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ダムインタビュー(51)
安部塁さんに聞く
「新しい情報を得たらレポートにまとめてダム便覧に寄稿しています」

 安部塁(あべるい)さんは、当協会が任命しているダムマイスターとして、その第一期から現在に至るまで活発に活動してい頂いている、よく知られたダム好きさんです。

 当協会のホームページに、投稿写真803基2987枚、掲載記事は36件と、たくさん写真や寄稿文をお送り頂いております。ひたすらダム巡りをされながら、詳細な調査とユニークな視点からとりまとめたレポートは、大変貴重なもので、多くの読者を得ています。

 今回はその安部さんに、ダム好きになった理由、「位置未確認ダムを探して」という一連のレポートを始められたきっかけなどを、ダム巡りの話題とともに伺いたいと思います。
(インタビュー・編集・文:中野、写真:廣池)



ダムに接する機会

中野: 安部さんが初めてダムをご覧になったのは、いつごろしょうか?

安部: 2000年頃です。以前から山菜やキノコが好きでよく山に出掛けていました。今もそうですが、山に入ると方向感覚が失われてしまいがちなので、安全のために「道路から3m以内」とか「あのダムが見える範囲」などとルールを決めていつも位置確認をしていました。

中野: 山菜採りに行って山で迷うと困るので、ダムを目標にされていたのですか。

安部: 自分の場合、採った山菜やキノコを食材として調理して…という話ではなく、この植物の名前は、「○○○」であるということを覚えることに興味を持っています。あえて自分で採取した山野草を食べる必要もないので、採取しないで写真に撮るだけです。デジタルカメラも普及し始めた頃でしたので、その中でダムも撮影対象となったのかもしれません。

ダム巡りを始めたきっかけはウルトラQ

中野: それが、ダムを巡りのきっかけになっていくのでしょうか。

安部: 実は子供の頃から見に行ってみたいと思って探していたダムがあり、そのダムの実物を見てみたいと思ったのがダム巡りのきっかけです。それは、『ウルトラQ』というTV番組で、ダム湖に落ちた隕石の中から怪獣ガラモンが出現し、ダムを破壊して東京に向かう…というシーンで壊されたダムなんですが。実際にTVで見たのは、おそらく再々放送ぐらいの時期だったと思いますが、それがずっと印象に残っていました。

中野: 怪獣に破壊されたダムは、どこにあるのかと興味がわいたわけですね。

安部: 「撮影用に巨大なセットを作るはずはないので、モデルになったダムが国内に実在するはずだ」と、思っていたのです。今ではネットで検索すると、すぐに結果わかる時代になりましたが、当時はまだそのような環境ではありませんでした。確かストーリーの中では、「クマガヤダム」いう名前のダムでした。

ウルトラQに登場したダムは田瀬ダムか?

中野: なるぼど、調べてもそのような名前のダムは日本にありませんね。

安部: 後に『ウルトラQ』がDVD化されて販売されたので、知人と「ガラモンが登場したダムはどこか?」と話していた時に「あれは田瀬ダムだよ」と言われたのがきっかけで、実際に見にいくことにしました。


田瀬ダム

中野: その方は、よくわかりましたね。

安部: 彼は出身が岩手方面だったので「田瀬ダム」を知っていてそう言ったのだと思います。それが2002年の頃でした。

中野: すると初めて見に行ったダムが田瀬ダムですか?

安部: 意識してダムを見に行ったのは初めてでした。怪獣に破壊されたダムは、忠実に再現された模型であるとしても、実写部分のモデルとして登場したダムがどこかに存在するということに強く惹かれるものがありました。当時は、今のようなCG技術はありませんから、ロケで撮影した画像と特撮を組み合わせて作品にしていたようです。


ダムについて詳しく調べるようになった

中野: 特撮のダムの模型は実物を忠実に再現しているのでしょうか。

安部: 田瀬ダムを見てみると、発電所の位置もほぼ合っているようです。しかし、よく見るとゲートの数が違うし、どうやらモデルのダムではなかったのです。くやしいので、地図をたよりに近くのダムにも行ってみることにしました。当時はあまりダムの事を知らなったので、御所ダムを見た時も、どうして石積みで水が抜けないのか不思議な感じをもちました。そこからダムの種類についても調べるようになりました。
 湯田ダム、四十四田ダムなどもそのときに行きました。こうして何基かダムを見て廻ると、ダムが持っている魅力を感じるようになりました。それまでは、ダムというのは単に水力発電所の水を確保するために建設されたという程度の知識しかありませんでした。しかし、ダム巡りを重ねて、ダムに設置してある看板や標識、パンフレットなどを通して、ダムについてすこしずつ勉強し、理解できるようになったと思います。

中野: 続けてダムを見ていく中で、どんなことを考えるようになりましたか?

安部: ダムにはいろいろな型式や目的があることを知り、驚きました。それまでは、発電所の一部分のような認識しか持っていませんでしたが、農業にも役立つし、水道水にもなります。またデザイン性にも優れた構造物だと思うようになりました。管理所等で頂いたパンフレットを見たり、展示されているパネル等でダムの構造のことを知ったり、役割を知ったりして、とても勉強になったと思います。

ガラモンが壊したのは須田貝ダムだった


須田貝ダム


中野: 最初は探していた目的のダムにはたどり着けなかったけれど、それがきっかになって次々にダムを見ていくようなったということですか?

安部: そうですね。実は、「ガラモンが壊したダムはどこだ?」と、同じことを考えた人は何人もいるようです。実は、私が答えを出す前に他の方がネット上に正解を公表しています。それを見て、私の目的のダムは群馬県の「須田貝ダム」であることがわかりました。
 ここでロケが行われたのは、昭和40年頃ですから、このダムが「楢俣ダム」と呼ばれていた頃だと思います。その後、新しく奈良俣ダムが出来たことで、楢俣を改名して須田貝ダムになったということです。
ダムカードの登場でダム巡りが楽しみに

中野: ダム巡りの楽しみ方としては、他にどういうものがありますか?

安部: ガラモンの謎が解けたところで興味を失いかけたのですが、ちょうどその時、ダムカードなるものが配布されるようになりました。ダムに行かないと手に入らないというところが面白そうなので、今度はこれをできる限り集めてみようと思いました。つまり、もっとダムに行こうと思ったのはダムカードの存在です。ダムに行けば行くほどカードが増えてくるというのが大きな楽しみになりました。

安部塁というハンドルネームについて

中野: ところで「安部塁さん」というハンドルネームの由来を教えて頂けないでしょうか。こちらはダムと係わりがあるのでしょうか。

安部: 実は、柄にもなく昔からフランス文学が好きよく読んでいました。そんな関係で「塁」は「ルイ○世」のルイからつけました。「安部」は、東北地方、胆沢ダムあたりで勢力をもっていた蝦夷のリーダーに、阿弖流為(アテルイ)という人物がいたということを高橋克彦・小説「火怨」を読んだことで知りました。坂上田村麻呂ひきいる朝廷軍の逆襲に、命を捨てて蝦夷の未来を救ったアテルイは不屈のリーダー、英雄と言われていました。そういうことで何か格好の良い名前はないかと考えた時、思いつきました。このハンドルネームは、私のイメージで勝手につけたもので、漢字もあて字です。


中野: 全然想像がつきませんでした。他のダムマイスターの方々は、HPを立ち上げて発信しておられるようですが、ご自身はHPを持たない理由はあるのでしょうか。

安部: 私は、後発組なので、ダムに興味をもった時にはすでに皆さんはすごく凝ったHPを立ち上げておられたので、今更私のHPはなくてもいいかと思い、今に至ります。

ダムを見ること、ダムを撮ること

中野: 以前、だいさんにインタビューした時、ダムに行くほうが楽しいから、HPはやりません。むしろダム便覧が情報発信のためのツールになっていると話されていましたが、安部さんも、同じようにして記録写真や感想を残していこうと思われたのですか?

安部: ダムに行き始めた頃は、HPのことはまったく考えていませんでした。写真もデジタルカメラが普及し始めていましたが、画質も100万画素程度のもので、少し値段の高いおもちゃみたいなものでした。今はすでに製造販売が中止されたAPS式のフィルムカメラが主流になりつつあった時期です。100万画素のものは、パソコンのディスプレイで見るだけであれば問題ありませんが、プリントアウトではフィルム式のカメラには太刀打ちできなかったのです。


第2回日本ダム協会写真コンテスト優秀賞
安部塁 「鳴子ダムの観光放流」

中野: 安部さんは当協会の写真コンテストの常連で、鳴子ダムで優秀賞、大門ダムが入選と2回にわたり受賞されておられますが、ダムの写真を撮るのに、狙いとしていることはどんなことですか?例えば時間とか、季節とかがありますか。

安部: とくにそういったこだわりはなくて、あるダムのその時々の時間を切り取ることができるような写真を撮りたいと思っています。例えば、条件が悪い(曇りなど)のであれば、条件が悪かったことを残せるような画像にできればと思っています。普段は、だいたい1基あたり50枚くらい撮影します。

中野: ダム写真の撮り方でお手本にしている方はいらっしゃいますか?
安部: 灰エース様と、けんさん様です。お二人ともお会いしたことはないのですが、参考にさせていただいています。とくに灰エース様の写真はダムに行く前に必ず参照しました。また、けんさん様は、広島の方でダムの他に鉄道などの分野にも詳しい方です。カメラの技術にも造詣が深い方です。

中野: 灰エースさんが撮影されたコスモスが咲いている「須田貝ダム」はウルトラQに出てくるダムと一緒ですね。また、けんさんの「温井ダム」の写真は2013年当協会発行の写真集「美しい日本のダム」の表紙になっていますね。

須田貝ダム(撮影:灰エース)


写真集「美しい日本のダム」
803ダム2987枚の投稿写真

中野: 現状では、ダム便覧への投稿写真が803ダム2987枚ですか、今までに何基行かれましたか?ダム巡りをする時にダム便覧は役に立っていますか?

安部: 行ったダムはだいたい900基くらいになっています。ダム便覧には、「めぐダム」(巡ったダム)を示す地図があって自分が投稿したダムが確認できて便利です。

注:「めぐダム」(巡ったダム) 「まだダム」(まだ巡っていないダム)がGoogle Map 上に表示される。http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/MPMeguMada.cgi?pa=AR

中野: ダム巡りでは、月に何回、一日に何基くらい回られるのですか。

安部: その月によって違いますが、平均すると月2〜3回で、一日5〜6基でしょうか。ダム巡りを始めて14年くらい経ちます。協会のダム便覧が出来たのが2002年6月ですから、ほぼ同じ歩みをしています。

ダムを見てストレス解消

中野: ダムのどういうところが好きで、ポイントとしてよく見られますか。

安部: 基本的に大きな建造物なのでその大きな姿と、水の美しさでしょうか。ダムの放流などを見ていると、ストレス解消にもつながると思います。ホッとするひと時で1週間の疲れがとれるようです。

中野: 好きなダムを挙げるとしたら?

安部: 実は協会のホームページでやっている「ダム百選」には、どれがいいのかわからなくて、一度も投票したことがないのです。好きなタイプのダムということですが、大きな堤体で川の本線を止めているような池田ダム、玉淀ダムのようなダムが好きです。また、絶対に行きたくないダムというのもあります。和歌山県に新池というアースダムが2つあります。いずれも現役の農業用ダムですが、1つは道もなくて怖くて二度と行きたくないダムです。

レポートは忘れないうちにまとめる



中野: たくさんレポートも書かれておられますが、文章は書き慣れておられるのですか?
安部: 文章は、「書く」よりも「読む」場合の方が多いと思います。ネット全盛の時代にはなりましたが、新聞には毎日目を通します。ダム便覧のレポートは、ダムに関して気になったことを少しずつまとめているうちに溜まったものです。

中野: ダムのレポートは写真も文章も大切ですが、どのように取材されておられるのですか?

安部: ともかく忘れないうちに書くということです。現場では、数字的なものくらいしかメモはとりませんが、ダム便覧の「このごろ」に寄稿するような短編のものは、だいたいは行った翌日には書いてしまいます。

注:安部塁さんが寄稿したダム便覧の記事
「このごろ」http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/DMKTMokuji.cgi?b3=024&sy=k
「テーマページ」http://damnet.or.jp/cgi-bin/binran/DMKTMokuji.cgi?b3=024&sy=t

中野: 「このごろ」に、投稿された「郵便消印に描かれたダム」の記事がありますが、あれはどういうきっかけだったのですか。

安部: 郵便局では地元の名産品などをスタンプに刻みこんで、希望者に発送するサービスがあるということで、調べてみたら、切手や風景印のマニアの方がデザインに関係なく集めておられるそうですが、その中にダムもありました。発見したものでは「日吉ダム」「鳴子ダム」「小河内ダム」などがありました。まだ見つけていないものもたくさんありそうです。



大きな目的は、位置未確認ダムを探すこと

中野: ダム便覧の「テーマページ」に「位置未確認ダムを探して」というレポートを継続して出して頂いておりますが、これはどういうきっかけで始められたのでしょうか?

安部: 小さな溜池のようなものは、ダムであっても位置が不明なものが相当にありました。やはりダムの位置が不明であるというのは、気になるところであり、実際どうなっているのかを知りたいという好奇心がきっかけです。

中野: 最初に探索されたのは「岩坂池」でしょうか?

安部: そうですね。「岩坂池」を探していた時は、地元の方から話を伺いました。そのことを以前、ダム愛好家の夜雀さんに話した時に、ダムを見て、新しい情報を得たらレポートにまとめてダム便覧に寄稿するようにという強い勧めというか、ご下命もあったので、それ以降、なるべく寄稿させて頂くようにしています。

中野: 位置未確認ダムは、その後、次々に探索されておられますが、どのようにしていますか?一度で見つかるものでしょうか?何度も行ってようやく見つけたというのもありますか?

安部: 一度で判明したのは、「寺谷池」のケースくらいです。通常は、複数回現地に行きます。とても効率が悪いです。最初の頃は、地図にある複数の候補地に行って見るという方法でしたが、最近は地形図などを参考にしています。結局、地元の方に聞いてみるのが一番早い方法です。しかし、このようなアースダムがある場所は、ほとんど過疎化が進んでいてまずは話を聞く「地元の方」を探すのがとても困難な状況です。

中野: 位置未確認ダムは京都とか大阪とか地域が偏っているように思えるのですが。


安部: ほとんどが農業用の溜池、アースダムですが東日本は確認済みが多い感じで、西日本ではもともとの母数が多いみたいで未確認のものが多いようです。

ダムのことをもっと知ってもらいたいから応募したダムマイスター

中野: 写真もレポートもたくさん投稿いただき、当協会のダムマイスターとして第一期からご活躍されておられる訳ですが、この制度に応募してみようと思われたのは、どういう理由でしょうか?

安部: ダムをもっと世間一般の人に知ってもらいたいと思ったからです。去年、夕張シューパロダムに行った時に、施工会社の方から、学校でお父さんは悪い仕事をしていると聞かされ、お嬢さんが悲しい思いをしたという話があり、ダムを悪者だと教える先生がいることに驚きました。

中野: ダム反対を唱える方の中には、ダムの役割をよく知らずに反対する一方的な意見も見られるように思います。ダムマイスターの方からも、実態に即した情報発信をして頂ければと期待しております。

安部: 関西では一時、洪水が起きるのもダムが放流するせいだとする声もあったようですが、夜雀さんなどの精力的な情報発信などもありましたし、最近ではメディアもだいぶ変わってきたようにも感じます。自分の行動を通じて、多くの日本人がダムに抱いている誤解…例えば、税金のムダ遣い、環境破壊、自然破壊、無用の長物等といった偏った思い込みによる批判を少しでも解消できればと思います。

ダムマイスターとして今後やってみたいこと

中野: 日本ダムアワードもそうですが、ダムマニアの方が盛り上げて、発信してくださるととても影響があります。ダムマイスターとして活動されている、他のダムマニアの方のことはどのように意識されていますか? また今後やってみたいことなどがあれば教えてください。

注:日本ダムアワード
 萩原雅紀さんの企画で2013年末にお台場で開催された「ダムナイト〜日本ダムアワード2013〜」で、その年活躍したダムの中から「放流賞」、「イベント賞」、「低水管理賞」、「洪水調節賞」の各賞が選ばれ、さらにもっとも印象的な活躍をした「ダム大賞」が選ばれた。ダム大賞の栄誉に輝いた日吉ダムにはトロフィーが贈られた。


日本ダムアワード2013で日吉ダムにトロフィー
安部: そういうことで、特別な意識を持ったことはありませんが、だいさんにはダムの訪問数で負けないように、また目標とするなら安河内さんのような精力的な人になれればと思っています。
 具体的なダムについていえば八ッ場ダムや南摩ダムは建設がこれからですので、現実にどのように施工されていくのかに興味があります。例えば、一つのダムを着工から竣工まで定点観測みたいなことができればすばらしいと思っています。残念ながら、今は新規に着工されるダムは少ないのが悩ましいところです。

ダムの将来について

中野: おっしゃるように我が国では、今はダムの新規事業がほとんどありません。こうした現状をどのようにお考えでしょうか?

安部: 特に昨年の京都豪雨に際しては、大戸川ダムが完成していたら、被災者がもう少し減っていたはずだと思っています。たぶん、関西では多くのダム愛好家の方がそう感じたはずです。計画があっても何らかの問題があり、検証の対象となっているダムについては、本当に早く着工しなくても大丈夫なのかと心配です。

中野: 将来の日本のダムについて、こうあって欲しいという方向性がありますか?

安部: 関係者以外立ち入り禁止になっているダムがよくありますが、私見としてはもっと広く、一般に開放して欲しいと思っています。さらに営利的なことも、もっと行ってよいのではないかと思います。例えば、有料展望台、キャラクターグッズの販売等です。宮ヶ瀬ダムでは、堤体内のエレベータは無料ですが、景色を見ながらダムを上れるインクラインは有料です。お金を払ってインクラインに乗る人はたくさんいます。宮ヶ瀬ダムは、周辺地域も含めて年間100万人もの観光客が訪れているそうです。それも一つのヒントになるのではないでしょうか。

中野: 本当に、ダムに人が沢山くるようにしたいですね。

安部: 実際にダムに行けば、その大きさが実感できますし、ダムの働きについての理解も深まります。ダムに行かずして「ダムはムダ」とか言ってもらいたくないですね。


中野: これからも、ダムを紹介するような場が増えると良いですね。そういう意味では、ダムマニアの方や、ダムマイスターさんの活動がもっと活発になると良いですね。

安部: そういう機会が増えてくれれば、ぜひ参加したいと思います。自分ではもっといろいろな方と協力して、少しでもダムを知ってもらえるような機会を増やせればと思っています。

中野: これからもダムをますますいろんな方向で広めていって欲しいですね。
 本日は、楽しいお話を有り難うございました。



(参考) 安部 塁(あべ るい)さん プロフィール

2002年頃/ウルトラQで見たダムを探して、ダム巡りを始める。
2005年/ダム協会写真コンテスト優秀賞受賞。
2009年/岩坂池(当時位置未確認ダム)について調査結果を公表し反響を得る。以後15基以上の位置未確認ダムに関するレポートを発表。
2010年/ダムマイスター就任、以来第3期まで継続。
2014年/800基以上のダムを踏破。次は、大台1000基を目指す。

(平成26年9月作成)
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 (安部 塁)
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