この6月1(木)、兵庫県川西市にあります独立行政法人水資源機構一庫ダム管理所ホームページに、「プライベートダムカードのご案内」と題して、楽しみな記事が掲載されました。
私も、早速ダムカードを入手し拝見しましたが、利水補助バルブからのクロス放流がクローズアップされ、かつ放流水面に虹を映し出すべく日頃からシャッターチャンスをうかがい、ついにドローンを使って想いが叶った職員一同の苦労作とのことです。
聞けば、遠路はるばるダムを見学しながらダムカードを貰いに来られる皆さんに、通常のカードの他に、バリエーションを持たせたダムカードを配布できないものかとの職員の熱き想いにより考案された「おもてなしカード(投稿者が勝手に名付けた名前です。あしからず)」です。 春・夏・秋・冬の季節ごと発行され、それを全部集めると記念カードを別にいただけるとのことです。
投稿者である私は、一庫ダム建設時代に新婚旅行で訪れた黒部ダムの大パノラマ放流を目のあたりにし、一庫ダムでも放流規模は大きく異なれど可能な範囲内で出来ないものかと想像を巡らし、設けられたのがこのクロス放流設備であり、生みの親の一人として30年を経た今この訪れを素直に喜んでいます。
どうか、ダムを愛する多くの皆さんが一庫ダムを訪問され、この「おもてなしカード」を手に、空のブルー〜堤体・クロス放流水のホワイト〜山のグリーン〜減勢工水のブルーと調和のとれた美しさを満喫されながら、心身ともにほんわりしていただけたらと願っています。
ただし、クロス放流は毎日ではありませんので、一庫ダムHPでご確認願います。
※クロス放流とは、2ヶ所の利水補助バルブからの放流水が交差し、見事に一つになった放流姿を言い、投稿者は勝手に「絆・放流」とも称しています。
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