濱口: もう一つ、国土庁の時に、国際的な水関係で、フランスのマルセイユに本部があるWWC(World Water Council)による「世界水フォーラム」という動きが出てきました。WWCというのはNPOです。国際的な組織ではありますが、国連の機関ではありません。国連機関にUNDP(国連開発計画)がありますが、なかなか水のことが対応できないこともあって、NPOが非常に大きな役割を果たし、NPO主催で閣僚級を集めて国際会議をするようになってきました。この会議を日本でもやろうという動きになって、京都で第3回の世界水フォーラムを開催することになりました。その準備を当時、水資源計画課で担当しました。