《このごろ》
「with Dam☆Night 2013」に行ってきた

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 去る6月28日、18時から日本橋社会教育会館8Fホールで、ダム工学会一般公開シンポジウム「with Dam☆Night 2013」が開催された。東京で開催される with Dam☆Night は今回が3回目で、「Dam Dreamへのご招待」という副題がついている。それを見に行ってきたので、印象などを簡単にまとめた。

 会場は、前回に引き続き、東京の人形町。5時半開場なので、その少し前に会場に行くと、シャッターが降りていて、まだ誰もいない。時間に正確で、5時半にシャッターが上がり、事務局担当の人などが入っていった。これから、受付の準備など。


シャッターが降りていた

5時半にシャッターが上がり入場

 ホールはかなり大きく、聴衆は100人越えて、客席は適当な混み具合。これまで以上に一般の方の姿が多く見られた。それに、女性もかなりいる。ダム人気?の広がりを感じさせた。「with Dam☆Night 2013」の様子は、今回もtakaneさんが USTREAM で全国に生中継。今でもネットで録画を見ることができる。


会場風景

真剣な表情で生中継

 プログラムは、次の通りで、よく知られたダム好きとダムの専門家をミックス。最後は講演者が全員そろってトークショー。

1.「Dam Prism ―ダムプリズム− 」
    ダム王子  HP“DamJapan”

2.「地元とともに−感動・情熱・メッセージ−」
  水野 良  ヒゲの所長:畑川(京都)、留山川(山形)ダム等

3.「ダムのみる夢」
  夜雀  ダム大好き・ダム愛好家  HP“雀の社会科見学帖”

4.「新たなダムの楽しみ方」
  廣池 透  明日の池ちゃん(ダム協会)

5.「ダムでこんなことできたらいいな」
  萩原 雅紀  ダムフォトグラファー  HP“ダムサイト”

6.「ダムと景観」
  柏木 順  ダムの指南役(ダム堰施設技術協会)

7.ダムファンvs専門家 トークショー
  パネラー 講演者  司会 川崎秀明(ダム工学会)、中野朱美(ダム協会)

 総合司会の中野さん(ダム協会)の開会の言葉があって、いよいよ講演が始まった。詳細はUSTREAMで録画を今も見ることができるので、そちらに任せることにして、今頭に残っていることをいくつか。

 琉さんは、パソコンがマックで、Windowsパソコンではない。支障なくプロジェクターで映し出せるかどうか、事務局の方では心配したようだ。開催の2、3日前に、マックのノートパソコンを持ってきてもらって、テストをしたようだが、それも手違いがあってうまくテストができなかった。でも当日は順調で、取り越し苦労だったのか。琉さんはまるでタレントと見まごうような姿で、人気があるのだろう。ある人が女性客が多いのもそのせいだと言っていた。


琉さん

琉さん

 水野さんは、少し前に畑川ダムの所長だった。試験放流の際にダム好きがだいぶ見に行ったからだろうか、ダム好きにも知られた存在のようだ。だいぶ前のことだが、ダム技術者でトークショー向きの人がいないか探したことがあったが、多くの人が「水野さんがいい」と言っていたのを思い出す。ともかく「おもしろい」と。今回プレゼンテーションは留山川ダムについてだったが、膨大なPPを用意していたにもかかわらず、時間の制約で、半分も発表できなかったのは残念だった。だが、おもしろさの片鱗は見せたように思え、再挑戦を期待させた。


水野さん

水野さん

 夜雀さんは、風邪をひいたと言って、始まる前から元気がなかった。そして、出番になって、佐久間ダムの話だったが、はじめは声に力なく、やや心配になってしまった。しかしだんだんと調子が出て、やがていつもの夜雀さんの調子に戻った。あれは、だんだんと盛り上げていくための意図した演技だったのだろうか。それにしても夜雀さんの講演を聴いていつも思うのは、内容もさることながら、それを説得力を持って訴える、プレゼンテーション能力の高さだ。


夜雀さん

夜雀さん

 廣池さんは、いつも一緒に仕事をしていていわば空気のような存在で、講演を聞く機会もなかったが、意外と言っては失礼だが、結構話がうまいということを発見。それなら、こういう機会をどんどん作って、積極的に出演したらいいのでは。


廣池さん

廣池さん

 萩原さんは、もう半ばプロのような感じだ。内容がぎっしり詰まっていて、それをテンポのいい語り口でこなしていく。ダムの今後の方向性を含めて、いいことをたくさん話してくれたように思う。「工事の見学会は、新聞記者が取材に来るようなイベントの時に」とか、「工事スケジュールの詳細を情報発信する」とか、「工事の展望スポットを広報する」とか、参考になりそうなことがたくさんあった。文字にしてくれると多くの人の目にとまって、実現しそうな感じがする。ダム日本にでも書いてくれるといいのに。いつもながらのプレゼンテーションだった。


萩原さん

萩原さん

 そして柏木さん。水機構(公団)で長くダムに携わってこられたダムの専門家。ダム技術者だが、その語り口は、なめらかで、ソフト。内容は日吉ダムの景観の話だった。日吉ダムは、優れた景観を創出したとして日本建築学会賞を受賞したが、これはダムでは唯一ではないかと。確かに景観的に優れていると思うが、なぜそんないい景観のダムができたのだろうか。聞いていてそういう疑問が生じてきた。それは次回に期待。


柏木さん

柏木さん

 最後は、全員でトークショー。川崎さんと中野さんが司会。司会が質問をして、順番に回答。何となくトークショーの感じが出ない。ある人が何か言うと、それに反応して別の人が何か言う、これの繰り返しで、どんどん話が発展していく。そんなやりとりを期待していたのだが。出演者が8人、それに対してマイクは3本だったように思う。全員がマイクを持てるぐらいにしないと、活発なやりとりは難しいだろう。


トークショー、着席

トークショー

 ともかく、あっという間に時間が過ぎて、「with Dam☆Night 2013」は終了。この後有志で、近くの店に移動して懇親会。こちらも思いの外参加者が多くて、予約数を超過してしまった。終電にぎりぎり間に合って、無事帰宅。出演者の方、運営をされた方、客席の皆様、お疲れ様でした。

(2013.7.5、Jny)
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