昨年、阿賀北(越後平野で阿賀野川より北部の地域、新潟県新発田地域の呼称)にある新潟県の管理及び建設中のダム、内の倉ダム、加治川治水ダム、胎内ダム(以上管理中)、奥胎内ダム(建設中)の4ダムを対象にした「しばたアスパラダムカレー」が新発田市に登場しましたが、その「しばたアスパラダムカレー」を施工する店が昨年の2店から3店に増強されたという情報を遅まきながら新潟県のHPで見つけたので3店のダムカレーを食しに新発田市にかよいました。
(新潟県のHPより)
まず、8月下旬に今年新しくダムカレーの施工に参戦した「おおはし食堂」さんのダムカレーの施工状況を確認してきました。
「おおはし食堂」さんは、移動販売車でのテイクアウト専門店でしたので販売車の販売窓口の台で施工確認(写真撮影)をおこないました。マスターが「今回のカレーは、ちょっと辛い。」といったとおり、けっこう辛いカレーでした。
洪水時満水位の貯水池 | | 下流河道へクレストからの手動放流中 |
また、日をあらためて「TAICOや」さんに行ってきました。
「TAICOや」さんは昨年ダムカレーの施工確認をした店ですが、「今年のダムカレーは改良バージョン」(「おおはし食堂」さんのマスターからの情報)といいうことなので今年の施工状況の確認をおこないました。
今年のダムカレーはロックフィルダムの進化型で本体(ライス)が肉のリップラップで覆われたものと施工確認時に思っていましたが、ダムカレーカードでは重力式ライスダムということなので、肉はA配合コンクリートなのかと考えてしまいました。(昔の重力式ダムのコンクリート配合は、打設位置によってA〜C配合で分類がされていましたが、今は違うのかもしれません)
今年のダムカレーは、昨年のダムカレーに比べて完成度が高いのは事実でした。また、ダム下流の転石(ひよこ豆)や流木(アスパラ)もけっこういけてました。しかし、ダム本体の最深部(ライスの下)に下流からの浸透水(ひよこ豆の漬汁)があり、浸透水に影響された範囲は、本体コンクリート(ライス)の水セメント比が変化したようで強度が落ちている(ライスの粘着力の低下)ような気がしました。しかし、昨年に比べて貯水池が広がっており、貯水容量(ルーの量)が大きくなって私の好みのダムカレーになっていました。
今年の「TAIKOや」さんのダムカレー (本体B・Cコンの状況撮影を失念しました) | | 昨年の「TAIKOや」さんのダムカレー |
次に3軒目の「ぐみの木」さんの施工状況の調査報告です。
「ぐみの木」さんは、昨年個人的な事情で施工確認ができなかった店です。今年も調査に行ったら「現在、休工中。9月はあと1日だけ施工する。施工日が決まったら連絡する。」といわれ撤収した店です。9月23日に今年最後の施工を翌24日に実施するとの連絡を受けて、24日に町内会の保安林下草刈り作業の現場から作業着のままカレーの施工現場である「ぐみの木」さんへ直行して施工確認を行いました。
「ぐみの木」さんのダムカレーは、本体関係(ダムカレー)のほかサラダなどのオプションも豊富で、とてもリーズナブルな施工でした。ダム形状は、「おおはし食堂」さんのものと似ていました。
また、「ぐみの木」さんから「アスパラは5月頃が太くておいしいので、来年は5月に施工確認に来るように」と申し送りがありました。
洪水時満水位の貯水池 | | ダム下流部へクレストから自然放流中 |
「ぐみの木」さんは通りから少し入ったところにあり施工現場をさがすのにちょっと苦労します。
新潟県のHPのパンフには、「しばたアスパラダムカレー」の施工期間は5月1日から9月30日までとありますが、情報収集作業が遅れて8月下旬から施工確認を開始しました。今回の確認作業で、すばやい情報収集が重要であると痛感しました。
最後に一言、3種類のダムカレーカード 「ゲットだぜ!」
おおはし | | TAIKOや |
ぐみの木 追伸 「おおはし」さんと「TAICOや」さんのダムカレーカードにはシリアルナンバーが入っていました。
本体工事完成検査官;のりちゃ
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