黒部ダムにダムカレーがあるらしいが、東京でも食べられるという。自称カレー通としては、これは是非食べておかなければならないと、数人連れだって早速行ってきました。宮島さんの「ダムマニア」で紹介されている、あの店です。
明治22年創業の老舗割烹、レストランも併設されているようだが、たまにはデラックスにと割烹へ。軽く?飲みながらダム談義に花が咲く。そしていよいよダムカレー。
ダムカレーは要するにライスカレーだが、ご飯を堤体に見立て、貯まった水の部分がカレー。まず絵入りのメニューが出てきて、ダムのタイプに応じて種類があり、値段が違う。アースダムカレー、アーチ式ダムカレー、重力式ダムカレー、ライスフィルカレーの4種。それぞれ違ったタイプを発注。
出てきたら並べて、見ると壮観。写真を撮るとか、どうやって作るのかとか、どう違うのかとか、こういう新しいタイプを作ればいいとか、食べる前に大変でした。
日本人はカレー好きで、インド風カレー、欧風カレー、洋食屋のカレー、昔ながらの和風カレー、タイカレーなど様々なタイプがあるが、これは多分(当然か?)和風です。食べてみると、思っていたより(失礼か?)おいしい。かすかにカレー粉の味がして適度な辛さ、ダシもしっかりとれている感じ。ご飯もおいしい。日本のダムと同じで、丁寧に作られているように思えました。
話題性もあるし、味もよい。秋の夜長に食べに行ってみてはどうでしょうか。 なお、ダムカレーは、裏メニューで、特別に注文しなければ出てきません。割烹の他に、レストランもあるので、そちらの方が手軽のようです。
|