ダムカレーを食べたいんですが、新潟県内で建設しているダムを知りません。昨晩、我が家はカレーだったんで三国川ダム版ダムカレー本体建設第一期工事(契約額0円)の施工を我社で強引に受注しました。
以下、三国川ダム版ダムカレー本体建設第一期工事の施工報告です。 「このごろ」にあった「「ダムカレー」の施工現場を見てきました!」を参考図書として、堤体の施工をしゃもじ2本で施工しました。ダム建設予定地(皿)のダムポケットが浅かったため、ルーが流入する(以下「ルー入水」という。)と、すぐサーチャージになってしまい、あやうく平成23年7月の新潟・福島豪雨で三国川ダムが行った「ただし書き操作」を、別の意味(貯水池の周囲からの流出)で実践するところでした。(実施しようとした今回の「ただし書き操作」で通知する関係機関は「カミさん」のみ)
ノーマル版・・・「このごろ」の写真で見たダムカレーに似せたシンプルなやつ。
三国川ダム版・・・ちょっとアレンジして、三国川ダム風にしたやつ。ゆで卵は、管理用発電所と東北電力五十沢第二発電所の白い建物でラッキョウが発電放流水のつもりでしたが、早く発電所を完成させ(カレーを食べ)たくて、右岸にある発電所を左岸に建設してしまいました。(本当の請負工事だったら主任技術者は即クビ、請負業者は確実に破産だな)
食してみると、堤体積690万m3(ご飯の量)が結構多かったです(盛立てすぎ)。ルー入水も結構あったんですが、堤体とルー入水を渾然一体にして食するとちょうどくらいでした。個人的にちょっとルー入水が不足だったかなーと感じました。(私は、堤体を全部食し終わった後、ちょっと残しておいたルー入水だけを最後に食べる派なんで・・・) また、作ってみて感じたことですが、
・堤体の天端幅(10m)と下流面の犬走りを盛立材(ご飯)で、きっちり表現することは難しい。 ・堤体のリップラップを表現するために白米ではなく、十穀米なんかで建設するのがいいのかもしれない。(今回は五穀米で建設した) ・できれば左岸に非常用洪水吐をウインナーで建設したい。 ・ダム管理所と左岸展望台の建設は無理。 ・選択取水設備は、ウインナーの半切りを建てる。
などの各項について検討し、本体建設第二期工事の施工を実施する必要があります。(このへんは、材料手配会社である「カミさん」の意思が反映される)
今回の三国川ダム版ダムカレーの本体工事では、堤体にアールをつけませんでした。素人の請負業者の施工は、短い工期での完成が第1目標で、あまり高度な技術を要求すると工期を大幅に延長してしまって堤体がクーリング(冷たくなる)してしまう危険があるため、今回は回避しました。 次回、晩御飯がカレーのときには、しっかり現地踏査を実施して建設予定地を決定し、設計図のとおり細心の注意を払って施工して、しっかり三国川ダム版ダムカレーを竣工させたいと思います。
安全第一!工期厳守! 工事名:三国川ダム版ダムカレー本体建設第一期工事 現場代理人兼主任技術者:のりちゃ
P.S. 写真を見て気づいたんだけどランチョンマットもいい味だしてるみたい。
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