平成22年12月11日土曜日、三州家さんで「ダム名の酒を飲もう会」という忘堰会が開かれました。その様子をお伝えします。
乾杯から自己紹介に始まり、全国各地のダム名の付いた日本酒・ビールなどがふるまわれます。今回は、17名ほどのダム愛好家の方の参加がありました。入手困難なダムグッズの抽選会もありました。 宴もたけなわのころ、原石山が運ばれてきます。今回は、参加者自らがダムカレーを作るという企画となりました。
原石山 岩石の成分にケイ素が多く含まれるためか、この原石は白っぽく見えます。上空から見るとご飯の山のようにも見えますが、お米ではありません。あくまでも原石です。
打設中 さっそく、打設が開始されます。みなさん100円ショップで買った「しゃもじ」を持参してきたようです。恐らく錦糸町周辺の100円ショップは急に「しゃもじ」が売れ始めたことに当惑されたことでしょう。
湯田ダム 本体打設の終了です。肉厚の重力式アーチで、この堤体は「湯田ダム(岩手県)」ではないかと思います。 一方こちらでは、変わったダムが建設されています。
八汐ダム 茄子の皮を利用したフェイシングフィルダムです。「八汐ダム(栃木県)」です。 上空に大量の雨雲がやって来ました。いよいよ試験湛水の開始です。
八汐ダム 無事試験湛水を終えたようです。無事完成です。 さて、急に九州方面に飛ぶことになりました。 行き先は「一ツ瀬ダム(宮崎県)」です。
一ツ瀬ダム 施工技術者のレベルの高さを感じます。 場所は変わって関西に移動します。 「天ケ瀬ダム(京都府)」は、今日は珍しくゲート放流がなく、静かに発電放流だけが行われているようです。
天ケ瀬ダム 上空から見る天ケ瀬ダムです。 ここで、また東北に向かうことになりました。
大倉ダム 「大倉ダム(宮城県)」に到着です。日本で一つしかないダブルアーチを忠実に再現しています。ところが、じっくり大倉ダムを眺めている時間はありません。急に「下久保ダム(埼玉県・群馬県)」が、4門同時放流するという情報があったのです。急がないと、間に合いません。
下久保ダム 何とか間に合いました。下久保ダムが4門放流しています。L字の左下に唐揚げのようなものがありますが、これは地山です。大倉ダムでもゲート放流が開始されたようです。
大倉ダム 大倉ダムでは融雪流入量が多かったため、ゲート放流を開始したようです。
こうして、全国各地の特色のあるダムが出揃いました。 参加者は取り皿とスプーンを持って全国のダムカレー巡りを行い、無事胃袋に収められました。最後のダム巡りは自然発生的に行われ、おそらく主催者の宮島様も予想していなかった事態だと思います。 こうして、無事1次会は終了しました。
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