東京の三州家さんをはじめ、長野大町の黒部ダムカレー、群馬水上のみなかみダムカレー、セーブオンやサークルKでのダムカレー弁当販売など、東日本では大きな盛り上がりを見せているダムカレーですが、そんななか、西日本でダムカレーを出す数少ないお店のひとつ、「スプリングスひよし」でダムカレーを食べてきたのでレポします。
スプリングスひよしは、京都府の丹波地方にあり、ダムを利用した地域振興策として日吉ダムとともに建設された複合温泉施設です。 日吉ダム下流の広大な敷地の中にあり、右岸側の建物には温泉やプール、左岸側の建物にはレストランやお土産屋などを備えています。 ダムカレーは、左岸側の建物(ウエルカムプラザ)内にあるレストラン「桂川」で食べることができます。
(日吉ダム天端から下流を望む。中央奥にある四角い建物にレストランがあります) さて、カレーを食べる前にまずは日吉ダムへ。 実は初めて日吉ダムへ行ったのですが、これまで堤高が約67mということやダム便覧などの写真を見てて、それほど大きいダムじゃないというイメージを持っていました。 しかし今回、道路を走っていて日吉ダムが目に飛び込んできた瞬間に思わず出た言葉が、「でかっ!!」
確かに高さはそれほどありませんが、堤頂長が438mもある幅広ダム。 何よりも現地でみるとコンクリートのカタマリ感が物凄く、重厚感と迫力に圧倒されます。 まさに百聞は一見にしかず。この重厚感は写真では容易に伝えることはできません。 是非とも少しでも多くの方にこの迫力を現地で感じて欲しいものです。
(日吉ダム。この写真じゃホント迫力が全然伝わらないんですけど(泣)) 時刻は午後5時。お腹がすいてきたのでいよいよレストランへ。 店内は川に向かった面が一面ガラス張りとなっていて、とても綺麗で開放感があります。
席についてメニューを開くと、ど〜んと一面「日吉ダムカレー」! それぞれの具材が何をイメージしたものか説明してあります。
他にも地元の食材を生かしたメニューがたくさんありましたが、ここは当然ダムカレーを注文(笑)わくわくしながらダムカレーの施工を待っていると・・
来ました! 日吉ダムカレー!!
横いっぱいに広がった直線的な白い堤体は、厚さもあって重厚感たっぷり。放流を模した福神漬けは左岸側にオフセットされており、日吉ダムを忠実に再現しています。 さらりとしたルーはピリっとくる程よい辛さで、万人受けする味ではないでしょうか。 ということであっというまに完食、ごちそうさまでした♪
さて、写真左上にチラリと見えていますが、日吉ダムカレーを注文すると、もれなくダムカードを模したスプリングスひよしオリジナルカードがもらえます。 これがなかなか良いデキで、裏面にはDAM-DATAならずSPA-DATAとして、施設内の「ひよし温泉」の泉質などが紹介されています。
最後になりますが、ここのダムカレーの一番のウリといえば、なんと言っても「ダムを見ながらダムカレーを食べることができる」ということではないでしょうか。
真正面の窓越しに、日吉ダムがで〜んと鎮座しているのがお分かりでしょうか。 ダムカレーを出すお店は数多くあれど、店内からダムを見れるお店はココと黒部ダムレストハウスくらいではないでしょうか?(他にもあったらスミマセン) 雄大なダムを眺めつつダムカレーを食す、ダム好きには堪らないシチュエーションですね♪
ちなみにこのレストランは夜9時まで営業しているので、ライトアップした日吉ダムを眺めながらのダムカレーはまたテンションあがるだろうなぁw 次回は夜に来て食後に温泉にも入ってみよう、と思いながらこの日は帰宅の途につきました。
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