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阿木川
(あぎがわ)
岐阜県
水質保全に力を入れる
ダム湖の上流端に3ケ所の貯留ダムを設置。汚濁の元になる粒子性栄養塩は沈降除去。ダム湖に流下する栄養塩を含む水はパイプラインによりバイパスさせ、選択取水塔付近で希釈し、貯水池での滞留を防止。バイパスにより富栄養化を防止することは、国内のダムでは初めてだったという。また、深層曝気設備により深層に酸素を供給し、有機物の分解を促進。噴水には、プランクトン発生を抑制する効果も。

(あさひ)
奈良県
バイパスにより排砂
ダム建設後、流域の崩壊地の拡大で何ヶ月にも及ぶ濁水長期化現象や、当初の予想を上回るダム堆砂が進行。このため、出水時にダム湖上流からの砂をバイパスによりダム下流に排砂。1998年から実施。ダムへの堆砂量が激減し、また下流の濁りが長期化しなくなったという。排砂バイパスによる堆砂対策の最初の事例。また、濁水バイパスの先駆的事例。1999年度土木学会技術賞を受賞。
旭川
(あさひかわ)
秋田県
治水用のダム
昭和42年に創設された「補助治水ダム制度」の適用を受けた第1号のダム。旭川治水ダム建設事業として建設された。治水専用ダムであるために、普段はほとんど水がたまっていない。洪水の際に水を貯めて洪水調節を行う。
浅瀬石川
(あせいしがわ)
青森県
日本初の多目的ダム・沖浦ダムが水没
浅瀬石川ダムの建設によって、沖浦ダムが水没した。沖浦ダムは昭和20年に完成した重力式コンクリートダムで、堤高40m、堤頂長171m、堤体積81,000m3、洪水調節・潅漑用水・発電を目的としており、日本初の多目的ダムだった。
天ヶ瀬(元)
(あまがせ)
京都府
美しいアーチダム
アーチダムで、詳しくはドーム型アーチ式コンクリートダムという形式。淀川水系における初の多目的ダム。アーチ曲線が美しく、写真もきれいに撮れる。放流時にも写真撮影容易なようだ。
新川
(あらかわ)
沖縄県
沖縄初の直轄のコンクリートダム
国の直轄事業として企画された沖縄で最初のダム。調査は、本土復帰前の昭和45年度から本土政府のバックアップのもとに琉球政府が実施。昭和47年5月の本土復帰以降は沖縄総合事務局が事業を引継ぎ、建設事業に着手。昭和52年3月に完成。復帰後沖縄総合事務局が最初に完成したコンクリートダム
有明
(ありあけ)
北海道
治水ダム完成第1号
昭和42年に補助治水ダム制度ができて第1回目として採択され、昭和46年12月完成。
有間
(ありま)
埼玉県
トンネル式洪水吐きを採用
自然越流式の洪水吐があり、ゲートを設けない構造。洪水吐導流部は地形の制約から、トンネル式を採用。越流した水はトンネルを通って下流に放流される。NATM工法で施工されており、NATM工法で施工されたものとしては日本最初のトンネル式洪水吐。
五十里
(いかり)
栃木県
日本初のコンジットゲート
五十里ダム建設時に設置されたコンジットゲート(旧コンジットゲート)は、日本初のコンジットゲートとも言われているようだ。クレストゲートの下にある。堤体内を高圧放流管が通り、その中ほどに高圧スライドゲートが備えられている。高圧スライドゲートは全開・全閉操作で使用され、流量の調節ができないタイプのもの。
井川
(いかわ)
静岡県
日本初の中空重力式コンクリ−トダム
昭和32年に完成。日本で最初の中空重力式コンクリ−トダム。当時イタリアでは中空重力ダムが盛んに建設されており、中部電力は社員をイタリアに派遣し、図面などを入手して建設の参考としたという。堤高103m余で、このタイプとしては国内では同じ大井川上流にある畑薙第1ダムに次ぐ高さ。
胆沢(再)
(いさわ)
岩手県
転流工にISO14001を導入
ダム本体工事に先立ち建設される転流工にISO14001に沿った環境マネジメントシステム(EMS)を導入。モデル事業としての導入で、直轄事業としては初めて。平成10年12月に「環境方針」を定め、平成11年4月からは「胆沢ダム環境管理委員会」を設置し、EMSの運用を開始。その後も、各種の工事がEMSに基づいて実施されている。
胆沢(再)
(いさわ)
岩手県
コア材料の運搬にベルトコンベヤを使用
コア材は、貯水池下流の慶存地区から採取されるものと堤体基礎掘削ズリをブレンドして使用。コア材運搬には、近辺に温泉保養地等があるため、騒音、振動、粉じん等の影響に配慮し、慶存地区から場内までベルトコンベヤ(延長913m、幅75cm、運搬能力910t/h)で運搬。コア材料の運搬にベルトコンベヤを使用するのは、全国で胆沢ダムが初めてだという。
胆沢(再)
(いさわ)
岩手県
CM方式を試行
マネジメント技術活用方式CM方式、Construction Management)は、1960年代に米国で始まった建設生産・ 管 理システム。我が国でも取り入れる動きがあり、現場での技術的競争性や透明性を向上させ、品質の保持、適切なコスト管理、 たコスト縮減などが期待される。森吉山ダムに続き、試行的に実施。対象となるのは基礎掘削工事と原石山準備工事、それに2004年度着手予定の堤体盛立工事、原石山材料採取工事、洪水吐打設工事の5工事。
石垣
(いしがき)
沖縄県
ダム湖に「セイシカの橋」
ダム湖に架かる「セイシカの橋」は、沖縄県内初の吊り橋で、1985年10月に供用開始された。橋長101.6メートル、橋幅2.7メートル。水面から18メートルの橋から眺める美しい風景は、住民の憩いの場や観光名所となっている。「セイシカ」とはツツジ科の植物で、淡いピンク色の花をつける。
石羽根
(いしばね)
岩手県
最初の重力式コンクリート・フィル複合ダム
型式は重力式コンクリート・フィル複合ダムであるが、竣工が昭和1954年1月で、このタイプとしては国内では最初のダム。
犬上川
(いぬかみがわ)
滋賀県
日本で最初の農業用コンクリートダム?
日本で最初の農業用コンクリートダムと紹介されていることがあるが、これより古い農業用コンクリートダムがいくつかあり、本格的コンクリートダムとしては初めてということのようだ。
猪ノ鼻
(いのはな)
兵庫県
洲本の水道水源として最初に築かれたダム
洲本の水道水源としては、このダムの他に猪鼻第2ダムと竹原ダムがあるが、これが最初に建設されたダム。積み上げた礎石にモルタルを充填する当時の一般的な工法で造られ、表面は、布積みの方法で石を積み上げている
芋洗谷
(いもあらいだに)
宮崎県
日本初の重力式アーチダム
戦前の建設で、日本で最初の重力式アーチダム。竣工時の姿を保持している。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
岩屋
(いわや)
岐阜県
最後の傾斜コア型ロックフィルダム
堤体内に傾斜した土質遮水壁(コア)を有する傾斜コア型のロックフィルダム。このタイプとしては、御母衣ダム、九頭竜ダムなどが建設されたが、その後、大規模ロックフィルダムは、傾斜コア型に代わり堤体中央部に土質遮水壁を設けた中央遮水壁型のが主流となった。傾斜コア型のダムとしては、岩屋ダムが建設されて以降、大規模ダムは施工されていない。
宇奈月
(うなづき)
富山県
通廊のプレキャスト化
通廊プレキャスト化の初期の事例。現場での型枠工や鉄筋工が不要になり。従来方式に比べ、4分の1程度の人員で施工できたという。
宇部丸山(再)
(うべまるやま)
山口県
湖面で太陽光発電
ダム湖面を活用した太陽光発電のモデル実験に、山口県企業局とNEDOが共同で着手。いかだに乗せた太陽電池を設置。2003年3月末から稼働。湖面上に設置するのは、全国2例目という。電気は、湖底の冷たい水と表面の水を入れ替える水質浄化装置の動力源として使用。4年間、データを収集。
浦山
(うらやま)
埼玉県
RCD工法で世界初の1mリフトを採用
RCD工法が実用化された初期のリフト高は50cmを採用する場合が多く、浦山ダムの施工時には75cmが標準となっていた。浦山ダムでは工程や経済性を考慮してリフト高1mにチャレンジ、施工機械の改良や試験施工を重ね、世界で初めて1mリフトを採用。
浦山
(うらやま)
埼玉県
ベルトコンベヤによるRCD工法を採用
ダム本体建設に当たって、原石山から採取する骨材セメントなど全てをベルトコンベヤで輸送し、RCD工法打設RCDコンクリートをベルトコンベヤで大量輸送する方式は我が国で初めて。経済性に優れ、工期短縮も。RCD工法は浦山ダムによってほぼ完成したとも言われる。
永源寺
(えいげんじ)
滋賀県
堤高の高い複合ダムとしては初期の事例
ダムサイトの地形や地質から、左岸側が重力式コンクリートダム右岸側がロックフィルダムの重力式コンクリート・フィル複合ダム堤高は73.5mで、これは、複合ダムの中では第4位。1952年に着手しており、堤高の高い複合ダムとしては初期の事例。
江川
(えがわ)
福岡県
筑後川初の本格的利水ダム
昭和39年、筑後川水系が、利根川、淀川についで水資源開発促進法の開発水系に指定され、41年、筑後川水系の水資源開発基本計画の決定により両筑平野用水事業が示された。江川ダムは、両筑平野用水事業の基幹水源施設。両筑平野に農業用水を供給するほか、福岡地域の水道用水などを供給。筑後川初の本格的利水ダム。寺内ダムが出来てからは、水供給について寺内ダムと総合利用されている。
大井
(おおい)
岐阜県
木曽川本流を締め切った高さ50mを超える大ダム
堤高53.4m。よく「日本初の高さ50mを超えるダム」といわれるが、帝釈川ダムが先との指摘も。日本初の発電用ダムとも言われる。木曽川本流を締め切った大規模ダム。「男伊達ならあの木曽川の流れ来る水とめてみよ」と木曽節にも歌われた木曽川の激流をせきとめた。半川締切工法によって建設された最初のダム。それまでの粗石コンクリートダムと異なり、軟練りのコンクリートに玉石を投入する方法で築造された最初のダム。機械化施工、本格的ボーリング調査、カーテングラウチングなども日本初といわれるようだ。戦前のダムの金字塔のひとつ。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
大川
(おおかわ)
福島県
RCD工法を採用
マット部に、合理化施工法であるRCD工法を採用。RCD工法の先駆けの一つ。
大滝
(おおたき)
奈良県
ダムのデザイン決定に地域の意見
ダムのデザイン決定に全国で初めて地域意見を取り入れている。景観検討委員会が提示した6案について地元住民と専門家にアンケート調査を実施。ダムの上端に連続的なアーチ橋を模したデザイン。
大滝
(おおたき)
奈良県
優雅な斜長橋
白屋橋は優雅な斜長橋。国道169号と対岸の道路を結ぶ。1991年完成。PC斜長橋のダムにおける初期採用事例。
大滝
(おおたき)
奈良県
日本で初めて油圧式クレストゲート
景観に配慮し、ダム天端からの突起をできる限り抑制。ゲート類も堤体内に納めるため、日本で初めて油圧式クレストゲートを採用
大津岐
(おおつまた)
福島県
日本初のアスファルトフェイシングフィルダム
1968年竣工。日本初のアスファルトフェイシングフィルダム
大鳥
(おおとり)
福島県
環境に配慮して発電所増設工事を実施
奥只見ダムとその下流にある大鳥ダムをそのまま利用して、新たな水路と発電所をいずれも地下部につくることにより、奥只見発電所で20万kW、大鳥発電所で約9万kW、合計で約29万kWの出力アップを図る増設工事が平成11年7月から実施され、平成15年6月に営業運転を開始。工事に当たっては、イヌワシの営巣地があり、地上での工事を避けるなど自然環境への影響を最小限に。建設工事機関として初めてISO14001の認証を取得。
大野
(おおの)
山梨県
土木遺産
日本初の本格的発電用アースダム。完成当時堤高が日本一のダムだった。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。また重要文化財に指定されている。
大山
(おおやま)
大分県
一村一品運動発祥の地
地元の大山町は一村一品運動発祥の地。昭和36年に始まった村おこし運動だ。当時「梅栗植えてハワイへ行こう」がキャッチフレーズだった。今もその伝統が引き継がれ、地域振興に熱意と実績がある。
奥只見
(おくただみ)
新潟県
環境に配慮して発電所増設工事
奥只見ダムとその下流にある大鳥ダムをそのまま利用して、新たな水路と発電所をいずれも地下部につくることにより、奥只見発電所で20万kW、大鳥発電所で約9万kW、合計で約29万kWの出力アップを図る。この結果奥只見発電所は一般水力としては出力日本一に。平成11年7月より土木工事を本格的に開始し、平成15年6月営業運転を開始。イヌワシの営巣地などがあり、徹底した調査を行い、地上での工事を避けるなど自然環境への影響を最小限に。建設工事機関として初めてISO14001の認証を取得。
奥只見
(おくただみ)
新潟県
ダム湖の水位を下げずに大水深下で堤体に穴あけ
奥只見発電所増設工事では、増設取水口の工事について、ダム湖の水位制約なしに取水口工事を行える国内初の大水深用仮締切工法が開発され、2001年10月末に工事を完了。発電所の運転や下流の利水者に影響を与えないですむ。堤体の上流側に半径約8mの半円形の仮締切を設け、その内部の水を抜いて、堤体に穴を開け、取水口を設置。
小阪部川
(おさかべがわ)
岡山県
農林省最初の重力式コンクリートダム
建設当時、農林省としては初めての重力式コンクリートダムだった。天端の親柱の装飾が古さを感じさせる。現在は高梁川用水土地改良区が受託管理。
落合
(おちあい)
岐阜県
木曽川で2番目のダム
大井ダムに次いで木曽川で2番目に建設されたダム。下流左岸にある落合発電所は福沢桃介が手がけた発電所の一つ。ダムと発電所は土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている 。
小平
(おびら)
北海道
ベルトコンベヤ工法
ダム本体のコンクリート打設ベルトコンベヤ打設という新工法を採用。高滝ダムとともにこの工法の初期の例。
月山
(がっさん)
山形県
ベルトコンベヤによるRCD工法を採用
ダム本体コンクリート打設に、施工の迅速性・工期短縮、経済性を考慮し、合理化施工法のひとつであるRCD工法を採用。これにコンクリートの運搬設備としてベルトコンベアシステムを併用。RCD工法と組み合わせたシステムは国土交通省直轄ダムとしては初めて。
桂沢(元)
(かつらざわ)
北海道
北海道で最初の本格的な多目的ダム
北海道で最初の本格的な多目的ダム。流域の異なる芦別川の水を導水。芦別川の芦別ダムから幾春別川に導水、幾春別川の桂沢ダムに貯留して洪水調整・かんがい・水道・発電等に利用する。
金山
(かなやま)
北海道
フローティングタイプの取水塔
ダムの貯水は、農業用にも使われ、表面取水を可能とするために、日本で初めて本格的なフローティングタイプの取水塔が設置された。フロートが付いていて、水面の昇降に伴って上下する仕組み。
鹿瀬
(かのせ)
新潟県
土木遺産
堤頂長が300mを超え、ゲート数も20と最大級。半川締切工法によって建設された。この工法では、大井ダムについで二番目。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。
釜房
(かまふさ)
宮城県
国営公園になった最初のダム
周辺は「国営みちのくの杜湖畔公園」。昭和56年、国営公園事業に着手、平成元年8月に部を開園。年間40万人を超える人が訪れる。現在も未開園区域を整備中。国営公園になった最初のダム。
上椎葉
(かみしいば)
宮崎県
我が国初の大規模アーチダム
堤高110m。昭和31年竣工。我が国初の大規模アーチダム。アーチダムの建設は耐震性に関する問題が解明されていなかったため諸外国より遅い。建設にあたり、地震観測や模型実験などさまざまな調査・研究を実施。なお、これより竣工時期が早いアーチダムとしては、三成ダム(昭和29年竣工、堤高36m)があるが、着工は上椎葉ダムが先らしい。両者を比べるとダムの規模は相当違い、大規模で本格的なアーチダムとしては、上椎葉ダムが日本で最初と言うことのようだ。
鴨川
(かもがわ)
兵庫県
農林省所管の最初のコンクリートダム
国営農業水利事業として昭和26年11月に完成。農林省所管の最初のコンクリートダム
漢那
(かんな)
沖縄県
ビオトープ創出の先駆け
漢那ダムの第二貯水池(めだかの学校)は、環境整備のため造成した人工の湿地帯。元々小湿地帯だったが、単にそのまま残すのではなく、堰を設けて水位を上昇させて水域の拡大を図り、湿地性を好む生物たちに多様な生息環境を創造。水生生物や鳥類の格好の生息場所となっており、特にトンボは沖縄にいる46種類のうち32種類を確認。我が国のダム事業におけるビオトープ創出の先駆けとも。
漢那
(かんな)
沖縄県
カニやエビが通れる魚道
河口から近いため、カニやエビ、ハゼなどの河川と海を回遊する生物の移動に影響が及ぶ。これら生物が海と川を行き来できるようにする魚道を整備。ハイダムでの魚道整備は国内では初めてというが。魚道の底には常に適度な水が流れる。途中には上り降りのための小さな石や、休憩できるような小さなプールも。
京極
(きょうごく)
北海道
北海道初の純揚水式発電
京極発電所は最大出力60万kWの北海道初の純揚水式発電所。これはその下部調整池。上部調整池はアスファルト表面遮水壁型フィルタイプ。
金武(再)
(きん)
沖縄県
初の台形CSGダム
重力式コンクリートダムとして設計を進めてきたが、コスト縮減と環境に配慮した新しい技術である台形CSGダムを採用。ダム本体について国内最初の事例。堤体にCSGを用い、断面形状が台形のダム。新たなダム形式であるので、平成14年6月に国土交通大臣からその構造について特別の認定を受けている。
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