そこから見る岩手山の頂上は半分欠けているように見えるので、一名南部片富士とも呼ばれる。ここから命名。
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地蔵原
(じぞうばる)
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大分県玖珠郡九重町大字町田 |
遮水壁を持つ
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上流面に遮水壁を持つアースダム。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
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七ヶ宿
(しちかしゅく)
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宮城県刈田郡七ヶ宿町字切通 |
洪水吐にベルトコンベヤ方式を採用
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ダムの洪水吐は延長330m、高低差63mの開水路シュート形式。コンクリート量17万m3を有する大規模構造。施工の合理化を図るため、ベルトコンベヤ工法を採用し、コンクリートの連続運搬とスプレッダーによる連続打設を実施。
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高さ80mの大噴水
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高さ80mの大噴水がある。景観上の役割も果たしているが、主には水質保全設備。平成16年9月に補修工事が終わり、冬場を除いて4月から11月に運転されている。
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受益自治体などがダムクリーン作戦
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水源地の環境を流域全体で守ろうと、ダムから水道水の供給を受ける下流の仙台市、七ケ浜町などが、七ケ宿ダム湖周辺でクリーン作戦を行っている。2003年から毎年実施しており、2006年には、8市町の職員と、宮城県仙南・仙塩広域水道事業所の職員ら約80人が参加し、大量の空き缶やペットボトルなどを拾った。
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ダム湖をまたぎ、こいのぼり
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毎年、4月から5月の時期に、ダム上流の両岸に約200メートルのワイヤロープを張り、こいのぼりを泳がせる。
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七川
(しちかわ)
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和歌山県東牟婁郡古座川町大字佐田 |
こいのぼり、桜と競う
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桜の名所として知られる七川ダム湖畔で、色とりどりのこいのぼりが元気よく泳ぐ。満開の桜と華やかさを競う。地域おこしを目的に2000年から実施。桜はソメイヨシノが約3000本のあり、4月上旬には桜まつりが行なわれる。
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志津見
(しつみ)
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島根県飯石郡飯南町角井 |
堤頂構造を簡素化
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常用洪水吐はダム管理の簡素化と維持管理費用の縮減を目的として、自然調節方式(ゲートレス)とし、一方、非常用洪水吐きは自由越流頂構造に。自由越流頂構造の場合通常は、非常用洪水吐の上に橋を架けて天端道路とする構造が多いが、自然越流頂を道路として使う構造になっている。橋を架ける必要がなく、構造が簡素化され、建設コストの縮減にもなる。
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人気の「願い石にメッセージを書こう」
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インフォメーションブースでは、ケースの中の「願い石」にメッセージを自由に記入してもらっているが、これが人気だそうだ。願い石は平成18年の春から打設を開始する志津見ダムのコンクリート材料に使用される。堤体の一部になるということか。
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ダム湖は「志津見湖」
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2009年11月に地元住民、学識経験者、行政関係者で構成する湖名選考委員会を設置。一般公募で県内外から寄せられた案を参考に、委員会内で選考。2010年9月に結果を発表。志津見湖は水没する地区名に由来。
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四時
(しとき)
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福島県いわき市川部町字大沢 |
太平洋が見える?
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ダム天端から、太平洋が見えるらしい。海岸までは5キロ以上離れているようだが。
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品木
(しなき)
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群馬県吾妻郡中之条町入山字品木 |
強酸性を石灰で中和
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吾妻川は、草津白根山に起因する酸性河川によって魚も棲まない「死の川」と呼ばれてきた。草津温泉方面から流入する湯川の強酸性の水に草津中和工場で石灰を混ぜて中和。湯川はダム湖に流入するが、ダム湖は、中和のために投入された石灰と酸との化学反応の結果発生する中和化合物を収容し、湖内をゆっくり水が流れることによって中和反応を促進する機能を持つ。吾妻川は、魚が生息する川に生まれ変わった。
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堆砂率が高いダム
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平成12年度の国土交通省の調査によると、堆砂率(堆砂量/総貯水容量)が79.8%。総貯水容量100万立方メートル以上のダムの中で13番目に堆砂率が高い。上位は発電専用ダムが占めており、それ以外のダムとしては2番目に高い。これは、品木ダムが酸性を石灰で中和する機能を果たしているためで、通常の堆砂とは異なる。
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ダム湖は「上州湯の湖」
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日光の湯の湖に似ているところから名付けられたという。中和の結果できる沈殿物が堆積している。
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柴木川
(しばきかわ)
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広島県山県郡安芸太田町 |
読者の情報で追加
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三段峡の入り口にある中国電力の発電用のダム。堤高が15.5mあるが、なぜか「ダム年鑑」に(従って、「ダム便覧」にも)掲載されていなかったが、ダム年鑑の読者の情報で、追加された。
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四万川
(しまがわ)
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群馬県吾妻郡中之条町四万 |
上信越高原国立公園
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奥四万湖は上信越高原国立公園内にある。建設に当たっては、自然環境への影響に配慮した。湖の水の青さも特筆もの。なお、四万湖は中之条ダムのダム湖名で、まぎらわしい。
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城壁を思わせる
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景観に配慮して、堤体下流面は、化粧型枠により石積み風に。美しい城壁を思わせるとの評もあるが。
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ダム天端高欄には陶板画
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ダム天端高欄には地元中之条町の小学生たちが作成した陶板画が。
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周辺整備に力を入れる
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観光客の多い地域であり、地域の人々や観光客に広く愛されるような周辺整備を進める。赤沢やすらぎ広場、栂(つが)の広場、稲包(いなつつみ)せせらぎ公園などを整備。四万せせらぎ資料館では、「四万川ダム堤体模型」「四万川ダム周辺地域模型」やパネル写真を展示。日帰り入浴施設「こしきの湯」が併設されている。
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下流に四万温泉
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直下流に四万温泉郷が広がる。歴史のある古くからの温泉で、四万の病いを直すという。現在では、趣きある木造建築の旅館とともに、近代的なホテルも立ち並ぶ。
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島地川
(しまぢがわ)
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山口県周南市大字高瀬字青ヶ平 |
世界初のRCD工法によるダム
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堤高89mの重力式コンクリートダム。建設省が世界に先駆けてRCD工法を開発し、ダム本体の内部コンクリートをすべてRCD工法で打設した最初のダム。RCD工法は1974年から建設省が中心になって研究開発。大川ダムのマットコンクリート、新中野ダムの減勢工が施工されたが、ダム本体については1978〜80年に島地川ダムで初めて施工。
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国道が上を通過
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国道376号線がダムの上を通過。道路が通るのはよくあるが、国道が通るのはそれほど無いのでは。
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ダム湖は「高瀬湖」
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昭和56年命名。ダム湖付近の大字名が高瀬で、ダム下流の渓谷は高瀬峡と呼ばれていたことによる。
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島ノ瀬
(しまのせ)
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和歌山県日高郡みなべ町大字東神野川字黒松 |
桜とこいのぼり
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ダム周辺には約800本のサクラがあり、その開花に合わせ、ダムを管理する南紀用水土地改良区と地元有志が毎年協力してこいのぼりを揚げている。
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清水沢
(しみずさわ)
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北海道夕張市清水沢清湖町 |
北炭の自家発電用ダムとして建設
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もとは北海道炭礦汽船(北炭)が北炭夕張炭鉱等に電力を供給するための自家発電用水力発電として建設。炭鉱の閉山によって平成6年にダムの水力発電所は北海道企業局に譲渡された。
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清水目
(しみずめ)
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青森県上北郡東北町字清水目 |
オートキャンプ場
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すぐ下流にオートキャンプ場がある。10区画あり、トイレ、炊事場、展望台などを備えている。料金は無料のようだ。林に囲まれた静けさ満点。
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下筌(再)
(しもうけ)
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大分県日田市中津江村栃野 |
松原ダムと併せて再開発
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松原ダムと併せて再開発。貯水池使用計画を運用変更することにより、新たに流水の正常な機能の維持増進を図る。
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蜂の巣城で有名
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1972年にできた下筌ダムは、ダム建設史上最大の紛争と言われる「蜂の巣城紛争」で有名。室原知幸氏を中心に13年余りに渡って反対運動が繰り広げられた。その後の公共事業の進め方に多大の教訓を残した。
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松原ダムと一体運用
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すぐ下流に松原ダムがあり、下筌ダムと松原ダムは一体的に運用されている。2ダムでひとつといった感じに。
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ダム天端高欄にあるダム銘板は室原氏の書
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ダム天端高欄にあるダム銘板の「下筌ダム」の文字は、蜂の巣城主・室原知幸氏が砦に立てるために書いた「下筌ダム反対」の文字からとったという。
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ダム湖は「蜂の巣湖」
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昭和63年、「森と湖に親しむ旬間」を機に公募、命名。ダム建設時の「蜂の巣城紛争」に因んだもの。
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下筌(元)
(しもうけ)
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大分県日田市中津江村栃野 |
蜂の巣城で有名
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ダム建設史上最大の紛争と言われる「蜂の巣城紛争」。室原知幸氏を中心に13年余りに渡って反対運動が繰り広げられた。その後の公共事業の進め方に多大な教訓を残した。
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ダム天端高欄にあるダム銘板は室原氏の書
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ダム天端高欄にあるダム銘板の「下筌ダム」の文字は、蜂の巣城主・室原知幸氏が砦に立てるために書いた「下筌ダム反対」の文字からとったという。
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ダム湖は「蜂の巣湖」
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昭和63年、「森と湖に親しむ旬間」を機に公募、命名。ダム建設時の「蜂の巣城紛争」に因んだもの。
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下久保
(しもくぼ)
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群馬県藤岡市保美濃山 |
ダム名は水没地の地区名から
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水没地の大部分が鬼石町大字下久保地区であった。この地区名をとって下久保ダムに。
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主ダムと副ダムがほぼ直角に
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主ダムと副ダムがほぼ直角にL字型になっている。珍しい。主ダムと副ダムをあわせると、堤頂長605m余。既設の重力式コンクリートダムとしては日本一長い。
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310世帯が水没・移転
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ダムの建設のために310世帯(773棟)が水没・移転した。また、学校・官公署が11棟あった。
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貯水池上流部に貯砂ダムを建設
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ダムの堆砂速度は計画の倍以上にもなった。このため、貯水池上流部に貯砂ダムを建設。平成13年3月に完成。そこから年間約3万m3の砂利を採取し、コンクリートなどの材料として有効活用。
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近くに冬桜の名所や三波石峡が
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近くの桜山森林公園や城峯公園は冬桜の名所。国の天然記念物に指定されている。11月中旬〜12月上旬が見頃。下久保ダムのすぐ下流が三波石峡。三波石の巨岩名岩が並んでいる。
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ダム湖は「神流湖」
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昭和44年にダム湖周辺の関係4町村で協議して、命名。河川名から。湖岸は春になるとソメイヨシノが咲き、湖ではボート遊びやへらぶな・ブラックバス・わかさぎなどの釣りが楽しめて、多くの釣り客や観光客が訪れる。
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下小鳥
(しもことり)
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岐阜県飛騨市河合町大字保字西中岩 |
湖畔に桜
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湖畔には桜が植えられ春には花見、秋には紅葉がダム湖に映え、四季折々の景色が楽しめる。
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下の原(再)
(しものはる)
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長崎県佐世保市下の原町4 |
嵩上げにより貯水量を増大
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既設ダムについて5.9m嵩上げし、貯水量を増大を図って、渇水に対処する。
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全国初の渇水対策容量の水利権許可
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平成13年1月23日、長崎県知事により下の原ダムの嵩上げに関する水利権が許可された。嵩上げによってダムは、異常な渇水時にも必要最小限の水を補給できる、渇水対策容量 を備えることになる。渇水対策容量を確保したダムの建設は、他にもあるが、水利権が許可されたのは、全国で初めて。
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下湯
(しもゆ)
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青森県青森市大字荒川字横倉 |
温泉跡には露天風呂も
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ダムの上流には水没した温泉の跡がある。本格的な管理はされていないようだが、今も露天風呂として使えるところも。あちこちから温泉がわき出ていて、周辺で山菜を採ってきてゆでることもできるという。
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ダム湖は「下湯平成湖」
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ダムは、平成元年に竣工した。それで、ダム湖は下湯平成湖に。静かなたたずまい。
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十王
(じゅうおう)
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茨城県日立市十王町友部字道保内 |
噴水がある
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最大吹き上げ高50mの噴水がある。吹き上げ方式は3パターン。夜間のライトアップも行われているようだ。
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十王パノラマ公園
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十王ダムを見下ろす高台に、常磐自動車道の十王トンネルのほぼ真上に十王パノラマ公園がある。ランドマークとなるUFO型の展望台からは阿武隈山系の山々や太平洋など360度のパノラマが。イベント広場やお花見広場、ローラー滑り台なども。
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庄川合口
(しょうがわごうぐち)
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富山県砺波市庄川町金屋字小川原 |
多数の取水口を統合
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庄川平野部の農業用水として、左岸には二万石七千石用水をはじめ6ヶ所、右岸には4ケ所の用水があって、それぞれ独自に取水口を持っていたが、河道が一定せず取水口からの導水は常に困難をきたし、用水不足による被害が多大だった。そこで、合理的な取水方法として、用水の合口のため庄川合口ダムが築造された。これによるかんがい面積は11,000haにも及び、富山県内農地の約2割を占めている。庄川合口ダムでは、水力発電も行われており、ダム施設の管理は関西電力が富山県より使用許可を受けて行っている。
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登録有形文化財
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我が国屈指の大扇状地を潤し、穀倉地帯の近代化を支えたとして、2004年に国の登録有形文化財に指定された。
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魚道がある
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ダムの左岸川に魚道が整備されている。階段式魚道のようだ。
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定山渓
(じょうざんけい)
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北海道札幌市南区定山渓八区 |
改名したダム
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元は河川名から「小樽内ダム」だったが、小樽市にあると間違われないよう、定山渓ダムに改名。すぐ下流が札幌市の奥座敷と形容される定山渓温泉。
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公園とダム資料館
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下流側に公園が整備されていて、そこに入場無料のダム資料館もある。手動発電装置があり、発電量がわかる。ダム下流の自然林の紅葉が美しい。また、ダムから見る紅葉もいい。ダムは今や観光名所に。
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ダム湖は「さっぽろ湖」
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近くにある豊平峡ダムのダム湖が定山湖であったため、一般公募して「さっぽろ湖」と命名。
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正善寺
(しょうぜんじ)
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新潟県上越市上正善寺 |
湖畔にアジサイ
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ダム湖畔には5,000本のアジサイが植栽されていて、6月下旬から7月中旬には花が咲いてきれいだ。
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浄土寺川
(じょうどじがわ)
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福井県勝山市村岡町浄土寺 |
目的に「消流雪用水」
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目的に「消流雪用水」が入っているダムは、全国に数例しかないが、そのうちの一つ。
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上流に貯砂ダム
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ダムの上流にかなり大規模な貯砂ダムがある。堤高22.0mの重力式コンクリートダムで、魚道も整備されている。
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城端
(じょうはな)
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富山県南砺市上原 |
目的に「消流雪用水」
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目的に「消流雪用水」が入っているダムは、全国に数例しかないが、そのうちの一つ。
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城原川
(じょうばるがわ)
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佐賀県神埼市神埼町 |
計画見直しの動き
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現計画は治水の他、利水も含めた計画だが、治水機能のみにしたダムにする方向で、見直しの調整が進んでいるようだ。
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青蓮寺
(しょうれんじ)
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三重県名張市青蓮寺字ガオヤ |
水資源開発公団が最初から手がけた第一号ダム
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水資源開発公団が実施計画調査段階から手がけた。公団が直轄から引き継いだのではなく、最初から手がけたダムとしては第一号。
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中央越流型非対称放物線不等厚アーチダム
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アーチダムだが、詳しくは中央越流型非対称放物線不等厚アーチダムという難しい名前が付いたタイプのダム。日本に1、2例しかないという。
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昭和池
(しょうわいけ)
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福岡県北九州市小倉南区大字朽網 |
両岸に洪水吐
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アースダムだが、自由越流式の洪水吐が左右両岸にある。改修で追加されたのかもしれない。
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庶路
(しょろ)
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北海道白糠郡白糠町滝の上 |
ダム湖は「Green Lake 庶路」
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地元の白糠町が公募し、119件の応募の中から「Green Lake 庶路」が選ばれた。「ダム周辺で多くの人が植樹するなどし、緑に囲まれた湖になってほしい」という願いが込められているという。平成16年10月13日の完成式典のときに、命名者へ感謝状などが贈られた。英語表記を含むダム湖名は珍しい。
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白石
(しらいし)
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千葉県旭市 |
銚子市の水道用ダム
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正式名称を銚子市水道部白石貯水場というらしい。銚子の水道は、昭和13年に始まったが、当初は井戸で地下水を汲み上げていた。その後の水需要の増大に対処するため、当時はまだ市外だった海上郡船木村の高田川に新水源を求め、白石ダムが建設された。
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風力発電用風車が見える
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ダム天端から直ぐ近くに風力発電用の風車がが見える。高さ65mの白いタワーに直径70.5mのブレード(羽根)が取り付けてある巨大なもの。あたりに6基ある。
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白岩川
(しらいわがわ)
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富山県中新川郡立山町中蔵 |
複合ダム
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重力式コンクリートダムとロックフィルダムの複合ダム。ダムサイトの地質が風化されやすい左岸で形成されていて、大規模な重力式コンクリートダムを建設するのが困難であったため、複合ダムとなった。
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海が見える
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海岸からかなり離れているが、天端からは富山湾が見えるらしい。もっとも、天端は立ち入り禁止のようだが。
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白川(再)
(しらかわ)
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奈良県天理市和爾町 |
溜池を嵩上げ
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農業用の白川溜池(アースダム)の堤体を4.5m嵩上げし、新たに治水機能を付加。旧堤体下流面に、旧堤体を取り込んだ形で築堤。
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周囲は公園
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周辺には、「万葉の森」、グラウンドなどがあり、公園として整備されている。岸からの釣り人も多いらしい。
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白川
(しらかわ)
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山形県西置賜郡飯豊町大字高峰 |
マラソン大会
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白川ダム湖岸公園で、毎年5月第2日曜日に「全国白川ダム湖畔マラソン大会」が開催される。2km、5km、10kmのロードレース。残雪の中に咲く山桜と新緑に囲まれて走る。
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周辺はは山菜の宝庫
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飯豊連峰を望み、山形県の豪雪地帯に築かれたダム。周辺はワラビ、ゼンマイ等の山菜の宝庫。
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しろがね
(しろがね)
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北海道上川郡美瑛町字平和5893番3 |
珍しい平仮名表示ダム
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このダムの潅漑補給地区名によりこう名付けられた。付近には白金温泉などがあり、漢字表記。Yahoo地図では漢字表記で白金ダムとなっているが正式には平仮名のようだ。
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十勝岳を背景に
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十勝岳を背景にし、周囲の緑に囲まれたダム湖は、景観が四季折々に美しい。
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ダム湖は「四季彩湖」
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公募により命名。十勝岳を背景に季節の織りなす景観のすばらしさによる。
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城川
(しろかわ)
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新潟県十日町市室野字大開 |
立派な重力式コンクリートダムに見えるが
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写真だけを見るとすごく立派な重力式コンクリートダムに見えるが、実は小さい。巨大ダムと比べるとミニチュアサイズだが、何か存在感があるとも。
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白丸調整池
(しろまるちょうせいち)
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東京都西多摩郡奥多摩町 |
東京都交通局の発電専用ダム
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発電専用ダムで、ダム直下に東京都交通局の白丸発電所があり、水力発電を行っている。電力は、東京電力へ売却。
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魚道を整備
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平成7年度に工事に着手し、14年4月竣工。開水路部とトンネル部とに分け、魚道形式もアイスハーバー型魚道と潜孔型魚道の2つの形式を採用。魚道落差27m、魚道延長332m。対象魚種はヤマメ、サクラマス、アユ等。堤高が30mを超えるダムについての魚道は、比較的少ない。
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白水川
(しろみずがわ)
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山形県東根市泉郷字梨木平地先 |
公園化されている
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ダム周辺部に遊水広場を初め6広場が整備され、広く一般に解放されている。キャンプなどもできるようだ。それに反して、ダム天端は立ち入り禁止のようで、開放を望む声も。
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城山
(しろやま)
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神奈川県相模原市緑区川尻 |
神奈川県企業庁の揚水発電
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___ |
神奈川県企業庁の城山発電所で、城山湖(本沢ダム)を上部貯水池、津久井湖(城山ダム)を下部貯水池として揚水発電が行われている。城山発電所は、わが国初の大規模な純揚水式発電所らしい。
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天端を国道が通過
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ダムの天端を国道413号が通る。天端に道路があるダムはよくあるが、国道が通過するダムはそれほど無いのでは。交通量がかなり多い。
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ダム湖は「津久井湖」
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ダム湖が城山町の他、津久井町にもまたがるため。城山湖は本沢ダムのダム湖名でまぎらわしい。
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四和
(しわ)
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青森県十和田市大字滝沢字上指久保 |
洪水吐にフラップゲート
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普通のアースダムだが洪水吐にフラップゲートがあるのが珍しい。巻き上げ式で、上部にある巻き上げ機が目立つ。
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神一
(じんいち)
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富山県富山市片掛 |
神通川第一ダムとも呼ばれる
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発電所の名前からか、神通川第一ダムと呼ばれることが多い。正式名称が別名の省略形のようになっている珍しい例。
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新猪谷
(しんいのたに)
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岐阜県飛騨市神岡町西茂住 |
すぐ脇を国道が通る
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ダム湖のすぐ脇を国道41号線が通っている。接していて通ると怖いと感じることもあるらしい。
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新内川
(しんうちかわ)
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石川県金沢市小原町 |
これがダム?
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堤高が低くて、ゲートもないので、ダムらしく見えないという珍しいダム。付近は立ち入り禁止で、遠望するしかない。
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新桂沢(再)
(しんかつらざわ)
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北海道三笠市桂沢 |
既設ダムを嵩上げ
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既設の桂沢ダムを嵩上げ。旧堤体の下流側に、旧堤体を取り込む形で建設。
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新宮
(しんぐう)
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愛媛県四国中央市新宮町馬立 |
愛媛分水
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ここから法皇山脈を越えて瀬戸内海側へトンネルで分水されている。
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赤いラジアルゲート
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がっしりした赤いラジアルゲートが4門。鮮やかで、たくましく。色を変えないでほしいと思ってしまう。
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管理所は山の上
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普通管理所は堤体近くにあるが、ここは、場所がとれなかったためか、堤体から切り立った山をだいぶ登ったところにある。見晴らしが良さそうだが、ダムまで行くのが大変?
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新小荒(再)
(しんこあら)
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新潟県東蒲原郡阿賀町豊実 |
ゲートレス化
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既設の小荒ダム(堤高23m)のダム高を下げゲートレス化。小荒発電所の発電設備が老朽化したことに伴い、発電規模を拡大のうえ再開発を図るための工事の一環。
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新郷
(しんごう)
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福島県喜多方市高郷町大字塩坪字北道上下 |
土木遺産
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土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。多雪地帯であるため、ゲートピア上の通路が被覆されている。
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新小戸六
(しんこどろく)
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青森県つがる市森田町床舞 |
つがる地球村
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ダムに隣接してつがる地球村。つがる市が設置する岩木山山麓の広大なアウトドアゾーン。管理は、つがる地球村株式会社に委託。大規模な野外円形劇場やログハウスなど5つのゾーンからできている。源泉かけ流しの天然温泉もあり、のんびり心と体を癒すことができる。オートキャンプ場は炊事場やシャワー等が完備し、71台の車が収容可能。
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神三
(じんさん)
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富山県富山市須原 |
天端通路が歩ける
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階段を上っていけば、天端通路が歩ける。だが歩くのが怖いような通路のようだ。
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神通川第三ダムとも呼ばれる
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発電所の名前からか、神通川第三ダムと呼ばれることが多い。正式名称が別名の省略形のようになっている珍しい例。
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真山1号
(しんざんいちごう)
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秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢 |
海が見えるダム
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数キロ先は日本海。天端から海が見える。さらにその先に遠く白神山地が見えるらしい。
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神代
(じんだい)
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秋田県仙北市角館町白岩 |
土木遺産
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土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。多雪地帯であるために、ゲートピア上の通路は壁と屋根で囲われている。
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新滝の池
(しんたきのいけ)
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大阪府泉佐野市上之郷 |
堤体が赤い
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堤体全体が、赤い色をしていて、びっくり。堤体の色としてはごく珍しいのでは。緑の中で映える色にしようということで赤が選ばれたらしい。堤体の形がアーチ状なのも変わっている。
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堤体の下流が見えない
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堤体の下流面に工事の残土を盛りたてて木を植えているので、下流から見ると上端を除いて見えない。
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新溜池
(しんためいけ)
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岐阜県中津川市坂本千旦林 |
ダム湖は「ひょうたん池」
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ダム湖は「ひょうたん池」と呼ばれ、管理釣り場になっている。レインボートラウト、ブラウントラウト、イワナ、アマゴなどが放流されているという。
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新鶴子
(しんつるこ)
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山形県尾花沢市大字鶴子字屋敷平国有林 |
ダム湖は「平成湖」
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「へいせいのみずうみ」と読む。平成にできた湖という意味。もっとも、現地にあるダム湖名の碑には、「平成の湖」とあるので、どちらの表記が正しいのだろうか。
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新豊根
(しんとよね)
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愛知県北設楽郡豊根村古真立字月代1 |
珍しい非対称放物線ドーム型
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アーチ式ダムだが、珍しい非対称放物線ドーム型だという。地質と地形の条件でこうなった。
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中部最大の揚水式発電所
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地下80mにある新豊根発電所は、佐久間ダムを下池に、新豊根ダ(みどり湖)を上池にする揚水式発電所。自流併用式揚水発電で発電出力112万5000kW。
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アーチダムなのにクレストゲートはローラゲート
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アーチダムのクレストゲートはラジアルゲートであることが多いが、新豊根ダムでは、ローラゲートが2門。天端上方にゲートピアが伸びている。
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副ダムもアーチダム
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副ダムもアーチダムの形をしている。放流時には、このアーチダムの全面越流が見られる。
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ダム湖は「みどり湖」
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一般公募により昭和49年に「みどり湖」と命名。
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新中野(再)
(しんなかの)
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北海道函館市亀田大森町1番地 |
2 1 . 9 mの嵩上げ
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昭和35年に完成した既設の中野ダム(函館市水道)を21.9m嵩上げし、治水機能などを付加。下流側を増厚。
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ダムの模型
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ダム下流のダム公園に、北海道内のいくつかのダムの模型がある。公園内の水路にコンクリートで本物そっくりに出来ていて、水をためている。新中野ダム、笹流ダム、豊平峡ダムなど。
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新成生(元)
(しんなりゅう)
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北海道雨竜郡幌加内町字雨煙内 |
再開発で新堤体の一部に
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戦前に建設された農業用溜池だったが、再開発で嵩上げされ、雨煙内ダムになった。旧堤体は、新堤体の一部になっている。
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新成羽川
(しんなりわがわ)
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岡山県高梁市備中町西油野 |
重力式アーチダムとしては国内最大。
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堤高103m、堤頂長289m。ともに重力式アーチダムとしては国内最大。
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備中湖は観光スポット
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ダム湖の備中湖は四季それぞれの景観を演出する観光スポット。ヘラブナ釣りで有名。その他ブラックバス、ブルーギルなども。ワカサギ釣りも盛んであり、諏訪湖で養殖したものを定期的に放流しているが、不調の年もあるようだ。
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神二
(じんに)
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富山県富山市岩稲 |
神通川第二ダムとも呼ばれる
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発電所の名前からか、神通川第二ダムと呼ばれることが多い。正式名称が別名の省略形のようになっている珍しい例。
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新丸山(再)
(しんまるやま)
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岐阜県可児郡御嵩町小和沢字北浦山 |
国内最大級の嵩上げ
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国内最大級の嵩上げ(24.3m)。既設の丸山ダムのやや下流に丸山ダムと一部が重なる形で新ダムを建設。既設のダムの機能を維持しながら工事を実施。
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ダム湖は「丸山蘇水湖」
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昭和31年頃から自然発生的にこう呼ばれるようになった。この辺りの渓谷は蘇水峡と呼ばれた。丸山は大字名。
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新宮川
(しんみやかわ)
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福島県大沼郡会津美里町松坂 |
農水省では最初のRCD工法ダム
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RCD工法により建設したダムだが、RCD工法としては農林水産省では最初のものらしい。
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プレキャスト監査廊
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監査廊の施工は、工期の短縮、安全性の確保などに効果があるプレキャスト化を検討し、上下2分割式のプレキャスト部材を使用して施工した。
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ダム湖は「会津美里湖」
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関係町村の住民から公募。ダムの所在する町の名であり、また、ダムの水により地域が水に育まれた美しいふる里となることを祈念したものという。
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瑞梅寺
(ずいばいじ)
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福岡県糸島市瑞梅寺 |
海が見える
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海岸からはかなり離れているが、ダム天端からは遠くに海が見えるようだ。
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末武川
(すえたけがわ)
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山口県下松市大字瀬戸字戒ヶ浴 |
文学碑プロムナード
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ダム天端などには一般から公募した詩、短歌、俳句を石版に彫刻したものを配置していて、文学碑プロムナードと呼ばれる。
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ダム湖は「米泉湖」
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平成元年、公募、決定。付近の末武川の渓谷は米泉峡と呼ばれているため。
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須賀川
(すかがわ)
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愛媛県宇和島市柿原字北平乙234−6 |
ダム湖は「若山湖」
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昭和62年、「森と湖に親しむ旬間」を機に一般公募、命名。周辺は通称若山と呼ばれていたところから。
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菅平
(すがだいら)
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長野県上田市真田町長 |
ダム建設が契機で観光地に
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昭和43年にダムが建設されると、それを契機として菅平方式と呼ばれる別荘分譲方式ができ、近くに別荘、ロッジなどが建ち、観光地化が一気に進んだ。
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菅野
(すがの)
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山口県周南市中須北 |
周南地区の水瓶
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周南地区に工業用水、水道用水を供給する水瓶としての役割を果たしている。渇水が起こりやすく、しばしば工業用水の自主節水が行われている。
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ダム名は水没地の地区名から
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水没地は旧都濃郡中須村菅野だった。地区名を残したいと菅野ダムに。
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ダムの上を国道が
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ダムの天端を国道434号が通過。ダムの天端が道路になっているのはよくあることだが、国道なのは余りないのでは。
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菅又調整池
(すがまたちょうせいち)
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栃木県芳賀郡茂木町大字上菅又地内 |
下流に川がない
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ダム下流に川が見えない。洪水吐から放流された水は、減勢工の先で地下のトンネルに入る珍しい構造になっている。水量が少ないと言うことだろうか。
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須川
(すがわ)
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奈良県奈良市須川町1596 |
奈良市の水道用水専用ダム
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小型のアーチダムで、奈良市の水道用水専用ダム。ダム付近は立ち入り禁止で、ダムを見学するには奈良市水道局に申し込まなければならないようだ。
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杉沢溜池
(すぎさわためいけ)
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山形県米沢市大字簗沢 |
難読ダム名?
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鬼面川ダムと書いて「おものがわ」ダムと読む。難読? これは河川名をとったようで、鬼面川は、その昔、小野小町が疲れて川のほとりで休んだとき、川面に映った自分の顔がやつれて鬼のようだったという伝説に由来している。
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菅沢
(すげさわ)
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鳥取県日野郡日南町大字菅沢字川東山 |
スキージャンプ式の洪水吐
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クレストにある非常用洪水吐は、スキージャンプ式の減勢工を採用していて、常用洪水吐のゲート室の屋根がスキージャンプ台になっている。
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ダム湖は「日南湖」
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昭和45年に日南湖と命名。地元の町名から取った。宮崎県に日南ダムがあるが、そのダム湖は酒谷湖。ちょっとまぎらわしい。
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祐延
(すけのべ)
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富山県富山市有峰 |
日本一の有効落差を誇る発電所
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祐延ダムの水を使い、小口川第三発電所で発電をしているが、有効落差621.2mは日本一。昭和6年に運転開始。
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初期揚水発電のひとつ
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小口川第三発電所は、運転開始3年目の昭和9年5月、発電所に面した真立ダムを下池に、祐延ダムを上池とした揚水発電を開始した。日本で最初の揚水発電は昭和9年4月の池尻川発電所(新潟県)だとされているが、これに遅れることわずかに1月。なお、昭和43年にこの揚水発電は終了している。
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長い年月を経た堤体に風格
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戦前のダムで、寒冷地にあるため、堤体のコンクリートは凍害で劣化が見られる。補修も行われているが、長い年月を経て見た目には風格があるようにも。
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菅生(再)
(すごう)
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兵庫県姫路市夢前町莇野 |
ゲートレス化
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既設ゲート2門を撤去してゲートレス化し、左岸に堤趾導流壁を追加するなどの堤体改良工事を実施。
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ダム湖は「明神湖」
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昭和55年に夢前町長が命名。ダムの近くにある明神山から取った。
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菅生(元)
(すごう)
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兵庫県姫路市夢前町莇野 |
ダム湖は「明神湖」
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昭和55年に夢前町長が命名。ダムの近くにある明神山から取った。
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菅生
(すごう)
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宮城県大崎市菅生 |
道路は立入禁止だが
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ダムへの道路は直前で立入禁止。ダム自体へは行けないが、下流からは田んぼ越しに写真撮影可能のようだ。
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鈴池
(すずいけ)
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広島県福山市 |
天端はゴルフ練習場
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天端はゴルフの練習場になっている。池に向かって打つ。
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裾花(再)
(すそばな)
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長野県長野市大字入山字岩戸南沖 |
裾花川流域ダム再生事業
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堆砂や貯水池内に沈んだ木により、2017年にコンジットゲート一門が閉塞。約四ヶ月使用不可能になり管理に大きな影響を及ぼした他、計画を超過する堆砂も進行しており、堆砂対策として土砂バイパストンネルの整備が検討されている。
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