箕面川
(みのおがわ)
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大阪府箕面市粟生間谷2926 |
自然回復工事を実施
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ダム建設に際しては、国定公園内のダムであるため、事前に自然環境の調査研究を行う。それに基づき各種の自然回復工事を実施。平成5年に環境庁(当時)後援の「環境賞」を受賞。
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下流に箕面の滝
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下流に渓谷と有名な箕面の滝が。木々の間を流れ落ちる形が箕に似ていることからこう呼ばれたという。この地域は、昭和42年、明治の森箕面国定公園に指定された。東海自然歩道の起点がある。ここから明治の森高尾国定公園までの1700km近くに及ぶ歩道。
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ダム湖は「ゆうゆうレイク」
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昭和63年、「森と湖に親しむ旬間」を機に公募、命名。ゆう(遊)ゆう(悠)レイク。平仮名と片仮名でユニーク。老人や子供達がのんびりゆったりできる憩いの場となって欲しいと。
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水内
(みのち)
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長野県長野市信州新町水内 |
湖畔には佐藤春夫の詩碑が
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佐藤春夫の詩「琅鶴湖にて」の碑がある。昭和43年建立。有島生馬揮毫。
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ダム湖は「琅鶴湖」
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小説家有島武郎の弟で、洋画家の有島生馬が戦時中佐久市に疎開していて、その縁で昭和25年命名。ダム湖の水質が美しく、水の色が琅カン(翡翠の一種)の美しい青碧色に似ていることと、湖の形が鶴が羽を広げたように見えることによる。湖畔には、有島生馬記念館がある。
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箕坪
(みのつぼ)
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長崎県平戸市主師町字箕坪 |
海が見える
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ダムは海岸からごく近く、1キロもないところにある。天端からは海が見える。
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箕輪
(みのわ)
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長野県上伊那郡箕輪町長岡新田 |
ダム湖は「もみじ湖」
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元々モミジの美しいところであった。「山桜と紅葉の田無渓谷づくり」を目指して、ダム湖の誕生を機に、モミジを1万本植樹した。将来紅葉の名所にしたいと、ダム湖ももみじ湖に。
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三春
(みはる)
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福島県田村郡三春町大字西方字向山263番地先 |
直轄ダム初の拡張レヤ工法
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ダム本体のコンクリート打設に、合理化施工方法として拡張レヤ工法(ELCM)を採用。国の直轄ダムとしたは初めて。
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景観設計を導入
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ダムや諸施設について景観設計を導入。歴史と文化を尊重し、堤体の下流面は城壁タイプの石垣模様。下流から見上げると、城壁が。
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148世帯が移転
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ダム建設により148世帯が移転。このうちダム周辺には過半の87世帯が。三春町外へは45世帯と少ない。周辺移転型であるが、これは水没地が複雑に入り込み様々な残地ができること、山深くはない「里ダム」であることなどによるという。代替宅地や水田の造成・整備を実施。
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町名に改名
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実施計画調査着手時には大滝根ダムだったが、昭和49年、地元三春町の要望により、町名をとって三春ダムに改名。
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さくら湖に架かる姿の美しい春田橋
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さくら湖に架かる春田橋は斜張橋で、姿が美しい。1993年完成。ダムにおけるPC斜張橋の初期事例。
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周辺整備が進む
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ダム湖及びその周辺区域を水と緑のオープンスペースとして積極的に開放。地域に親しまれるダムづくりを目指し、環境整備を実施。管理所と一体となったデラックスな三春ダム資料館。近くに「三春の滝桜」があり、観光やレクリエーションで訪れる客も多い。
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三春の滝桜
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近くに「三春の滝桜」がある。樹齢千年余といわれ、樹高十二メートル、根回り11mに及ぶ紅枝垂れ桜としては日本一の巨樹。大正十一年に日本で最初の天然記念物に指定された。日本三大桜のひとつとされる。
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植物プランクトンの増殖を総合的に抑制
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植物プランクトンの増殖を抑制する総合的な水質保全対策を実施。全国のダムで初めてだという。川からダム湖に流入する栄養を減らすため上流に前貯水池を設けて栄養を沈下させ、バイパス水路により流入水をダム湖に入れずに直接ダム下流に放出。ダム湖内では空気を水中から吹き上げることによって水の上下循環を起こし、植物プランクトンを深層に送り光を遮断、増殖を抑制。深層に空気を送り有機物の分解による栄養の浮上を防止。
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ビオトープや浮島
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生態系に配慮した新たな水質浄化手法の研究にも取り組む。ビオトープや人工浮島も。
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ダム湖は「さくら湖」
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近くに有名な「三春の滝桜」がある。ダム湖は支川が入り込んだヤツデのような形が特徴で、しだれ桜のようだとも。
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三保
(みほ)
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神奈川県足柄上郡山北町神尾田 |
型式は?
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堤体の下流面は芝生で、一見アースダムのよう。もっとも上流面はロックだが。また、洪水吐が立派で、重力式コンクリートダムのようにも見え、複合ダムかとも思われるが、これはあくまでロックフィルダムの洪水吐。紛らわしいが型式はロックフィルダム。
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旧村名に改名
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河川名により酒匂ダムと名付けられていたが、昭和50年、旧村名をとって三保ダムに改名。この地域は、明治42年、3村が合併して三保村となったが、昭和30年に山北町と合併し、三保村の名称はなくなった。
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三保ダムの模型
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堤体の直下流の公園に三保ダムの模型がある。丹沢湖と丹沢山系が1/50スケールで造られていて、そこに三保ダムも。
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鳥類の楽園
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丹沢湖のはオオタカが生息している。また、ルリビタキ、カヤクグリ、ベニマシコ、ヤマセミなどの貴重な野鳥が生息している。このため、昭和58に鳥獣保護区に指定された。
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ダム湖は「丹沢湖」
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三保地区ダム対策協議会が丹沢湖と名付け、町などに要望したことから、命名。ダム湖名の丹沢湖の方がダムよりもずっと知名度が高いとも。西丹沢の自然とうまく調和した湖で「かながわの景勝50選」に選ばれている。周辺は観光地。
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御母衣
(みぼろ)
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岐阜県大野郡白川村牧字マセ坂1−1、他 |
我が国初の大規模ロックフィルダム
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堤高131mの大規模ロックフィルダム。傾斜コア型。戦後設立された電源開発株式会社が実施した初期の大規模事業の一つ。機械化施工を駆使して建設。「20世紀のピラミッド」とも形容された。現在でも、既設のロックフィルダムとしては、総貯水容量は徳山ダムに次ぎ第2位。湛水面積は第3位。
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230戸が水没
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ダム建設により、牛丸・尾上地区の一部と岩瀬・赤谷・中野・海上の地区が水没した。水没戸数は合わせて230戸。水没地域は穀倉地帯が広がり、荘川村の中心地だった。水没予定地の住民の間では「御母衣ダム絶対反対期成同盟死守会」が結成されるなど強い反対運動起こったが、電源開発など関係者のねばり強い説得があって、建設にこぎつけた。
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荘川桜で有名
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荘川村の二つの寺に、かつて桜(エドヒガン)の老大木があった。ダムの建設により桜は水底に沈むことになった。電源開発の初代総裁であった高碕達之助さんは、この桜を救いたいと思い、桜研究家として知られた笹部新太郎さんが協力、いまだかつて例のない巨桜の大移植が実現した。今、樹齢450年の天然記念物荘川桜は、壮大に咲き誇っている。NHKテレビのプロジェクトXでも取り上げられた。
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ダム湖は「御母衣湖」
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御母衣湖と名付けられた貯水池は巨大な人造湖で、満々と水をたたえる。御母衣はダムサイト直下流の地名。
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三室川
(みむろがわ)
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岡山県新見市神郷油野 |
通廊のプレキャスト化
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プレキャスト通廊を採用。宇奈月ダム等で採用された箱形タイプ。工期が18日程度短縮、現場作業員数は約3分の1などの効果があったという。
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宮ヶ瀬
(みやがせ)
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神奈川県相模原市緑区青山 |
大規模な重力式コンクリートダム
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堤高156m。国内の重力式コンクリートダムとしては第2位。堤体積は206万立方メートル。これは国内の重力式コンクリートダム中最大。
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最大級のRCD工法によるダム
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大量のコンクリートを効率的経済的に施工するため、RCD工法(ローラでダムコンクリートをしめ固める工法)を駆使し施工。RCD工法を採用したダムとしても最大級。RCD工法はこれによってほぼ完成したとも言われる。
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天端側水路を採用
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クレストに自然越流方式の非常用洪水吐があり、天端側水路形式を採用している。呑口15門、吐口3門。呑口から入った水は天端側水路で中央の吐口3門に集められ、そこから流下する。
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ダンプトラック搭載型インクライン
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堤体コンクリートの打設のために大規模なインクラインを設置。20トンダンダンプトラックを運べる能力があり、コンクリートの運搬や資機材の移動に威力を発揮した。工期短縮に貢献。その一部は完成後、見学客用に残されており、乗車券を買って誰でも乗れる。
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地下連続壁を構築
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鳥居原地区で、砂礫層の止水のため、コンクリートの地下連続壁を構築。深さ76m、壁厚1m、延長420mの大規模なもの。
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多数の移転家屋
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水没地の面積が広く、ダム建設に伴って多くの住民が移転を余儀なくされた。移転戸数は281戸におよぶ。代替地が造成され、湖に面した2カ所に合わせて52戸、その他の多くはダム下流の厚木市郊外の宮の里に移転。
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最大級の選択取水設備
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下流にきれいで適度な水温の水を流すよう選択取水設備を設置。取水量55立方m/sec、利用水深68m、取水塔全高92m。堤体支持形円形多段式ゲートの選択取水設備。最大級だという。
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ビオトープの整備など環境保全に努める
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丹沢山系での事業でもあり、自然環境に配慮。動植物の生息地の保全・復元を図るビオトープの整備を実施。沢の流れを復元したり、湿地を造成したりした結果、多様な植物が育ち、野生動物の足跡が見られるようになったという。
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周辺整備が進む
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「人と自然、都市と地域の交流・共存をめざす自然公園的機能をもった都市近郊リゾート地の形成」を基本理念として、自然を極力保全しながら周辺整備を実施。東京都心から約50km、横浜や川崎の市街地から約40kmという立地特性もあり、訪れる人が多い。
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ランドマークタワーが見える
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横浜の中心部から約40kmの好立地。天端から下流を望むと、天気が良ければ遙か彼方にランドマークタワーが見わたせる。
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盛りだくさんのイベント
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ダム湖周辺はよく整備され、一年を通じて頻繁に各種イベントが開催されている。宮ヶ瀬ダム周辺振興財団のホームページにスケジュールが。
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橋の名には地元に自生する草木の名が
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橋の名には、山吹橋、山芋橋、ワラビ橋、タラノ芽橋など、地元に自生する草木の名が付けられている。
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清川村、ダムの恩恵で不交付団体に
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宮ヶ瀬ダムの地元、清川村の15年度予算案によると、ダムからの固定資産税で「財政力に余裕がある」とみなされて不交付団体になることに。また、自力返済必要な村債もゼロに。
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宮川
(みやかわ)
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福島県大沼郡会津美里町宮川 |
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宮川
(みやがわ)
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三重県多気郡大台町久豆 |
ダム湖周辺に桜
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ダム湖の周辺は3000本のソメイヨシノがある。季節になると岸は緋桜色に染まる。
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国立公園・県立公園
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大台ヶ原の渓谷にあり、紀伊半島屈指の渓谷美を誇る。吉野熊野国立公園に指定されるとともに、ダム湖下流域は、昭和42年、奥伊勢宮川峡県立公園に指定された。
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ダム湖は「大杉湖」
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付近の大杉峡谷から。大杉峡谷は、大台ヶ原山の主峰日の出だけの中腹に深く切れ込んだV字渓谷として有名。
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宮川調整池
(みやがわちょうせいち)
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三重県三重郡菰野町田口 |
三重用水の調整池
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三重用水の調整池の一つで、自己流域のほか、中里ダムからの導水した水を貯留し、朝明用水路を経て受益地へ農業用水を供給している。
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ダム湖は「福王湖」
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ダム湖は、福王山と福王神社に因み、公募により「福王湖(ふくおうこ)」と命名された。ダムのダムの上流には、聖徳太子の創建と言われる毘沙門天を祭った福王神社があり、宮川調整池は、その参道の一部を形成している。
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都川内
(みやこがわち)
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佐賀県伊万里市大坪町字上原丙 |
天端高欄に陶板
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焼き物の町と知られる伊万里市にあり、天端高欄には陶板が埋め込まれている。
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ダム湖は「いなさ湖」
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町名を取り、誤って読まれることのないように仮名表記に。昭和59年10月、貯水開始に伴い命名。
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都田川
(みやこだがわ)
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静岡県浜松市北区引佐町東久留女木 |
非常用洪水吐と常用洪水吐
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越流式の非常用洪水吐があるが、水が流れ落ちるシュート部の端に切り欠きがあって低くなっており、これが常用洪水吐。
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ダム湖は「いなさ湖」
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町名を取った。仮名標記にして誤って読まれることのないようにした。昭和59年10月、貯水開始に伴い命名。
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宮崎
(みやざき)
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長崎県長崎市川原町 |
県違い
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長崎県にあるのに宮崎ダム。ダム名は河川名から。
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貯水池内に全面ブランケット
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透水性の高い地質があったため、貯水池全体にブランケットを施工した。コア材をサーチャージ水位の高さまで配置し、これに保護層を付加。
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宮崎ダム公園
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宮崎ダム公園が宮崎ダムと一体的に整備された。 自然の中でイベントやレクリェーションを満喫できるレクリェーションゾーン、ダム機能や遊びながら植物や自然学習ができる学習ゾーンなど。園内には、ウメをはじめサクラ、ツツジが。
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宮里
(みやざと)
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鹿児島県薩摩川内市 |
大規模土地開発に伴い建設
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陸上自衛隊川内駐屯地の建設に伴う土地の形質変更があり、それによる洪水の防止を目的として建設された珍しい経緯を持つダム。大規模造成地の雨水調整池と似たような目的か。
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宮沢溜池
(みやざわためいけ)
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埼玉県飯能市大字宮沢 |
レクリエーションの場
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ボートや釣りなど、色々楽しめる施設があり、レクリエーションの場として親しまれている。
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宮田防災
(みやたぼうさい)
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石川県鳳珠郡穴水町沖波 |
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宮床
(みやとこ)
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宮城県黒川郡大和町摺萩 |
アサイナサブローの民話
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地元に「七つ森」の民話があり、その主人公が「アサイナサブロー」。ダムの堰堤壁に「七ツ森」の物語を書い有田焼陶板16枚がはめ込まれている。
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ダム湖は「あさひな湖」
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民話「七つ森」の主人公で伝説の巨人・朝比奈三郎(アサヒナサブロウ・アサイナサブロー)にちなんで、「あさひな湖」と命名。平成9年3月の「治水悠久」の記念碑に、命名したことが記されている。
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宮中取水
(みやなかしゅすい)
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新潟県十日町市宮中 |
信濃川本川の唯一のダム
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信濃川本川上に建設された唯一の高さ15メートル以上のダム。JR東日本が管理し、ここで取水した水は、浅河原調整池を経由して千手発電所で発電に利用され、さらにその水は山本調整池を経由して小千谷発電所で発電に利用されてい。2009年2月、許可を上回る量を不正に取水していたことが明らかとなり、一時取水許可が取り消されたことがあった。
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2本の魚道
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右岸側に魚道がある。幅の広い魚道と幅の狭い魚道の2本が設置され、いろいろな魚が遡上できるように配慮されているのだろうか。
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宮の元
(みやのもと)
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宮崎県東臼杵郡諸塚村大字七ツ山 |
小規模アーチダム
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堤高が18.5mで、アーチダムとしては日本で2番目に低い。発電用ダムだが、堆砂が進んでいるようだ。
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深山
(みやま)
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栃木県那須塩原市百村字深山 |
大規模なアスファルトフェイシングフィルダム
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水を堤体の表面にはった36pのアスファルトで遮水。最大規模のアスファルトフェイシングフィルダム。堤高75.5m(アスファルトフェイシングフィルダムとしては第2位)、総貯水容量2580万立方メートル(同第1位)。農業用水の供給等のほか、揚水式発電の下池としても使われ、上池は沼原ダム。こちらもアスファルトフェイシングフィルダム。
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日光国立公園
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深山ダムは日光国立公園の中にあり、周辺は、渓谷美にすぐれた自然が、今なお多く残されていることから観光名所となっている。新緑、紅葉時期は特に美しい。
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茗荷谷
(みょうがたに)
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鳥取県八頭郡若桜町大字茗荷谷 |
ゲートピアに丸いデザイン
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ラジアルゲートが2門あって、その真ん中のピア上部に丸いデザインの部屋が。左右のピア上の高欄も丸い。シンプルな中に、こだわりを感じさせる。最近は、なぜか建物が付加されてしまったようだが。
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明神
(みょうじん)
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広島県広島市安佐北区可部町大字南原 |
揚水発電の上池
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中国で電力の発電用ダムで、揚水発電の上池。下池は南原ダムで、南原ダム近くの地下にある南原発電所で落差約300mを利用して最大62万キロワットの発電を行う。
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三好池
(みよしいけ)
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愛知県みよし市三好町 |
愛知用水の調整池
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愛知用水の調整池の一つで、三好町と東郷町に灌漑用水を供給。元々このあたりには多くの池があったが、三好池は「曲り池」を中心に造成された。
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総合公園
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三好池の一部は、総合公園の三好公園になっている。池にはカヌー競技場があり、国内外の大会が開催されている。周囲は4.5Kmのトリムコースで、休日には地元のウォーカーやランナーが集い、このコースを利用してマラソン大会も開催されている。野球場、陸上競技場、弓道場、総合体育館、テニスコート等のスポーツ施設も整備されている。周囲には2,000本の桜。
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弥勒池
(みろくいけ)
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香川県さぬき市大川町富田中 |
古くからある溜池
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丘陵地帯に上池、中池、通池の3つの古い溜池があり、3つの池を総称して「弥勒池」と呼ばれた。現存しているのは上池と中池で、このうちの上池が弥勒池。その昔池を築いたときに弥勒菩薩が出土し、これを手厚く祀って築堤したところ工事が順調に進んだと言われる。
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美和(元)
(みわ)
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長野県伊那市高遠町勝間 |
特定多目的ダム第1号
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昭和32年に特定多目的ダム法が施行されたが、この法律に基づく多目的ダムの第1号が美和ダムだという。
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美和(再)
(みわ)
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長野県伊那市高遠町勝間 |
堆砂対策
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美和ダム再開発事業により、既設美和ダムについて、掘削による貯水池容量の確保と洪水バイパストンネル・分派堰・貯砂ダムによる流入土砂の抑制を実施。三峰川総合開発事業の一環。日本で初めて洪水バイパストンネルによる恒久堆砂対策が実施されたダム。
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洪水バイパストンネル
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洪水バイパストンネルは、全長約4.3km。これまで洪水時に貯水池に流入・堆積していた土砂のうち、細粒分をバイパストンネルでダム下流に迂回させる。平成12年度から施工しており、平成16年3月22日に貫通した。その後、回りのコンクリートを施工。平成16年度末の完成を目指す。
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バイパストンネル呑口に分派堰
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再開発により、土砂をダムを迂回して下流に流すため、バイパストンネルができたが、その呑口に分派堰が建設された。高さ20.0メートル、長さ244.5メートルで、構造的には重力式コンクリートダムと変わらない。美和ダム再開発事業が完成した2005年に、バイパストンネルは三峰川バイパスと、分派堰は三峰堰と、分派堰の湖名は長谷湖と命名された。
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椋梨
(むくなし)
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広島県東広島市河内町小田 |
バードウォッチングなど
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湖岸沿いには桜やカエデが植樹され、スポーツ村公園や野鳥の森公園などが。 スポーツやバードウォッチングが楽しめる。
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ダム湖は「白竜湖」
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昭和43年に、当時のダム対策同盟委員長などが話し合って命名。この辺りの川は、白い波しぶきを立てるほどの急流で、別名「白川」とも呼ばれていたことと、ダム湖が上空から見ると竜の形に似ていることによる。
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村田
(むらた)
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宮城県柴田郡村田町足立 |
酸性水の代替え水源
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昭和41年春、蔵王連峰濁川上流の振子沢付近に強酸性の温泉の湧出が確認され、阿武隈川水系松川へと流入、松川の河川水が水稲栽培に不適な強酸性となった。このため、下流の水田の代替え水源として村田ダムが建設された。
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村山上
(むらやまかみ)
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東京都東大和市芋窪 |
村山貯水池
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東京・埼玉の境界にある村山貯水池は、村山上貯水池と下貯水池の2つの貯水池からなっている。これは、上貯水池のダム。源水は多摩川から水路で導水され、埼玉県の山口貯水池(狭山湖)と連絡管でつながっている。
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大正期で最も高い水道用アースダム
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大正期で最も高い水道用アースダムだという。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
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「東村山音頭」で有名に
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志村けんの「東村山音頭」で全国に多摩湖の名が知られた。宣伝効果抜群。「東村山 庭先は 多摩湖・・・」と。
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レクリエーション施設がそろう
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付近には「ユネスコ村」「西武遊園地」「西武ドーム」等西武系の大規模施設が多い。そのほか多くの施設があって、歴史と自然とレジャースポットが揃っている。
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ダム湖は「多摩湖」
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多摩川の水を貯水するため多摩湖と呼ばれる。また、村山貯水池とも呼ばれる。こちらの方が一般的かも。
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村山下(再)
(むらやましも)
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東京都東村山市多摩湖町 |
耐震補強工事を実施
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阪神大震災を受け、耐震性を見直した結果、関東大震災と同規模の大地震が発生した場合、ダムが変形することなどが判明。市街地に近いことも考慮して、ダムの耐震性強化の工事を実施。ダムの下流側斜面を盛り土などで補強。
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村山貯水池
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東京・埼玉の境界にある村山貯水池は、村山上貯水池と下貯水池の2つの貯水池からなっている。これは、下貯水池のダム。源水は多摩川から水路で導水され、埼玉県の山口貯水池(狭山湖)と連絡管でつながっている。
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日本で一番美しい?取水塔
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村山貯水池第一取水塔は、日本で一番美しい取水塔とも言われる。大正14年の建設。ネオ・ルネッサンス様式。煉瓦造りの円筒形。丸いドーム状の屋根。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。後に、類似デザインで第二取水塔が建設されている。
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レトロな余水吐
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自然越流式の余水吐があるが、流路の部分を含めて玉石張りになっており、レトロな雰囲気が漂う。
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「東村山音頭」で有名に
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志村けんの「東村山音頭」で全国に多摩湖の名が知られた。宣伝効果抜群。「東村山 庭先は 多摩湖・・・」と。
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レクリエーション施設がそろう
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付近には「ユネスコ村」「西武遊園地」「西武ドーム」等西武系の大規模施設が多い。そのほか多くの施設があって、歴史と自然とレジャースポットが揃っている。
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ダム湖は「多摩湖」
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多摩川の水を貯水するため多摩湖と呼ばれる。また、村山貯水池とも呼ばれる。こちらの方が一般的かも。
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村山下(元)
(むらやましも)
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東京都東大和市清水 |
村山貯水池
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東京・埼玉の境界にある村山貯水池は、村山上貯水池と下貯水池の2つの貯水池からなっている。これは、下貯水池のダム。源水は多摩川から水路で導水され、埼玉県の山口貯水池(狭山湖)と連絡管でつながっている。
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土木遺産
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大正5年5月に起工、昭和2年3月に完成。堤体を約半分の高さまで盛り立てたとき関東大震災があったが、被害はわずかだった。完成時点で、日本最大の水道用アースダム。上部には、戦争の遺産である玉石の耐弾層がある。太平洋戦争中に爆撃から堤体を守るために設置されたもの。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
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日本で一番美しい?取水塔
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村山貯水池第一取水塔は、日本で一番美しい取水塔とも言われる。大正14年の建設。ネオ・ルネッサンス様式。煉瓦造りの円筒形。丸いドーム状の屋根。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。後に、類似デザインで第二取水塔が建設されている。
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「東村山音頭」で有名に
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志村けんの「東村山音頭」で全国に多摩湖の名が知られた。宣伝効果抜群。「東村山 庭先は 多摩湖・・・」と。
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レクリエーション施設がそろう
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付近には「ユネスコ村」「西武遊園地」「西武ドーム」等西武系の大規模施設が多い。そのほか多くの施設があって、歴史と自然とレジャースポットが揃っている。
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ダム湖は「多摩湖」
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多摩川の水を貯水するため多摩湖と呼ばれる。また、村山貯水池とも呼ばれる。こちらの方が一般的かも。
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武利
(むり)
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北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利 |
我が国唯一のアスファルトコアフィルダム
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珍しいアスファルトコアフィルダム。日本ではここだけ。ロックフィルダムだが、遮水のためアスファルトのセンターコアを設置。堤体下の河床部には遮水のためコンクリート地中壁が構築されており、これと堤体内のアスファルトコアが連結されている。
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ニジマス釣り
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ダム湖や付近武利川ではニジマスが釣れる。ニジマス釣りのメッカとも言われているようだ。近くには、かつてここの森林鉄道で活躍したSL「雨宮21号」が走る町森林公園「いこいの森」や「昆虫生態館」がある。
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室生
(むろう)
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奈良県宇陀市室生区大野 |
ゲートの赤が目立つ
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ラジアルゲートが3門あるが、赤に塗られていて、目立つ。ゲートはやっぱり赤に限るとの声もあるが。
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歴史と自然が
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ダム湖は室生湖。近くには有名な室生寺、大野寺、長谷寺が。歴史と自然を散策できる。
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室谷
(むろたに)
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兵庫県神戸市西区井吹台東町7丁目 |
ニュータウンの中のダム
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神戸市西区の西神南ニュータウン内にある。このニュータウンには5基のアースダムがあって、その中で最も堤高の高いのが室谷ダムらしい。見たところダムの雰囲気ではないが、案内板にもダムと表示されている。
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室牧
(むろまき)
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富山県富山市八尾町小谷北原 |
隣接河川から導水
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ダムのある井田川本川のほか、隣接河川である百瀬川からも水を取り入れ、本川の水量と合わせて発電や渇水補給に有効利用。百瀬川から導水した水は地下導水路でその下流に当たる山田川へ戻している。この当時としては稀な河川利用方法だった。
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目保呂
(めぼろ)
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長崎県対馬市上県町瀬田シタン採680番 |
魚道を整備
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自然環境とのバランスのとれたダム造りをめざし、アユなどの生態系の維持のため魚道を設置。貯水池水位の変動に対し、魚道出口部の水深を一定に保つために、浮力によって高さが変わるフロート式のパワーシュート式ゲートを持つ階段式魚道。延長178m、落差14m。
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途絶えていた伝統行事「馬跳ばせ」が復活
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対馬の対州馬は、小さいが、性格は温順で粗食にたえ、荷の重量負担に強く、山の悪路を登り降りするのも巧い。「馬跳ばせ」は、男の子の初節句の行事で、1960年代後半まで続いていたが、農業の機械化などで出走する対州馬がいなくなり、途絶えていた。しかし、町おこしにつなげようと、町民らが飼っている対州馬を、福岡市内の乗馬クラブで約四カ月間調教し、伝統行事「馬跳ばせ」が復活。2002年7月14日、目保呂ダム内の公園で実施。復活した「馬跳ばせ」は、瀬田地区の目保呂ダムの公園で実施。
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持越池
(もちこしいけ)
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三重県多気郡大台町下真手 |
周囲は公園
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周辺は、真手公園として整備されていて、堤体下流に駐車場、広場、東屋などがある。
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鯉が泳ぐ
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池にはたくさんの錦鯉がいて、泳いでいるのが見える。釣りは禁止のようだ。
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木槲池(再)
(もっこくいけ)
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香川県仲多度郡まんのう町七箇 |
ダム名は旧字
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ダム名の「こく」の字は、旧字で、木偏に「解」の字を書いたもの。この字はないので最近は、「木槲池」とも表記するようだ。
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木槲池(元)
(もっこくいけ)
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香川県仲多度郡まんのう町七箇 |
ダム名は旧字
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ダム名の「こく」の字は、旧字で、木偏に「解」の字を書いたもの。この字はないので最近は、「木槲池」とも表記するようだ。
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元小屋
(もとごや)
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北海道河東郡上士幌町字黒石平42 |
ダムへの道路は立入禁止
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電源開発の発電専用ダムだが、ダムに至る道路は立入禁止で、ダムの姿を見ることはできない。
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元名
(もとな)
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千葉県安房郡鋸南町元名字三谷243 |
これがロックフィルダム?
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見たところ単なる山に草が生えているように見え、ダムとは気づきにくい。しかもロックフィルダムだとは。千葉県唯一のロックフィルダムと言うことになっている。上流面はロックらしさが多少あるが、上流面を見ること自体簡単ではない。
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東京湾が見える
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ダム天端からは東京湾浦賀水道が見渡せるようだ。海岸までは1キロほど。もっとも天端は立入禁止のようなので、実際は近くから海を望むことになる。
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茂平沢第二
(もへいざわだいに)
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北海道石狩郡当別町茂平沢 |
傾斜コア型のアースダム
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堤高19.8mの小規模な溜池で、構造は傾斜コア型のアースダム。上流面を張りブロックで保護。
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百谷
(ももだに)
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鳥取県鳥取市百谷 |
日本で初めてクレスト自由越流式洪水吐を採用
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クレストの洪水吐にゲートなどの水量調節装置を持たず完全に自然調節する、クレスト自由越流式洪水吐を採用したダムで、この方式は百谷ダムで最初に採用された。最近はこのタイプが増えてきているが、当時はゲートがあるのが当然だった。
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森吉
(もりよし)
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秋田県北秋田市森吉字大印 |
秋田県と太平鉱業株式会社との共同事業
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森吉ダムは秋田県と太平鉱業株式会社(現三菱マテリアル株式会社)との共同事業で建設され、ここで発電された電力は、尾去沢鉱山(当時太平鉱業株式会社)へ供給された。現在はダムの運営・管理を秋田県が行っている。
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太平湖から小又峡へ
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ダム湖である太平湖は、上流の小又峡へと続いている。遊覧船が出ていて湖の遊覧と渓谷めぐりが楽しめる。太平湖は、全域が国設鳥獣保護区特別保護地域で、多くの水鳥が生息。ヤマメ、サクラマス、イワナなどの釣りには絶好のスポット。小又峡は、大小100を越える瀑布やおう穴、連続する深渕など原生の自然を見せる。特に紅葉の時期は美しい。
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ダム湖は「太平湖」
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ダム建設の共同事業者であった太平鉱業株式会社(現三菱マテリアル株式会社)の名をとった。民間会社名をとった珍しい例。
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森吉山
(もりよしざん)
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秋田県北秋田市森吉 |
近くの名山の名に改名
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河川名から阿仁川ダムだったが、昭和61年、地元町の要望で、森吉山県立自然公園の中心で眺望も素晴らしく、地域の象徴的な山である森吉山に因んで森吉山ダムに改名。
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ダム軸が曲がっている
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ダム軸が、堤体中央より右岸側でやや折れ曲がった形で計画されている。これは、風化の著しい軟質岩をコア敷きに出現させないようにしたため。又ロック敷きは、軟質岩の風化防止対策を実施し、これを除去していない。
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CM方式を試行
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ダム建設にCM方式を導入した最初の事例。堤体工事と原石山工事が別々に発注されており、両方の施工調整など施工マネジメントをCMRが行う。平成14年5月から3名体制であったが、平成15年4月からは4名体制で施工マネジメントが実施されている。
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エコダムへの取り組み
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平成10年度から学識経験者や専門家などからなる「エコダム検討会」を設置し、エコダへの取り組みを実施。具体的成果としては、地形改変の少ない道路、小動物に配慮した構造物、周辺環境と調和したデザイン、貴重植物の移植、貴重動物に配慮した工事、コウモリの生息環境への配慮など。
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工事環境保全住民モニター制度
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ダム工事の本格化に伴い、水質、騒音・振動、道路交通等多方面にわたる影響を未然に防止するため、工事区域に日常的に接している地元住民で構成する工事環境保全住民モニターを設置。住民モニターは、工事環境保全対策について、日頃の生活の中で気づいた点の連絡や定期的な現場パトロール・会議を実施している。
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広報館の開設
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平成14年9月に、ダム建設工事の情報提供や、地域の自然や歴史・文化・風土の学習施設としてダム広報館を開設。広報館の展望台からは、ダム工事が一望できる。約1年1ヶ月後の平成15年10月に来館者5万人を迎えるなど、盛況だ。
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なぞのX
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貯水池周辺には、主に縄文時代中期から後期、晩期にかけての多数の遺跡が存在、ダム工事に先行して発掘調査を実施している。中でも、X型をした配石遺構は、全国的にも珍しい形で「なぞのX」として地元町民のみならず考古学ファンも注目。
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ダム湖は「森吉四季美湖」
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2009年7月からダム湖の名称を公募、県内外から413点が寄せられ、10月27日の「第2回森吉山ダム ダム湖名称選定委員会」で応募作品を参考に名称を協議、「森吉四季美湖」に決定。地名である「森吉」と、四季折々の美しい場所という意味の「四季美」を合わせたもの。
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諸塚
(もろづか)
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宮崎県東臼杵郡諸塚村大字家代 |
九州で最初の混合揚水発電所
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諸塚発電所は九州で最初の混合揚水発電所。混合揚水とは汲み上げた水だけでなく、川の自然水も利用して発電する方式。その上部調整池が諸塚ダム。下部調整池は山須原ダム。
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門入
(もんにゅう)
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香川県さぬき市寒川町石田東 |
下流面は石積模様
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堤体の下流面は石積み模様。化粧型枠で打設したもののようだ。
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門入の郷
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ダムは「門入の郷」にある。町営カメリア温泉とともに門入の郷の中心施設。門入ブリッジ(赤とグレーの全長72mの奇抜なアーチ橋)、椿の城などユニークな構造物。
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憩いの場を創出
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ダムのフーチングの階段は開放されていて、カラータイルで絵が描かれている。ダム周辺には、記念公園、岬の公園、水辺の公園、モニュメント展望台広場、花の広場を設置し、憩いの場をつくり出した。
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かつて門入池があった
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ダム上流 100mほどのところにかつて門入池があり、ダム建設工事はその灌漑機能に支障のないように進められた。ダム建設で水没し、今は碑がたっている。
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矢方甲池
(やかたこういけ)
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福岡県築上郡上毛町矢方 |
もともとは明治時代の溜池
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甲池、乙池、丙池と言う3つの溜池があり、総称して矢方池と呼ばれる。甲池は、最下流にある中心となる溜池。もともとは明治時代に建設された。下流の農地は肥沃ではあるが干ばつに弱く、高橋庄蔵が溜池の建設に奔走、明治21年から順次着工、資金難に陥ったが私財を投げうつなどして、明治33年完成。その後改修が行われて現在の姿になっている。
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矢木沢
(やぎさわ)
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群馬県利根郡みなかみ町藤原字矢木沢 |
壮大なアーチダム
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昭和42年に完成した大アーチダム。堤高131m、堤頂長352m。利根川水系を代表するシンボル的ダム。
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3種混合ダム?
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堤頂長352mのアーチダムが主ダムだが、その脇の余水吐(洪水吐)がある部分は構造的には重力式コンクリートダムでウィングダムと呼ばれている。さらにその脇には脇ダムがあってこれはロックフィルダム。これらを全体としてみれば3種混合で、代表的なダムのタイプを一度に見られる。これはめずらしい。
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スキ−ジャンプ式減勢工
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洪水吐はウイングダム部分に2門のローラーゲートが設置されていて、そこから約500m下流まで水路が続き、ダム下流に流れ込む矢木沢に向かってジャンプ台のような形で放流されるというダイナミックな構造。
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東京電力初の揚水式発電所
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矢木沢発電所は東京電力初の揚水式発電所。矢木沢ダムが上池で、下池は須田貝ダム。最大出力24万キロワット。
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湖面に映る山々が美しい
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ダムの壮大なアーチとともに、奥利根湖の湖面には背後の関越国境の山々が映り、一大パノラマを形成する。豊かな自然の中にあり、ダム湖周囲に道路が少ないこともダム湖景観を美しく見せている。
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ダム湖は「奥利根湖」
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昭和42年命名。この地域が奥利根と呼ばれていること、利根川本川の最上流部に位置することによる。自然豊かなダム湖景観は、名の通り奥利根の雰囲気をただよわせる。
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八久和
(やくわ)
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山形県鶴岡市八久和山 |
たどり着くのが大変
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ダムに至る道は2通りあったが、現在では車で行けるのは荒沢ダム付近からの道のみ。ダムの管理用道路にもなっているルートで、一般車両通行禁止との情報もあるそうだが、到達した人もいるので、おそらく通れるのだろう。ただし、相当の酷道を20キロほど行かねばならないらしい。
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弥栄
(やさか)
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広島県大竹市前飯谷 |
周辺整備が進み憩いの場に
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ダム湖周辺には、キャンプ場、オートキャンプ場、川真珠貝広場、公園、浸水広場などが整備され、上流には弥栄峡がある。桜が多く植樹され、春には花見客で賑わう。レクリエーションに最適。憩いの場を提供。
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渓谷名に改名
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地先名から八丁ダムだったが、昭和47年、水没地の弥栄峡に因み、めでたい名でもあると、弥栄ダムに改名。
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県境のダム
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ダムのある小瀬川は山口県と広島県の県境を流れる川で、堤体の中心付近が県境になっている。右岸側が山口県、左岸側が広島県。
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堤体が緩やかに曲がる
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重力式コンクリートダムだが、堤体が直線ではなく、緩やかに曲がっている。地形の関係か?
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噴水式の水質保全装置
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貯水池の中央付近に噴水式の水質保全装置を設置。中国地方のダムでは初の試み。散水に伴う太陽光線の遮断、表層水温の低下などによりプランクトンの増殖の抑制に寄与。弥栄湖の新たな景観にも。
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ダム湖は「弥栄湖」
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昭和63年に一般公募により弥栄湖に決定。上流の弥栄峡に因む。
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八塩
(やしお)
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秋田県由利本荘市東由利田代字深山 |
周辺は憩いの場
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ダム周辺は、八塩いこいの森として遊歩道等が整備され、季節には桜、ツツジなどが咲き、市民の憩いの場となっている。各種のサトザクラがあり、黄桜と呼ばれるギョイコウが多く植えられている。5月には「黄桜まつり」が開催されるようだ。
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八汐
(やしお)
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栃木県那須塩原市百村・那須郡塩原町下塩 |
堤高世界一のアスファルトフェイシングフィルダム
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堤高90.5m。アスファルトフェイシングフィルダムとしては世界一の高さ。揚水発電の上池で、下池は蛇尾川ダム。蛇尾川揚水発電所で最大出力90万kwの発電を行う。
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揚水発電の上池
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東京電力の大規模揚水式水力発電所・塩原発電所の上池。下池は蛇尾川ダム。発電所は蛇尾川ダムの近くの地下にある。
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立入禁止
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道路は途中で関係者以外通行禁止。車は入れないし、たぶん徒歩で立ち入るのも禁止ということだろう。
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屋敷川取水
(やしきがわしゅすい)
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群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧 |
道平川ダムに導水する取水ダム
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屋敷川取水ダムから市野萱川取水ダム・相沢川取水ダムを経て道平川ダムへと水路がつながっていて、道平川ダムへ異なった3流域から送水される。取水ダムであるため通常のダムとは違った構造をしている。
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屋代
(やしろ)
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山口県大島郡周防大島町東屋代 |
堤体がカーブ
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ロックフィルダムの堤体が緩くカーブしている。なぜだろうか。
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公園に大きな滑り台
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ダム直下の公園に、全長63mの巨大な滑り台がある。「ちびっ子ゲレンデ」と名付けられており、滑るためのそりのようなものが備えられている。
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瀬戸内海が見える
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瀬戸内海の周防大島にある。ダムの天端からは瀬戸内海が望めるらしい。
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ダム湖は「屋代湖」
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一般公募により決定。屋代は、歴史的に由緒のあるこの地域の地名。ダムは屋代島にある。河川名も屋代川。
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社口
(やしろぐち)
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岡山県真庭市社 |
小型ダムだが機能がそろう
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左岸側には、端に放流設備と排砂ゲート、さらに大きな3門のラジアルゲート。右岸側には自然越流式の余水吐。これらが堤体いっぱいに広がる。小型ダムだが機能豊富で、フォトジェニックとも。
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泰阜
(やすおか)
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長野県下伊那郡泰阜村 |
土木遺産
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土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。「ゲートピア上部の点検用階段からブリッジへと続くデザイン」とコメントが。
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魚道があった
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階段式魚道が、山肌に沿う形で作られていた。戦前に建設され、堤高が高いダムでとしてはごく珍しいのでは。佐久間ダムが完成して使用されなくなっているが、今でも構造物は残っている。魚道の歴史を知るためにも貴重なもの。
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土砂で磨耗
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天竜川は急流土砂河川。「暴れ天竜」とも言われる。ダム堤体の洪水吐は流れ落ちる土砂の磨耗を受け、表面が白く波打って見える。
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野洲川(再)
(やすがわ)
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滋賀県甲賀市土山町大河原字大川筋338 |
既設ダムを改修
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既設の野洲川ダムは、完成から多年たち、老朽化がが進み、洪水時の放流能力も不足しているので、全面改修を実施。洪水吐を撤去して放流能力の大きい新しい洪水吐を設置、堤体下流面を補修など。
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安富
(やすとみ)
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兵庫県姫路市安富町皆河 |
町名に改名
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当初河川名により林田川ダムだった。また、林田ダムとも言ったようで、ダムの定礎には林田ダムとある。しかし、下流のダムとは無関係の場所に姫路市林田町があり、竣工式の前に、地元の町名をとって安富ダムに改名。
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タイムカプセルが埋められている
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管理所近くにタイムカプセルが埋められているそうだ。説明には、このダムに込められた多くの人々の熱い思いと、ダム建設に関係する多くの資料をタイムカプセルに納め、「未来への手紙」として後世の人達に送りますとあるという。ダムでは珍しいかも。
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ダム湖は「富栖湖」
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昭和61年命名。富栖はダムサイトの旧村名。ダム完成時には合併により富栖村はなかった。この地の産物に富栖杉があり、そのPRに役立てる意味も。
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安室
(やすむろ)
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兵庫県赤穂郡上郡町行頭 |
自動型枠を採用
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堤体建設にダム用自動型枠を開発し、一部に採用した。自動型枠は空間を利用した「回転式」と尺取り虫のように上昇していく「スライド式」の2種類があり、回転式は第9ブロック、スライド式は第3ブロックと第5ブロックで実施された。
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ダム湖は「本宮湖」
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ダムの建設位置付近には、江戸時代、赤穂藩主浅野内匠頭の命により造られたこの地方最大の鳳宮池(本宮池)ががあったが、ダムにより水没。昔の人々の苦労と熱意を後世に伝え、安室ダムによる流域の安全と豊穣を祈念して、その名を残し本宮湖と名づけた。
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八尾
(やつお)
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富山県富山市八尾町柚木 |
富山県企業局の発電用ダム
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富山県企業局の管理する発電用ダムで、ここで取水して、八尾発電所で発電。ダム右岸に取水口がある。
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八戸
(やと)
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島根県江津市桜江町八戸 |
ダム湖は「桜井湖」
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昭和62年、「森と湖に親しむ旬間」を機に一般公募、命名。天平時代以来、八戸川流域は桜井郷と呼ばれた。
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柳津
(やないづ)
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福島県河沼郡柳津町大字飯谷字上川原 |
東北電力の発電専用ダム
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東北電力発電専用ダムで、堤体に接続して建設された柳津発電所で最大出力7.5万kWの発電をおこなっている。
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矢那川
(やながわ)
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千葉県木更津市大字矢那字向田高 |
かずさアカデミアパークの雨水流出増対策を兼ねる
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矢那川ダムは、木更津市街を流れる矢那川の治水対策と、かずさアカデミアパーク事業の開発に伴う雨水流出増対策を兼ねた治水ダムとして計画されたもの。かずさアカデミアパークに隣接する。
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鎌足桜
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矢那川ダム公園に鎌足桜が植えられている。鎌足桜(かまたりざくら)は、この地域に古くからあった桜で、ヤマザクラ系の八重咲き。
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堤体下流面が公園
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アースダムの下流面は、天端近くを残して下部は盛り土がされ、ダムと下流が一体となった公園になっている。どこまでが堤体なのか分からない。芝生が植えられ、桜などの木も多数植えられ、ベンチなども整備されている。春にはカマタリザクラを始め八重桜が咲き誇る。
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市民元旦マラソン大会
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木更津市は、矢那川ダム周辺で、平成16年から、「市民元旦マラソン大会」を開催している。平成18年は436人が参加。
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魚梁瀬
(やなせ)
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高知県安芸郡北川村久木字釈迦ケ生郷谷山945−2 |
四国で最も高いダム
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電源開発の発電用ダム。ロックフィルダムだが、堤高115mで四国で最も高いダム。早明浦ダムよりも高い。
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柳瀬
(やなせ)
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愛媛県四国中央市金砂町小川山 |
銅山川分水を実現
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四国中央市がある宇摩地方は古くから水不足に悩まされ、江戸時代に銅山川分水の計画が作られるなど、銅山川からの分水が悲願だった。それを実現したのが柳瀬ダム。法皇山脈をくり抜き隧道で銅山川の水を宇摩地方に供給。
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ローラーゲートの支柱にスリット
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天端には5本のローラーゲートの支柱があり、それにはスリットが入っていて、くぐることができるようだ。昭和28年に完成したダムで、コンクリート節減のためではないかともいうが、どうだろうか。
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ダム湖の堆積土を田畑の土づくりに利用
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伊予三島市はダム湖の堆積土を田畑の土づくりに役立てる客土活用事業を進めている。湖底3〜5メートルに積もっている土砂を渇水期の冬季、田畑に投入、土作りに活用。「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会」から平成14年度の表彰(国土交通大臣表彰)を受けた。
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ダム湖は「金砂湖」
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昭和28年命名。金砂は、旧村名で、現町名。明治の末期までこの河原で砂金が採取されていたことに由来する。
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矢作(元)
(やはぎ)
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愛知県豊田市閑羅瀬町地先 |
放物線アーチダム第一号
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それまでの円弧アーチに代わって放物線アーチを採用した我が国最初のダム。以降、アーチダムの主流は放物線アーチダムとなった。
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世界的にも珍しい二段式揚水発電所の下池
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奥矢作第一・第二発電所は中部電力初の純揚水式発電所で世界的にも珍しい二段式揚水発電所になっている。その上池が黒田ダム(黒田貯水池)で、下池が矢作ダム(矢作湖)。中間に富永ダム(富永調整池)がある。
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なぜか数字が丸い
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堤高100m、基礎標高が200mなので、堤頂の標高はちょうど300m。総貯水容量は8千万トン。なぜか丸い数字。
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ダム湖は「奥矢作湖」
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昭和46年に地元の旭町の町長が奥矢作湖と命名。奥矢作峡にできたため。
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矢作(再)
(やはぎ)
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愛知県豊田市閑羅瀬町 |
放流設備を増設
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放流設備を増設し、ダムの洪水調節機能を強化する。
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耶馬溪
(やばけい)
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大分県中津市耶馬溪町大島 |
渓谷名に改名
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ダムサイトの大字名から柿坂ダムだったが、知名度が高く観光にも役立つと、渓谷名の耶馬渓から耶馬渓ダムに改名。
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常用洪水吐と非常用洪水吐は減勢工が別
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常用洪水吐としてオリフィスにラジアルゲート1門、非常用洪水吐としてクレストにラジアルゲート3門があるが、常用洪水吐と非常用洪水吐は減勢工が別々に設けられているという珍しい形式。
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噴水が美しい
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耶馬溪湖には、高さ35mの噴水が上がる。夜にはライトアップされるらしい。これは貯水池循環装置といい、植物プランクトンを抑制するための装置。それが、ダム景観づくりにも役立っている。
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全国初?の水上スキー場
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耶馬溪湖には全国でも珍しい公営水上スキー場があって、湖面で水上スキーができる。ダム湖としては全国初だという。冬場の12〜3月は閉鎖され、水上スキーはできない。
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矢筈
(やはず)
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佐賀県武雄市西川登町大字神六 |
ダム名は上流の集落名から
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ダム名は、上流の集落名である矢筈地区の名から取った。水没地区の地権者がこの地区の方々だったため。
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ダムに壁画が描かれている
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ダム下流面の非常用洪水吐導流部に巨大な『壁画』が描かれている。ちょっと珍しい。
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矢櫃
(やびつ)
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岩手県岩手郡雫石町西安庭 |
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薮神
(やぶがみ)
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新潟県魚沼市須原 |
土木遺産
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土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。多雪地帯であるため、ゲートピア上の通路が被覆されている。
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矢別
(やべつ)
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北海道函館市鉄山町 |
ダム周辺は立ち入り禁止?
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ダム周辺は関係者以外立ち入り禁止。それで一般の人は写真を撮るのもままならないようだ。残念。
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山頭溜池
(やまがしらためいけ)
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長崎県平戸市生月町山田南免字山頭 |
生月島初の大型溜池
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平戸島の北西に位置する生月島(いきつきしま)にある。島には棚田が多く、美しい景観が観光資源にもなっているが、棚田の多くは、大正から昭和にかけて大型溜池が建設され、それまでの湧水に代わって新たな水源が確保されたことによって開かれたもの。生月島で最初の大型溜池が山頭溜池。大正3年(1914)の築造。
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山神
(やまがみ)
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福岡県筑紫野市大字山口字薩摩屋敷 |
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山口(元)
(やまぐち)
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埼玉県所沢市山口 |
ダム湖の大きなアースダム
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ダム湖である狭山湖は、面積189ha、総貯水容量2065立方メートル。それぞれ国内アースダム中第5位、第4位。山口貯水池は隣の村山貯水池と一体運用されている。
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土木遺産
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戦前で最も高い水道用アースダムだった。上部には、玉石の耐弾層を備えていたが、平成14年の再開発によってこれは撤去された。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
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レクリエーションの場
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近くに村山貯水池(多摩湖)があり、周辺は都立狭山自然公園になっている。春の花見をはじめ、小学校の遠足、マラソン大会など四季折々に訪れる人が多い。
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ダム湖は「狭山湖」
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山口貯水池であるが狭山湖と呼ぶようになった。鉄道会社が観光価値をあげようと貯水池を湖と呼ぼうとした事が始まりとの説がある。現在、両方の呼び方で呼ばれている。
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山口(再)
(やまぐち)
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埼玉県所沢市山口 |
耐震性を考慮して堤体強化工事
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既設ダムについて、耐震性などを考慮して堤体強化工事を実施。天端幅が7.3mから10mへ、堤体積が140万m3から237万m3へ。
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ダム湖の大きなアースダム
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ダム湖である狭山湖は、面積189ha、総貯水容量2065立方メートル。それぞれ国内アースダム中第5位、第4位。山口貯水池は隣の村山貯水池と一体運用されている。
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土木遺産
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元は、戦前で最も高い水道用アースダムだった。上部には、玉石の耐弾層を備えていたが、平成14年の再開発によってこれは撤去された。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
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埋もれていた昭和の高欄
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耐震性強化のための堤体補強工事では、第2次世界大戦中に爆弾などから堤体を守るために施工された耐弾層撤去した。この時、埋もれていた昭和初期に建設された高欄が55年ぶりに出現。親柱とともに一部を保存・展示されている。
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レクリエーションの場
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近くに村山貯水池(多摩湖)があり、周辺は都立狭山自然公園になっている。春の花見をはじめ、小学校の遠足、マラソン大会など四季折々に訪れる人が多い。
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ダム湖は「狭山湖」
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山口貯水池であるが狭山湖と呼ぶようになった。鉄道会社が観光価値をあげようと貯水池を湖と呼ぼうとした事が始まりとの説がある。現在、両方の呼び方で呼ばれている。
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山口調整池
(やまぐちちょうせいち)
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福岡県筑紫野市山口 |
福岡導水の調整池
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福岡導水は、江川ダム、寺内ダム、合所ダム、筑後大堰で開発された水を筑後大堰の湛水区域内から取水し、福岡都市圏と佐賀県基山町に水道用水を供給する導水路。筑後川から流域外の福岡都市圏に分水する大規模導水。その途中に山口調整池がある。
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天拝山と総合公園
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近くに天拝山がある。菅原道真が百日間登山し、天に向かって無実を訴えたと伝えられる山。調整池は天拝湖と名付けられ、そのすぐ上流、天拝山との間には「筑紫野市総合公園」がある。また下流も公園になっている。
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